X4: Foundations

X4: Foundations

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[チュートリアル] 簡単Mod作成 #0 - 基本準備
By EBI
X4: Foundations のMod作成の手順を出来るだけ簡単に説明するガイド
#0ではX4: FoundationsのModを作成するうえで最低限必要な公式ツールとX4のMod制作環境の構築についてです

投稿者はガイド作成は初であるため見にくかったり文章がおかしかったりするのはご了承ください
またXMLやスクリプトの知識やX4の仕様まで何もかもが素人なので専門的な事は何も説明できません
ですが少なくとも動くModは作成できるようになるガイド作りを目指したいと思います

偶然時期が被っただけで某所の書き込みとは無関係です すみません
   
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ステップ1 - Egosoftアカウントを作成しSteamとリンクする
Egosoftアカウントを取得してください

以下のリンクから公式サイトに行けます
エゴソフト公式サイト[www.egosoft.com]

サイトが開けたら画面右上のREGISTERボタンをクリックし登録に移ります
利用規約に同意したらユーザーネームを決めて自身のEメールとパスワードも入力してください
その後も順番に指示に従いアカウント作成できたら次に移ります


SteamアカウントとEgosoftアカウントをリンクします

アカウントを作成し終えたら次は紐づけです
公式サイトにログインしたらLogindataの下の方にEdit Profileという項目があるので開きます
するとユーザーコントロールパネルに移動します

または以下のリンクから直接ユーザーコントロールパネルへ行けます
ログインを求められたら先ほどの情報を入力してください
ユーザーコントロールパネル[forum.egosoft.com]

次にEgosoft SettingsタブからGame Registrationメニューを開きます
Sign in throughSTEAM ボタンが見えるはずなのでクリックします
するとSteamの画面に移るのでサインインボタンをクリックすればリンクは完了です
ステップ2 - X Catalog Tool をダウンロードしてX4をアンパックする
X Catalog Tool とX4 NoSteam filesをダウンロードする

先ほどアカウントを作成しSteamとリンク出来たので次はMod作成に必要な物をダウンロードします
まずEgosoft公式サイト左ペインのDownloadsからX4: Foundationsを選択します

以下のリンクからも行けます
X4ボーナスコンテンツ[www.egosoft.com]

いくつかダウンロードする項目がありますが今回はX Catalog ToolX4 NoSteam filesをダウンロードしてください
他のものは必要になった時でかまいません
>>>Downloadボタンをクリックするとzipファイルがダウンロードされます



後でテスト環境になるアンパック先のフォルダを作る

次にX4をアンパックするフォルダを用意します
このフォルダは後でPCのストレージ容量をかなり圧迫します
事前にある程度余裕を持たせておくといいかもしれません

このフォルダはX4のModを作る時の参考元テスト環境になるのでフォルダ名はあとから分かりやすく他と区別しやすいようにようにX4_unpackedなどにしておくといいです
そしてこのフォルダはX4のバージョンが進むたびに作り直したりするのでバージョンを付け加えてX4_unpacked_6.20などにすると更にいいです
6.20の部分はアンパックするゲームバージョンに合わせて7.00や5.00などに変えてください

それと後々X4 Customizerなどの便利な有志ツールを使ってMod作成やテストを行いたい場合は先ほどのx4_unpackedフォルダ直下に関連ファイルがあると不都合です
なので以下の例のように間にもう一つX4 Foundationsという名前のフォルダを作ります

x4_unpacked/
 └ X4 Foundations/


次に先ほど公式サイトからダウンロードしたX Catalog ToolとX4 NoSteam filesを解凍し中のXRCatToolGUI.exeおよびX4_nonsteam.exeを以下のように配置します

x4_unpacked/
 └ X4 Foundations/
  ├ X4_nonsteam.exe
  └ XRCatToolGUI.exe


これでアンパックの準備は完了です



X Catalog Tool を使いX4をアンパックする

では次にX4のカタログファイルをアンパックしてModを作る時に中のデータを確認できるようにしていきます
まずSteamのX4インストールフォルダを開きます

通常はここにあると思います
"\Steam\steamapps\common\X4 Foundations"

分からない場合はSteamライブラリの左ペインからX4: Foundationsを右クリックして管理>ローカルファイルを閲覧を選択する
または同じく右クリックする事で選択できるプロパティからインストール済みファイルのメニューを開き参照...をクリックする事で開くことができます

開いたフォルダの中身について私が分かる範囲でいくつか説明します
書いておいてアレですが長い上あまり意味がないのでのでスキップして問題ありません

X4 Foundations/
  ├ Bonus Content/ - DLC購入者はここからアートブックや小説や百科事典を見れる
  ├ extensions/ - このフォルダの直下にDLCやModが収納される 一番使う
  │ ├ ego_dlc_boron/ - Kingdom End DLCのフォルダ
  │ ├ ego_dlc_pirate/ - Tides of Avarice DLCのフォルダ
  │ ├ ego_dlc_split/ - Split Vendetta DLCのフォルダ
  │ ├ ego_dlc_terran/ - Cradle of Humanity DLCのフォルダ
  │ ├ ego_dlc_ventures/ - 探検用拡張機能のフォルダ
  │ └ その他の非公式Modのフォルダ
  ├ mousecursors/ - マウスカーソル関連 詳細は私には分からない
  ├ support/ - クラッシュ関連 詳細は私には分からない
  ├ t/ - 各言語の翻訳データが入っている Mod作成時にここを確認する時がある
  ├ ui/ - ui関連のデータが収納されている 私の範囲外
  ├ videos/ - ゲーム内ムービーがそのまま収納されている ネタバレ注意
  ├ 01.cat (asset) - 中身はゲーム内アセット
  ├ 01.dat (asset) - 上とセット
  ├ 01_sig.cat (asset sig) - 中身は署名ファイル
  ├ 01_sig.dat (asset sig) - 上とセット
  ├ 02.cat (sfx) - 中身はSFXと一部テクスチャーやエフェクト
  ├ 02.dat (sfx) - 上とセット
  ├ 02_sig.cat (sfx sig) - 中身は署名ファイル
  ├ 02_sig.dat (sfx sig) - 上とセット
  ├ 03.cat (voice) - 中身はゲーム内音声ファイル
  ├ 03.dat (voice) - 上とセット
  ├ 03_sig.cat (voice sig) - 中身は署名ファイル
  ├ 03_sig.dat (voice sig) - 上とセット
  ├ 04.cat (music) - 中身はゲーム内音楽ファイル
  ├ 04.dat (music) - 上とセット
  ├ 04_sig.cat (music sig) - 中身は署名ファイル
  ├ 04_sig.dat (music sig) - 上とセット
  ├ 05.cat (asset) - 中身はゲーム内アセット
  ├ 05.dat (asset) - 上とセット
  ├ 05_sig.cat (asset) - 中身は署名ファイル
  ├ 05_sig.dat (asset) - 上とセット
  ├ 06.cat (maps,particles,sfx,shader,ui) - 中身はマップ関連など重要な物が色々入っています
  ├ 06.dat (maps,particles,sfx,shader,ui) - 上とセット
  ├ 06_sig.cat (maps,particles,sfx,shader,ui sig) - 中身は署名ファイル
  ├ 06_sig.dat (maps,particles,sfx,shader,ui sig) - 上とセット
  ├ 07.cat (asset) - 中身はゲーム内アセット
  ├ 07.dat (asset) - 上とセット
  ├ 07_sig.cat (asset) - 中身は署名ファイル
  ├ 07_sig.dat (asset) - 上とセット
  ├ 08.cat (script,ui) - 中身はAIやミッションのスクリプトとUI
  ├ 08.dat (script,ui) - 上とセット
  ├ 08_sig.cat (script,ui) - 中身は署名ファイル
  ├ 08_sig.dat (script,ui) - 上とセット
  ├ 09.cat (t) - 中身は翻訳データ
  ├ 09.dat (t) - 上とセット
  ├ 09_sig.cat (t) - 中身は署名ファイル
  ├ 09_sig.dat (t) - 上とセット
  ├ ...
  ├ etc...
  └ X4.exe - X4の実行ファイル Steamを介して起動する必要がある



開いたX4インストールフォルダにある物を上記で紹介していない物も含めて全てコピーしてx4_unpacked下のX4 Foundationsフォルダ直下にペーストします
ペーストできたらXRCatToolGUI.exeを起動してください

x4_unpacked/
 └ X4 Foundations/
  ├ X4_nonsteam.exe
  ├ XRCatToolGUI.exe [ペーストしたら起動する]
  └ [ここに全てペーストする]



XRCatToolGUI.exeを起動したら下の画像の1で示されている...ボタンをクリックしてx4_unpackedの中のX4 Foundationsフォルダを選択してください

次に画像の2で示されているImport catalogs...ボタンをクリックしX4 Foundationsフォルダ内の全ての.catファイルをドラッグして選択し開いてください
ツールが読み込むのにはかなり時間がかかるので気長に他のことをして待っていてください
しばらくするとツールの画面中央のContentボックスにカタログファイルの中身が大量にリストアップされているのが分かると思います

最後に画像の3で示されているExtract all...ボタンをクリックして特に変更を加えずにX4 Foundationsフォルダ内にカタログファイルの中身をアンパックしてください
アンパックにもかなり時間がかかるのであまりいじらずに待ってください


次にDLCをお持ちの方はextensionsフォルダの中のDLCもアンパックしていきます
作業自体は先ほどとほぼ同じです

Import catalogs...でextensionsフォルダからアンパックしたいDLCのフォルダを開いてそこにあるカタログファイルを全て選択して先ほどと同様にしばらく待ちます
Extract all...必ずDLCのフォルダを指定してアンパックしてください
本体フォルダを指定してアンパックしてしまうとせっかくの本体データがDLCのファイルで上書きされてしまいますしDLCとゲーム本体のデータがごちゃ混ぜになってしまいます


一通りアンパック出来たら基本的なMod制作の準備は完了です

これで本格的にMod制作を始めた際にX4と各DLCのデータを参照することができます


Mod制作中のテストについて

作ったModをテストする際はテストしたいModをアンパック用フォルダのextensionsフォルダに入れてX4.exeではなくX4_nonsteam.exeをダブルクリックしてください

X4.exeは元のSteamインストールフォルダのextensions内にあるDLCとModを使いますX4_nonsteam.exeはアンパック用フォルダのextensions内にあるDLCとModのみを使います

つまりSteamを介して起動するX4.exeはワークショップなどを使って自分で遊ぶとき専用の環境にしてX4_nonsteam.exeはMod制作とテスト専用の環境にするといった使い分けができるようになります

Modを作っているとどうしても一つもModが入っていないバニラの環境でテストしたい状況になることもあります
その度にワークショップのサブスクリプションを解除してテストが終わったら再構築するというのはとても面倒なので使い分たほうがずっと楽です
1 Comments
EBI  [author] 19 Mar @ 11:20am 
Modのコメント欄にてリクエストがあったので作成
リクエストは英語で行われたため本来英語で書くべきなのですが私は英語からっきしなのでまず日本語で書いてみて後で英語バージョンに翻訳できたらなと思っています
Created due to a request in the mod comment section
Since the request was made in English, it should have been written in English, but since I am new to English, I would like to try writing it in Japanese first and then translate it to the English version later.