Recent reviews by Fmv2@回線激弱注意

こちら側からのアクションがほとんどないデスクトップアクセサリ．

ジュースより安くなってたら買ってもいいんじゃない？

売り上げを出すために超強いカードを擦り続け、インフレを繰り返した結果、10000種類を超えるカード群と共に25年という長い年月愛され続けることになったカードゲームのデジタル版．

後攻が握る手札誘発という俗称のカード達によって、先行プレイヤーの最初のターンですら妨害効果が手裏剣のように飛び交う．
先行が1枚のカードから平然と10枚以上のカードに連鎖的にアクセスしていって5分近いソリティアを披露し、後攻の手札6枚に対し先行が6回以上の無効や妨害を撃てるような盤面を立ててしまう．

パワーカードの応酬の現代遊戯王、こんなことは日常茶飯事ではなく常識になってしまった．

先行では相手にそもそもターンを渡さないワンターンキルが所謂魅せ特化のロマンコンボなどではなく実用的な戦術の一つとして準環境クラスのデッキで使用されている．
一方後攻では40枚中に10枚以上がたった1枚からライフを30000以上殴り倒すコンボに繋がるカードで構成されたデッキが台頭している．遊戯王のライフは8000だ．

もう素人目にも終わってんなこのゲーム、とご理解いただけることだろう．

よくガチャガチャとデッキのカードを一人で回し続けるところをソリティアと揶揄されるが、そこには他のカードゲームには無い遊戯王特有の面白さがある．

また「相手のモンスターを全て破壊する」
みたいなパッと見てどう見ても強いだろ！みたいなカードですら何のコストもなくポンポン発動していくのは幼い頃にお子様ランチを食べた時のあの感覚に近い．

沢山のカード効果やプレイ中のやり取りがよくわからないお子様や初心者でも手札に来た使えるカード効果をただぶつけていれば勝てる試合はもちろんある．
ポーカーで豚を引くくらいの確率でよくある．そうじゃないと新規参入が途絶えてしまうからだ．

しかし、お互いぶっ壊れインチキパワーカード終末戦争デュエルでも、やり取りの中で必ずどこかでマストカウンターのタイミングや未判明手札の探り合い、読み合いが発生する．
そしてクッソ複雑に互いの何十枚ものカード効果が絡み合う中でそれぞれ完璧なタイミングで効果を通すことは初心者どころか熟練者でもなかなか難しい．

イカれたカードパワーが故に相互に犯すであろう些細なミスが致命傷になったり、逆に相手のそこに付け入れば反逆の翼翻すチャンスになりうる、なんて試合は想像よりもずっと多いのだ．
ワンミスで全てが決まるかもしれない状況が最初から最後までずっと続くゲームにひりついたモノを感じることができるなら間違いなく遊戯王を楽しめる．

前述の通り、双方使用するカードそれぞれが徹頭徹尾全部強いため個々の対戦の勝因敗因が先行後攻のコイントスや、その場のカードの引き、という理由だけで結論付けられる試合はそれなりに多い．
そのため、負けをプレイスキルではなく運と強カードのせいにしやすい、という地盤がどうしてもあり、多数の試合全体での勝率を考えるとデッキ構築及び調整とプレイスキルは確実に出る、ということに気づくのには時間がかかると思う．

でも先にそこを踏まえておくと長く楽しめるゲームになるはず．と他の低評価レビューを見ていてそう思う．

さて、遊戯王ではなくDCGとしての評価としては、増えすぎたカードによる曖昧になりがちな処理を適切に自動で行う点は非常に優れている．
バグと思われる挙動もゲームの処理は適切で、遊戯王の複雑化したルールによる理不尽な裁定の結果である．

また同じカードはデッキに3枚まで投入可能なルールの遊戯王だが、一部強すぎるカードを指定して0～2枚しか入れることができないようにする制限改定が毎月行われている．
そして数ヶ月に一度、新たなインフレぶっ壊れあたおかバカカードが収録された新パックが実装される．

これにより環境は基本的に月ごとのスパンで激変し続ける世紀末であり、ついていくのが大変！というのはあるが、逆に言えば初心者でも環境デッキを作成し使用することへの敷居は実はかなり低いゲームになっている．(勿論全額無料とはいかないだろうが紙で組むよりは絶対安いだろう)

環境デッキを組んで戦うと、勝利報酬や単純な対戦数が増えやすいため新しいパックを引くためのガチャ石が沢山手に入る．
そうやって手に入れた新カード群と今まで使っていた旧環境デッキを崩して生まれた資産を合わせ、現環境デッキを新たに組み戦う．
この繰り返しがこのゲームを最も安く長く楽しめる遊び方である．

今年で3年目となる遊戯王MDだが、上記の理由があり、初期勢と初心者の差がソーシャルゲームのような絶対的な開きになることは無い．
新規参入や復帰勢でもその時の環境をパパっと組んでパワーカードで殴りこみに行けば、ある程度は絶対に勝てるゲーム性なのが遊戯王だ．

対戦ゲーム全てに言えるが、初心者こそ好きなカードではなく、勝てる環境カードを使うべきだ．まずは勝って楽しんでそれから好きなカードを握って勝てるように頭捻ってくれ．初心者が好きなカードで負けるのは理不尽じゃなくて当然の結果です．

ルムマもあるので友達といにしえの遊戯王をやることも可能だがそれだけをやるには値段と労力のコスパは悪いと言わざるを得ないだろう．インフレの中でぐっちょぐちょに揉まれて遊んだそのついでの遊び方、と割り切る方がいい．

風来のあなたに　旅の神クロンの追い風を

Elona経験者へ


Elona未経験者へ

寝る前にネタバレ上等でwikiとか見るのが趣味の人は楽しめると思います．
多分一定数の低評価と返品要求は絶対あると思う．

ゴミ箱ダンクは永遠に

switch版無印をプレイしているかしていないかでUIやシステム周りの評価は変わると思う．
ロードは爆速だし女の子悪魔はエッチだしJRPGが好きな人、見た目が好きな悪魔を最強に育ててみたい人には確実にオススメできる．

レビューで触れているものが少ないが悪魔の裏庭というセーフティゾーン内で仲魔とちょっとした会話ができる．
この会話、悪魔の口調やストーリー進行度差分、悪魔の元ネタに関する内容のものなど非常に合計テキスト量が多い．何度も裏庭に通うことになるので悪魔に愛着がわきやすいシステムになっている．

高評価できる大きなポイント．

ストーリーに関しては、無印版の内容だった創世編はキャラクターの掘り下げが少ない上に基本的にドライな内容．最後は尻切れトンボ．
どう収拾つけるんだっていう内容だしまあしゃーない．
復讐編はキャラクター周りはだいぶしっかりした内容になっているがやっぱり竜頭蛇尾ではあった．
しかしながら、それなりのデメリットとそれに見合う大きなメリット．そんな未来を手に入れて終わるエンディングは個人的に概ね満足できる内容だ．

この作品を一文で説明するなら
と説明するのが最もしっくりくる．

ボリュームも全EDを見ても約8時間もあれば確実に全て見ることができるとこもそれに当てはまる．

まるで斬新さのない4桁の扉のパスワード探しみたいな謎解きとかやってるときや敵との追いかけっこしてるとき、言いようのないノスタルジーを感じた．
こういった懐古的な気分にのんびり浸れるのはこのゲームの世界観の他に、難易度設計が程よく高くも低くもないという理由がある．

話の展開に何度もどんでん返しあったりとか、とんでもない伏線回収などそういった類のものはないが全体的に丁寧な出来．
「まあこういうことなんだろうな」とか「さっきこういう要素あったもんな」といった予想がついてしまうのを良しとみるか否かはシナリオ展開の好みとして、人によって評価が分かれるだろう．

ただこういった部分がツクール製ホラゲ特有のちょっとしたびっくり要素に対しての身構えやすさに繋がっているのではないかと感じた．

超絶面白い大ボリュームの大作ゲームを求めるのではなく、あくまで世界観やシーン演出目的で暇つぶしにやるにはかなりオススメできる．

全実績解除までやった数少ないゲーム

えーと、ノリノリでレビュー書くくらいには楽しんでる俺も強いボスとか難しいミッションにはギャーギャー言ってたりするし、
多分ため息ついて何も言わず去っていくやつも実績解除率見ればそれはもうたくさんいる。

おれは全実績解除までやった。以上。

このゲームの評価に関してはプレイ時間を見て察してくれ．

ライズと違いボタン連打してると勝手に他プレイヤーのいるオンラインの集会所に放り込まれる(普通に鍵付きの個人集会所はすぐ立てられる)のは注意．

もし救難なりでマルチをするなら他プレイヤーとある程度の意思疎通の取り方(チャットとかスタンプの方法)は把握しておくとよいでしょう，

DLCであるアイスボーンのスタッフロール後の攻略に関しては私の書いたガイドを参照してください．
くだらん広告だらけの更新の止まった攻略サイトをみるくらいなら、これだけ見とけば自力でミラボレアスまでしっかり倒せるようになるようにしておいてます．

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=3119288854

セールで安いとはいえ昔のゲームだしなとストアページで悩んでいるあなたと、いつか共に横に並んで狩りができる日をお待ちしております．