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Posted: 22 Feb, 2023 @ 7:42am

戦闘よし探索よし恐怖よし謎解きよしと全体的に高水準。
サイレントヒルやバイオ、デッドスペースなど著名なホラゲーをリスペクトしたゲームで、特にサイレントヒル色が大分強く、あの手の考察ホラゲーが好みなら特にオススメ。
ただ、本家と比較にならないくらい考察ありきなゲームなので、ストーリーを楽しみたいのであれば自身で考えたり他のプレイヤーの考察を参考にしたりする必要があります。

ゲーム性としては難易度ノーマルでも考えなしに弾薬を使っていると枯渇する。
敵を倒すか躱すか。アイテム所持数も6個までなので常に取捨選択がつきまとう。
拡張性もないのでアイテムを丁寧に回収していくとアイテムBOXを行ったり来たりにもなりがち。
初代バイオリメイクよろしく、倒した敵が結構な確率で復活するのでスルー選択も重要に(死体を燃やして復活を阻止するアイテムも勿論あり)。

マイナス部分は目に悪い演出が多い事。真っ赤な画面一色にテキストが表示されたり。
セーブ時もこの演出が採用されているのでその都度、目を痛めてしまいます。
「オートセーブなし、死亡した場合の直前コンティニューなし、手動セーブのみ」という仕様なので、必然とセーブ数が多くなるゲームシステムとも相性が悪く……。
これもサイレントヒルを踏襲した演出だと理解はできるのですが、リアルダメージが入るのでこれだけは最後まで受け付けませんでした。

上記以外は問題なく、俯瞰型ホラゲー、考察ゲーとして素晴らしい作品でした。
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