Nedávné recenze uživatele Zoopy

まず1点だけ書きたいことがあります。


「回避方法が頭で分かっていても、回避出来ない」 という状況が長く続きました。
僕のプレイヤースキルが無いからと言えばそれまでですが、この作品はアクション性よりも、世界観やホラー要素を楽しむことに重点を置いた作品だと考えます。
それ故に、プレイヤーの腕のレベルによって、プレイ体験が苦痛にもなってしまうのは残念に感じました。

該当箇所は、翌日まで時間をおいてプレイすることで、比較的楽にクリア出来ました。
ですので、人によっては良いバランスだと感じる方も居ると思います。
僕の意見は、「もう少し簡単なほうが、ラスボス前の緊張感や不安を楽しめる」です。


先に不満点を書きましたが、作品全体を見ると、非常におすすめです。

イラスト調の世界で、どこか調子の外れたような「歪んだ」お化け達が潜んでいる様子は、他のホラーゲームとは一線を画す作りでした。
サウンドの生々しさも雰囲気づくりの要になっており、2Dとは思えない没入感も魅力です。

2D見下ろし型のホラーゲームとして、（上記の難しさも含めて）完成された作品だと感じました。

シナリオ、キャラの作り込み、ボイス、BGM、どれを取っても超一級。
僕のゲーム人生の中で、過去最高のノベルゲームのひとつとなりました。


キャラの個性が際立っており、それぞれの得意分野で御一夜を再生していこうとする姿は、眩しく輝いていました。
内面も強く逞しい女性が多く、とても魅力的でした。

個別ルートでは、メインヒロイン以外のお願いを断らなければならず心を痛めることがありましたが、最後のグランドルートで全てが上手く運びます。

グランドルートは、幸せが溢れていました。

全てのシーンで会話中のキャラが動き、会話していないキャラも瞬きをするという、e-moteを駆使した作りでした。
どのくらい動くかと言うと、人物が集合したシーンで誰かが目を瞑っていないスクショを撮るのが難しいくらいです。

本編と鉄道辞典はフルボイスとなっており、抜群の完成度です。辞典画面でキャラが喋り始めた時には本編以上に感動しました。

また、鉄道辞典は相当量の情報が詰め込まれており、一通り読むだけで鉄道の基本知識が身につくと思います。制作チームの並ならぬ鉄道愛を存分に感じられました。

Steam版はR18部分がカットされています。
しかし、余計な所に気を取られずストーリーを楽しめたので、悪い面ばかりでは無いと感じています。

R18が目的の方はパッチ、もしくはDLSite版などを買いましょう。
DLSiteでは、セールを狙うことで、本体・R18増量パッチ・サウンドトラックを計¥1,500ほどで購入できました。

サウンドトラック・ボイスドラマはwavの1411kbps（= CDの音質）で収録されており、良い音が鳴りました。
音楽として聴くのにも大満足です。

物語の舞台は、九州の熊本県人吉市をモデルとしています。
度重なる災害で被害を受けた方々に応援の気持ちを送ると同時に、
いつか、復興した美しい人吉市で、まいてつの聖地巡礼が出来ることを願っています。

末期医療、15cmしか開かない窓、腕輪の色と識別番号。
物語の全てが僕の生活とはかけ離れていて、それでいて、何故かとてつもない「生々しさ」を感じさせる作品でした。
ゲームの小さなウィンドウを通して、誰かの生き様を覗き込んでいるような、不思議な没入感を感じました。

個人的には、この作品はぜひ若い人に読んでもらいたい、と思っています。
自分の「未来」についての考えが、揺らぐ、定まる、きっかけを与えてくれるような気がします。

また、BGMが素晴らしいです。
この作品を読んでから、僕自身もあてのないドライブをするようになりました。
その時は必ず、このゲームのBGMを流しています。
どこかで、主人公たちと自分を重ねているのかもしれません。
重なるところがあるのか、自分でも良く分かっていませんが。

作中で主人公たちの旅したルートが、多くの方々によって考察されているようです。
いつか僕も、この作品の聖地巡りをしたい。
同じ道を走り、同じ景色を見たい、と心から思っています。
そして、最期は…。

PlayStation3にてプレイしてから約8年…。
とうとうこのゲームがSteamでもプレイできるようになりました。
この場を借りて、開発元のThatGameCompanyの方々、パブリッシャーのAnnapurna Interactiveの方々に心から感謝いたします。
本当にありがとう！

良く動き良く喋るキャラ達が満載です。
ストーリー良し、ボイス良し、システム良し、の良作だと思います。
Vol.1から良く出来ているなぁと思いましたが、どんどん進歩しています。
システム回りもストレスフリーで、セーブスロットが大量に用意されてるのが良いと思いました。
文句なしのおすすめです。ねこパラ信者になりました。

癒し100%の幸せな2時間でした。
NEKO WORKs ありがとう。

実装されているのは5ミッション、1時間もあれば終わると思います。
目的地の方向を向いてWキーを押すだけなので退屈ですが、100kg越えの荷物を背負って1kmよりもっと歩かされる女の子のほうがよほど大変だと思うので、我慢我慢…。
この子怪力ですごいと思いました。

後半で手に入るクルマ、なんだか既視感があると思ったら、米テスラ社の「サイバートラック」でした。
実際のクルマが0-96km/h加速2.9秒と書いてあったので、ゲーム内の破壊的な挙動も理解できます…かね？
ちなみにマウス右ボタンでニトロブースターが使えます。

SteamでDEATH STRANDINGが発売されるまでのネタには良いと思ったので、おすすめです。
配達報酬で解放できる絵が可愛かったのもGoodでした。
R18 DLCはゲーム内で有効化・無効化出来るので、とりあえず入れておきましょう。

3部構成の短編集のような作品です。
世界観がきちんと練られていて、とても濃密なストーリーでした。
キャラの個性が際立っていて、コミカルな会話がどこか懐かしく、温かく感じました。
ひとつ1時間ほどでクリア出来るので、手軽にプレイできます。
値段以上の価値があると思います。
大好きな作品のひとつになりました。

<2020.07.17 追記>
小説版が出版されていたようなので取り寄せてみました。
時系列ではゲームの前日譚のような位置付けです。
小説版も書き方がとても工夫されており、特にゲームと同じように、複数の人物の視点でストーリーが進んでいくのは好印象でした。
ゲームと併せてコレクションするのも面白いと思います。

アクションが最高に気持ち良いです。
レベルアップしていくとマップ全体を縦横無尽に駆け巡ることができます。
また、初めは進めなかった場所もだんだんと進めるようになっていきます。
敵の種類も豊富でそれぞれ個性があり、工夫しながらの攻略が楽しめます。
文句なしのおすすめです！

閉じ込められている主人公の女の子がかなりお馬鹿さんだと思うんですが、観察眼だけはなんだか凄くて（だから電話越しの謎解きゲームとして成り立つ訳なんですが）面白いゲームでした。
また、ヒントボタンをクリックするとその女の子が謎を解き始めますが、その閃きを常時発揮してくれれば一人でも余裕で脱出できるんじゃないかって思いました。