129 people found this review helpful
1 person found this review funny
3
8
2
4
Recommended
0.0 hrs last two weeks / 130.4 hrs on record (100.4 hrs at review time)
Posted: 1 May, 2022 @ 5:17am
Updated: 17 May @ 7:36am

★追記 エラーやクラッシュ、トリガーが反応しにくい不具合があった方は下記の解決方法をお読みください

ぎゃるがん2を最大限に楽しむならVR!
VR機器を用意してVRでプレイすることを強くオススメします。
プロトタイプである「ぎゃるがんVR」にストーリー要素を追加してHENTAIを磨きあげて完成したものが「ぎゃるがん2」。
ゆえに、操作やゲーム内容もVRでこそ活かされるように作られています。
モニタ画面(デスクトップモード)でも遊べますが、MetaQuest3などSteamVRが動作できるVR機器で購入して遊ぶのが良いです。

VR動作にはDLC『Doki Doki VR Mode』が必要で、steamセール時を狙って『Doki Doki VR Mode』込みの『Gal*Gun 2 - VR Bundle』購入がよいでしょう。

以降はすべてVR前提のレビューで書きます。


負けも一興!ちょっとエッチなシューティング
シューティングでは、学園の女の子達から襲われるためフェロモンショットで女の子をばったばったと昇天させます。
女の子達もラブレターを渡してきたり、押し倒してキスを迫ってきたり、遠くから文字を飛ばしてきたり、ミニ悪魔が憑いた女の子から股間を踏まれたりします。
これをVRで体験すると...楽しいことになります。
攻撃を受けすぎると負けてしまいますが、その場から何回でもリトライ可能ですので、是非いっぱい負けてください。

シューティングの難易度は優しく、シューティングが苦手な人でもストーリー進行が詰まることもないと思います。

移動は特定の場所にだけ表示している「主人公の3Dモデル」をフェロモンショットで撃つ事でその場所に移動するタイプで、移動の瞬間は視界の暗転を挟む処置もしているため酔いやすい移動はありません。
左右に90度向きを変えるスナップターンがありますが、他作品のVRゲームでも同じことが言えますがスナップターンを連打すると酔うかもしれません。

基本となるフェロモンショットは、シンプルに一回トリガーを引くと一回撃つだけです。
リロードやチャージ機能や自動連射機能はなく弾数制限もありません。
右手のVRモーションコントローラーを動かして視界に映る照準アイコンで狙ってフェロモンショットを撃ちますが、
単純に銃口の発射先に照準アイコンが表示しているわけではなく、「HMDの視界から見える範囲」も少しだけ影響を受けて補正される感じになりますが
別段難しくなっているわけではないのでご安心ください。

デビルスイーパーは、左手のVRモーションコントローラーを動かして
ミニ悪魔や体力回復のしあわせ君や文字攻撃を吸い込みます。

デビルスイーパーを改造してレベルアップすると女の子の衣服も吸い込んでしまい
女の子を下着姿にします。


そしてデビルスイーパーの握り部分はフィギュアなど置物と干渉できるので、探索ミッションでは邪魔な物を動かしたい時に役に立つかもしれません。(※人物には干渉できず)
左利きの人は、オプションのVR設定からコントローラ反転をONにすれば、左手にフェロモンショット、右手にデビルスイーパーにできます。

女の子の弱点ですが、のうち一か所だけ弱点があり、各個人で弱点は異なります。
照準アイコンで狙うと「ハッ!!」「キュン!」「ビクッ!」「ドキッ!」と弱点がわかるようになっています。
約70人ほど女の子がいますので、『あの子は足が弱点で、この子は胸が弱点だ!』と弱点を覚えてゆくのも一興です。

女の子の昇天には『目がハート昇天』というものもあり
女の子へ(現実世界で実際に歩き)近づいて照準アイコンを女の子に当てながら 女の子の顔を近くで見つめると
照準アイコンがハートゲージに変わります。
女の子の顔を見続けてハートゲージが溜まると、女の子は『目がハート状態』になります。
『目がハート状態』になると全身が弱点となり、周りの女の子も巻き込んで目がハート昇天にすることができます。

ちなみに『目がハート』状態の女の子は
・女の子のを近くで見つめる
・女の子のを近くで見つめる
で恥じらいの反応があります。

シューティングは
女の子に憑いたミニ悪魔を吸い込んで女の子を昇天させることをメインとした「シューティングパート」の他に「探索ミッション」や「防衛ミッション」があります。
探索ミッションはVRでは意外と難しく、場合によっては現実世界でジャンプしたりして棚の上を探したりします。

シューティングだけじゃない! おバカでコメディな会話も魅力の一つ
PV映像だけを見るとシューティングだけと思われそうですが
ストーリーシナリオのミッションを進めるとキャラと会話もあり、プレイヤーも選択肢を選んで返答したりします。
会話はおバカな事が多く、ギャルゲーのお約束ともいうべきおバカな選択肢もあり
VRでは「美少女ギャグコメディアニメ」の世界に居るようなコミカルな面白いやりとりが体験ができます。
会話自体は長々とはせずVR作品でありがちの「会話が長すぎてプレイヤー棒立ちで退屈」はめったに無く、ちょうどよい長さです。
(メニューを開いて会話パートをスキップすることも可能です)

選択肢によって、ストーリーのルートを決めるようなことは無く、女の子の好感度が変わることもありません。
ストーリーのルートは主に「りーす」「なな子」「ちる」3つのハートマークアイコンの依頼をクリアするタイミングによって決まります。
「なな子」「ちる」のシナリオイベントを進めるには好感度を上げる必要があり、お菓子をあげることで好感度が上がります。

「学園の自席」や「帰宅後の自室」ではメインヒロインにフェロモンショットを当てると、お菓子をあげたり雑談を聞くことができます。
雑談の内容はストーリーシナリオのタイミングによって変わり、マニアックなゲームネタなど個性が感じられる話が多く面白いです。

女の子に視線を向けて恥じらう姿を楽しもう!
「呼び出し」は女の子を電話で呼び出して話を聞いたりプロフィールを見たり妄想などを楽しむことができるものです。
そして呼び出しでは、女の子に(現実世界で実際に歩き)近づいて女の子の体に視線(HMDの正面)を向けることで恥じらいの反応が楽しめます。
反応する体の部位は
パンツ
の5つがあり、「好感度がMAXではないとき」「好感度がMAX」の2種類の反応があります。

注意点としては
  • 視線をそらさずに部位に長く見続ける事で3段階の反応があります
  • キャラがセリフを発言している間だけは例外で、セリフを発言している間だけ視線を外しても段階的な反応は持続します
  • パンツの反応は、ひざの高さより下に頭(HMD)を動かすと良いです
  • 両足のあいだの空間は足の判定にならず
  • 「好感度がMAXではないとき」は3段階目の反応で好感度が下がります
  • 好感度が一番低い状態でデビルスイーパーで衣服を吸い込んだり、3段階目の反応をさせると一発退場です(電話にもしばらく応じてくれません)
  • 何もしないとたまに女の子が"独り言"を言うときがありますが、主人公の自室限定の"独り言"があります。
見逃しやすいですが、小さいりーすにフェロモンショットを当てると女の子のプロフィールが見れて、三角マークを撃つと詳細も見れます。

妄想(ドキドキモード)ですが、波紋エフェクトが出ている部位以外を16回フェロモンショットを当てると体勢を変えることができます。

とても見逃しやすいですが
帰宅後の自室やプール(夜)で呼び出しを終了した直後限定で、自室のりーすにフェロモンショットを当てると
その女の子についてりーすの一言コメントを聞くことができます。りーすの昔話や私生活も聞けたりするので是非聞いてみましょう。

小ネタ
  • メインヒロイン以外の学園の女の子達は日替わりで下着の柄が変わります
  • 女の子の体操着のブルマは稀にはみパンもあります
  • 女の子の文字攻撃は現実世界で実際にしゃがんで回避も可能です
  • DLCの巫女服は靴が下駄になるため足音が変わります
  • メニューボタンを長押しすると立っている位置をリセットします
  • VR動作中でもキーボードのキー押しで一部操作は可能です
  • 幽霊ちゃんがいます。某ミッションをクリアすると呼び出しも可能です

悪い点
  • VRへ完全に最適化されていない
    VRでは一部ストーリーシナリオを進めるとイベント中に突然暗黒空間に飛ばされ目の前にそのイベントの一枚絵が表示されます。
    デスクトップモードのモニタ画面で遊ぶ場合は問題ありませんが、VRの場合は上記の通りで興ざめしていまいます。
    ぎゃるがん2のVR動作で一番悪い点です。

    またキャラクターは他者へ顔と視線を向けたりしますが
    ストーリーシナリオの一部だけですが顔と視線を向ける設定がデスクトップモード用のままになっている所がいくつか見受けられました。

  • 防衛ミッションが退屈
    防衛ミッションは待ちぼうけで待機する割合が多く退屈でつまらないです。
    防衛する時間もやたらに長く、ミニ悪魔を吸い込む→待つ→ミニ悪魔を吸い込む、の繰り返しで単調です。

  • PC環境によってはクラッシュしてゲーム起動・進行ができない
    下記に解決方法を載せましたが、公式で解決方法をきちんと公言してほしいです。
★不具合と解決方法
  • 起動直後のLoading中にクラッシュする
    MetaQuestのSteamLinkアプリで遊ぶ場合で発生します。解決方法は今のところありません。
    代案としてMetaQuestのMetaQuestLink(AirLink)、またはMetaQuestのVirtualDesktopアプリのPCVRが遊べる機能でプレイしてください。

  • 起動から1分後にクラッシュする(その1)
    環境変数[OPENSSL_ia32cap]を作り変数値[~0x20000000]にすると解決します。
    情報元:
    https://tonchikiroku.com/gpd-win-max-review/#outline_1__9
    https://www.dell.com/support/kbdoc/ja-jp/000186935/virtual-reality-vr-games-may-fail-to-run-on-alienware-aurora-r12-and-precision-3650-tower-with-intel-11th-generation-cpu

    windows10のスタートメニューをクリック→設定→システム→詳細情報→関連設定にあるシステムの詳細設定→環境変数(N)を開く
    下段のシステム環境変数(S) の「新規(W)…」を開き、
    変数名(N) に「OPENSSL_ia32cap」、変数値(V) に「~0x20000000」を入力してOKを押す。
    環境変数のウィンドウに戻ったらOKを押す。

    原因:Intel第10世代以降のCPUで、UnrealEngineバージョン 4.13(Sept 2016)~4.21(Dec 2018)で制作されたゲームで遊ぶと起こる症状です。
    https://www.intel.com/content/www/us/en/developer/articles/troubleshooting/openssl-sha-crash-bug-requires-application-update.html

  • 起動から1分後にクラッシュする(その2)
    Windowsのhostsファイルに以下の行を追加すると解決します。※hostsファイルは管理者権限で編集する必要あり。
    情報元:
    https://steamproxy.net/profiles/76561199230199102/recommended/851890/

    windows10のスタートメニューをクリック→「メモ」と入力→表示されたメモ帳にマウスカーソルを合わせて右クリック→管理者として実行
    メモ帳が起動したらファイル→開く→右下の"テキスト文書(*.txt)"を"すべてのファイル(*.*)"にして
    C:\Windows\System32\drivers\etc にあるhostsを開く
    空いている行に
    0.0.0.0 datarouter.ol.epicgames.com datarouter-weighted.ol.epicgames.com
    を入力して、ファイル→上書き保存

  • 起動から1分後にクラッシュする(その3)
    ファイアウォールでぎゃるがん2の通信をブロックすると解決します。(Windows11での報告が多い?)

    設定→プライバシーとセキュリティ→Windows セキュリティ→ファイアウォールとネットワークの保護→ファイアウォールとネットワーク保護→ファイアウォールによるアプリケーションの許可→設定の変更
    ぎゃる☆がん2の左側のボックスに付いているチェックマークをクリックして外す
    情報元:
    https://steamproxy.net/profiles/76561198065934086/recommended/851890/

  • フェロモンショットの連打時などのトリガーの反応が悪い
    MetaQuestのMetaQuestLink(AirLink)でぎゃるがん2をプレイする場合
    フェロモンショットなどのトリガーの反応が悪い症状があります。

    ぎゃるがん2のVRプラットフォーム優先順位をSteamVRにすると解決します。
    情報元:https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gal/1644303115/939
    ※ただし「スティックを押し込まないと選択移動ができない不具合」が発生するため下記の
    『VRモーションコントローラーのスティックが反応せず選択移動ができない』も併用してください。

    C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\GalGun2\Saved\Config\WindowsNoEditor
    のフォルダを開いて、メモ帳でEngine.iniを開いて下記の文章を追加してください。

    [HMDPluginPriority]
    SteamVR=50
    OculusHMD=30
    OpenXR=20

  • VRモーションコントローラーのスティックが反応せず選択移動やスナップターンができない
    MetaQuestでQuestストアのVirtualDesktopアプリのPCVRが遊べる機能でぎゃるがん2をプレイする場合、
    または上記のぎゃるがん2のVRプラットフォーム優先順位をSteamVRにする処置を行い、MetaLink(AirLink含む)でぎゃるがん2をプレイする場合
    スティックを押しこみながら倒さないと選択移動やスナップターンができません。

    SteamVRの「SteamVRコントローラーバインド」機能で、有志作成のコントローラーバインド設定にすると解決します。

    VRコントローラーのシステムボタンを押してSteamVRのメニューを開く→設定(歯車アイコン)を開く→
    コントローラー→コントローラーのバインドを管理→カスタムを押す→他を選択を開く→
    コントローラーバインドのリストの中からスティック問題が解決するバインドを選び「有効化する」を押す。
MODやツール
VRのプレイでは「暗転解除MOD」導入をオススメします。
キャラクターに近づきすぎるとテククスチャを貫通して裏側が見えてしまう弊害がありますが、
キャラクターに近づいても暗転しなくなるメリットの方が勝ります。
  • 暗転解除MOD
    https://steamproxy.net/profiles/76561198257857135/recommended/851890/

  • キャラクターエディター(GG2Editor)
    身長・バスト・ウエスト・ヒップ等のパラメーター値やプレイヤーの体力値などが変更できます
    https://steamproxy.net/app/851890/discussions/0/1741103267292137768/
    ※デフォルト値に戻す機能はないので変更前の数値を控えて元に戻せるように注意してください。

  • VR動作の高画質化
    『Universal Unreal Engine 4 Unlocker』を用いて設定以上の高画質化ができます。
    https://chickenexplosive.blogspot.com/2020/11/2-vrmod.html
    https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/steam/1606739967/609
    RTX3070~RTX4090などグラボの性能に自信のある人にオススメです。
    高画質化の『r.ScreenPercentage 180』の他、ニアクリップの数値変更『r.SetNearClipPlane 0.1』と入力すれば、
    キャラへ近づけすぎた時のポリゴン貫通の弊害を減少させることができます(暗転解除MODと要併用)

  • VRモーションコントローラーのボタンにキーを割り当てる
    これは他作品のVRゲームでも応用できますが、「OpenVR2Key」を導入するとVRモーションコントローラーのボタン押しでキーボードのキー押しが可能できます。
    https://github.com/BOLL7708/OpenVR2Key
    これにより通常のVR動作ではキーボードのキーを押さないとできなかった"背伸ばし"もできるようになります。

総評
VR機器をお持ちの方で、アニメに偏見が無く女の子とわちゃわちゃしたい人は購入をオススメします。逆に、シューティング目的でゲーム性重視・アニメは苦手・おふざけや茶番が苦手・VR機器をお持ちではない方は購入しないほうが良いです
Was this review helpful? Yes No Funny Award