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2 people found this review helpful
33.3 hrs on record
西部劇を題材にしたターン制SLG。
確定要素とランダム要素のバランスが非常に絶妙。ターン開始時には敵の行動が全て表示されるので自分が取るべき行動を読めるのだが、敵の行動順がランダムなので敵同士が作用して思いもよらない盤面となり、毎回のように新鮮で刺激的なゲーム内容を体験できた。画面下部に表示されているシリンダーに弾が装填されている方向にのみ攻撃ができて、行動するとシリンダーが回転するというシステムも実にユニーク。
敵の武器や楽曲による世界観の演出も良く、西部劇の雰囲気に浸ってプレイできた。このゲームならばいつまでもプレイできると思わせるような魅力を感じられた作品であった。

あと、主人公の相棒のロバがかわいい。殺伐としたゲームの中でとても大きな癒し要素。
Posted 10 August.
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18.3 hrs on record
解くのにひらめきが重要なパズルゲーム。
ヘビやポータルの仕様による自由度がそのまま解法の意外性に直結しており、一見不可能な面も拍子抜けするほど簡単な手順で解けるのが実に刺激的でした。
解法が絵的に愉快なのも印象的で、今までプレイしたパズルゲームの中でも屈指の面白さでした。

ただ、ひらめきが降りてこないといつまでも解けない事態に陥ってしまいますが、解法のガイドを作成しましたのでそこはご安心を。
Posted 6 July, 2024. Last edited 7 July, 2024.
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26.1 hrs on record (25.1 hrs at review time)
Clefの可愛さの前には言葉の壁など無いも同然…とまではいかないまでも、英語はそれほど難しくないので何とか物語を把握してエンディングまで到達できました。少なくとも、英語が分からなくて謎が解けなかったということはありませんでした。

 バリエーションに富んだパズルはどれも手応えがあって、ゆったりした音楽が流れる中楽しく悩めました。特徴的なのは、謎解きの中にメロディを演奏するものがあること。ベルの綺麗な音色がとても心地よかったです。
 とても素敵なパズルゲームなので、是非とも日本語に対応していただきたいものです。
Posted 5 May, 2024. Last edited 5 May, 2024.
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2 people found this review helpful
1.4 hrs on record (0.5 hrs at review time)
・ブーメランで軌跡を描き
・その軌跡に載って宙を駆け
・古代遺跡の謎を解く
システムも世界観も心躍るものばかり!これがゲームだ!
Posted 21 April, 2024.
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3.5 hrs on record
 サイコロの出目が全てを決める運ゲーかと思いきやシステムを読み解くことが攻略につながる作品で。ノンフィールドRPGに近い印象を受けた。
 与えられた台紙からいかにサイコロの出目が多くなるように切り取るかが攻略の中心になるが、それ以外にも明示されていないシステムへの気づきが非常に大事で、自力ではクリアまでは到達できたが実績となるとガイドを頼らざるを得なかった。そして、実績を達成する度にこのシステムの奥深さと可能性に感心させられた。
 セピア調のドット絵とチップチューンの音楽もいい雰囲気で、価格に対して遥かに高い満足感が得られた作品だった。惜しむらくは他の方々も仰っているように面数の少なさ。プレイすれば、このシステムでもっと遊びたいという欲求に駆られることであろうかと。
Posted 17 February, 2024.
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4.7 hrs on record
※ゲームのネタバレあり



4章で羊がダッシュで坂を駆け降りる場面がある。敵との戦闘も無ければ謎解きも無い、ただひたすら坂を駆け降りるだけの場面が4章の大半を占める。しかし、ダッシュ時のスクロール速度と絶妙にシンクロした心躍る楽曲、引きのカメラワークでより一層強調される疾走感、ウサギ(のような生物)と共に駆け降りるにぎやかな雰囲気、浮遊感を存分に堪能できる地形など、素晴らしい演出の相乗効果のおかげで、ただひたすら駆け降りるのが本当に楽しくて仕方なかった。この場面がずっと続いて欲しかったし、そんな体験ができる羊が羨ましいとすら思った。

この場面以前にも様々な仕掛けで楽しませてもらえたし、この場面以降でも想像以上の壮大な展開が待ち構えており、グラフィックの美麗さや世界観の奥深さ(そして羊の可愛さ)も相まって、ゲームの規模こそ短いもののアクションゲームとしての完成度は極めて高い。しかし、それ以上に坂を駆け降りる場面から受けた鮮烈な印象は表現媒体としてのゲームにおけるかけがえのない体験であり、それがこの作品への高い評価を揺るぎないものとした。
Posted 14 February, 2024.
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2.2 hrs on record
 割と良くまとまったワンキーゲーム。
 ゲーム内容は助走をつけて角度を決めてジャンプし、放物線の先にいる獲物を仕留めるという単純なものだが、展開がスピーディーで絶妙な位置の得物に決まるとなかなかに痛快。また、初期位置の後方にいるような獲物を狩る場合は障害物で跳ね返ることも利用するため、ちょっとしたパズルゲーム的な要素も楽しめた。狩った肉を集めて様々な武器を買うと、能動的な動きが増えてゲーム内容が変わるのも面白かった(獲物に向かって突進する武器は、やや簡単になりすぎた感があったが)。
 ただ、前回の速度や角度を表示する機能があって初めてゲームとして成立するが、それにも狩った肉を集めて買わなければならないので、それまでは試行錯誤の連続となってしまう。最初の敷居がやや高いのも事実ではあり、ここを乗り越えられるかどうかで評価が分かれる気もした。
Posted 22 February, 2023.
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2.9 hrs on record
 実況配信をゲーム化するという着眼点と、いいねやコメントといった実況配信の要素をきちんとシステムに落とし込んでいるところが実に見事。
 戦闘がリアルタイムなのにコメントにまで反応しなければならない忙しさや、コメントで反応すると戦闘が有利になったりスーパーコメントによる視聴者からの戦闘補助などコメントを通じて視聴者との一体感が味わえる、独自性の高いシステムがとても魅力的な作品だった。2時間半ほどでクリアできたので規模は大きくはなく、設定面などで粗削りなところも見受けられるが、このシステムを満喫するには十分な内容であった。

 それにしても、コメントのもつ威力の高さを思い知らされた。定型文なはずなのにプレイ中は本気で嬉しさを覚えたほどで、なるほど配信者になりたくなるのも納得。配信者が見ている景色を垣間見たような気になれたのがとても新鮮であった。
Posted 14 August, 2021.
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15.4 hrs on record (7.0 hrs at review time)
ゲームが好きで本当に良かったと心から思える作品に生涯いくつ出会えるかは分からないが、この作品はその数を確かに1つ増やしてくれた。

一人の少女のちょっと不思議な成長物語。序盤は不可解な世界観に振り回されて、中盤でようやく理解が進んだと思ったが、その先にはその理解がいかに浅はかだったかを思い知らされる真実と結末が待ち受けていた。そして、クリア後にはすっかり満ち足りて清々しい気持ちになれた、とても素敵な物語であった。

粗い解像度のグラフィックは懐古的な雰囲気の役目程度にしか考えていなかったが、その考えを根底から覆すほどの見事な演出には幾度となく感情を大きく揺さぶられた(もちろん涙腺も崩壊した)。楽曲との相乗効果も素晴らしく、演出の本質を突いてくる製作者の感性の高さにはただひたすら感服した次第。

気になった点は移動の緩慢さと粗い解像度による視認性の悪さ。特に移動の緩慢さは謎解きに詰まったときなど興を削ぐ要因に十分になると感じられた。とはいえ、個人的には物語の魅力がそれらを十分に上回るものがあったが。
Posted 29 May, 2021.
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2.1 hrs on record
最初に。B級STGが大好物なのでかなり持ち上げています。

 トンチキな世界観に始まりどぎついグラフィックに平坦な楽曲と、演出面では名の知れたSTGと比べて遥かに見劣りするのは否めない。この時点で多くの人はそっぽを向くであろう。
 とはいえ、プレイしてみるとそのポンコツな見た目から想像するよりも極めて真っ当な(あくまで見た目に対してだが)STGである。こんな見た目なのにと悔しさを覚えるほどにちゃんとSTGしている。初見では癖のある攻撃に何度もミスすること必至だが、攻撃が激しい場面ではちゃんとシールドが出てくれる親切設計だし、敵の配置を把握すれば先手を打って攻めたりコンボをつなげるといった要素を楽しめるような調整もしっかりとなされている。そして、戻り復活ではあるものの道中は短く残機も無いので、パターンを構築して突破するというSTGの基本的な達成感を手軽に楽しめるのも好印象な点。
 あと、幕間のデモがちゃんと日本語で表示されているのは驚いた。一部変な部分はあるものの、物語の展開を理解する分には十分な訳でさらに驚いた。この微妙な日本語が、B級な雰囲気をさらに強めているのがとてもいい感じ。
 洗練されたSTGもいいけど、こういう泥臭いB級なSTGにも独自の楽しさがあることを、この作品は教えてくれるはず。多分。

 ただし、セールの時に購入することを強くお勧めする。
Posted 3 July, 2019. Last edited 3 July, 2019.
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