この夏、気温が上がっためなのかGPD WINのバッテリーが膨張するという報告が何件か報告されていました。

自分のGPD WINも過充電になっていて、設計容量6,700mWhのところ最大9,300mWhまで充電されていて、充電中も発熱が多かったように感じていたので、バッテリーの充電状態をリセットするバッテリーリフレッシュを行っておきました。
http://bcc.hatenablog.com/entry/2017/09/08/015910
やり方は電源ケーブルを抜いた状態でBIOS画面(電源を入れてDELキー連打)に入ったら、そのままディスプレイと電源ランプが消えるまで放置して、電源ケーブルを差しなおしてフル充電(電源ランプが消える)までし直すという単純なものです。
バッテリーリフレッシュ後は6,400mWhとほぼ設計容量と同じ値になりましたが、充電するごとに容量を確認して経過を観察していこうかと思います。

大手メーカー製のPCではなく、電源回りに問題を抱えていても不思議ではないので、持っているGPD WINに目立った変化がないから確認しないと言わず、バッテリー容量確認ソフトを使用して確認してみましょう。

既に充電できない、見た目にもわかるほど膨らんだという人は売られているスペアバッテリーに交換が必要です。
http://akafudatengoku.com/products/detail.php?product_id=7033

自動更新では4月11日から配信が予定されているWindows 10の最新アップデート「Creators Update」ですが、既に更新アシスタントプログラムやISOファイルで正式版アップデートが配布されており、適用できるようになっています。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
自分のGPD WINでテストしてみましたが、無線LANの5GHz帯設定ファイルを入れなおさないといけない以外は特に問題なくアップデートが完了いたしました。
https://mega.nz/#!VUhTWCja!_geaVwKq3tgTkFoFlviUrbPgbhH88WdCAtg3TN88bqk
(WIFI.batを右クリックして管理者権限で実行)
細かい動作確認はしていませんが、特に問題なく適用できるかと思います。

インストール後、システムドライブの空き容量が10GB以上減るのでディスクリーンアップで古いバックアップを削除するのを忘れずに。

http://boards.dingoonity.org/gpd-windows-devices/updated-version-of-gpd-win-gamepad-manual-(v21)/

更新内容
・ゲームパッドのレスポンスを改善

導入方法
GPD WINの電源を入れる際に、キーボード側のR3ボタンをGPDのマークが出てくるまで押し続ける。マウスやパッドが反応しなくなるので外付けマウスを指しておいた方がいい。Windowsが立ち上がったら「HJM1954M Updater V21 20161226.exe」を実行しUpdate Firmwareボタンを押す。成功すればすぐに内蔵マウスが動かせるようになる。


上下左右に一回一回押されていくという感じの動きが、格ゲーで波動拳コマンドや昇竜拳コマンドが問題なく入力できるくらいに反応速度が大きく改善されるので、ゲーマーなら導入しておく価値あり。
前回のV19版でもマウスカーソルに加速が付いたり、スクロールの反応速度が改善されていたが、気のせいかこのV21版でマウスの初速が少し早くなった感じがする。加速時は以前と同じ。