New Cycle

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コンベアガイド
By antakiya
ゲーム内の解説ではメチャクチャわかりにくいにも関わらず、浪漫のある工業都市を作るには避けて通れない曲者設備。一つだけ言えることは、使う前にこのゲームを評価するのはもったいないだろうということだ。
   
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更新履歴
・patch#5
初めに(support)

本ガイドは浪漫ある工業都市には欠かせない要素である、ベルトコンベアシステムに取り掛かることを目的に作成されています。
効率化は考慮されていない点はご了承ください。

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ベルトコンベアの概要
ベルトコンベアはTⅢ以上の工業施設を稼働させるためにはほとんど不可欠と言ってよく、本ゲームの満足度の八割は工業施設のグラが占めるので使わないというのはもったいない。
是非とも使えるようになって、浪漫の詰まった工業コンプレックスを形成しよう。


使用
・サイクル7の対応する研究を完了すること
・各種コンベアベルトを備えている工業施設
都市に人口が増えて工業化してくると解禁されるが、工場を建てるために上級の建設資源(機械部品や鋼材、セメントなど)が要求されるので、いきなり上級工場を整えるということはできない。特に機械部品が重い。しっかりと基礎基盤を整えて重工業化するのが良いだろう。なお、ベルトコンベア自体も少量だが建設資源を要求する。

よくある詰まり
詰まったかな?と思ったら。

・電力不足
コンベアは常に少量だが電力を消費しているので、足りないと当然止まる。発電量を増やして対応する。
・分岐の設定忘れ
排出口が三つある分岐機(セパレータ)の排出設定を忘れていると詰まる。設定することで解決する。
・間違ったものが流れている
鉱山や採石場などでよくありがちで、生産設定段階で誤クリックをすると、目的のもの以外の生産物が流出する場合がある。やらかすと、受け入れ工場側は当然対応していないので大抵詰まる。コンベアベルトをクリックすると上に載っている資源が確認できるので、余計な資源が載っていた場合は確認して撤去することで解消する。
・描画バグ
厳密には詰まりではなく、流れている。が、描画されないバグがある。コンベアをクリックすると資材が載っているのは確認できるし、なんなら一部だけバグって後ろの方は普通に流れているという場合もある。プレイ上の問題点は特にない。
・接続が認識されていないバグ
こっちはちゃんと詰まる。時折正常に接続されているようで接続が正しく認識されておらず、詰まることがある。一度解体して敷きなおせばおよそほとんど改善する。
ベルトコンベアの設計
コンベアにはなんでもかんでも流せばいいというものではないので、搬入する物資と出力する物資とをしっかり考慮して設計してやる必要がある。必要物資は加工を行う物資ごとに異なるので、最終生産物となる物資に合わせてコンベア網を設計する。


機械部品のレシピ。搬入が必要な物資は画像の「効率」の項から参照することができ、機械部品には鋼鉄・鉛のインゴット・ワイヤー・エンジンを供給する必要があることが記されている。マイナスで表記されている数値はそれぞれ供給した際に改善される数値(%)であり、大きいものほど供給ルートを構築した際の恩恵がでかい。逆に言えば、数字の小さいものはルート構築の余裕がない時、あきらめるという選択肢もある。
尚、効率は100を超えて改善する。

工場にある搬出口と搬入口の位置は変えられないので、それを基準にコンベア網を設計することになる。なお、最終生産物となる工場からは生産物を出力する必要がないので、それは考えずとも良い。特に建材系を作る産業窯で顕著だろう。

コンベアの渋滞
効率の改善は実際に工場に必要量の物資がコンベアで運び込まれているかどうかのシミュレートがあるらしく、搬入不足だと効率改善してくれない。
特に上記機械部品は四物資と多く、最終合流地点はどうしても渋滞して、改善効率を常に十全には得られないというのが現状だ。工場の搬入口が一つしかない以上、機械部品に限らず二つ以上の原料を要求してくる生産ラインはどうしてもどこかで合流する必要があり、抜本的に解決することは不可能なので、今後に期待しよう。
ベルトコンベアの建設
基本的な事項
青いソケットが搬出口、赤いソケットが搬入口なので、青から赤につなげることで流路を設定することができる。設定時に表示される白い数値はベルトコンベアの高さを表しており、組み合わせることで複雑な交差が可能。

ベルトコンベアの設定。下の建設メニューからベルトコンベアを選択せずとも、青ソケットの→をクリックするとベルトコンベアを建設することができる。ベルトコンベアの長さは最大40なので、長距離をつなげる場合は継ぐように建てるしかない。正直この仕様要らないと思う。




複雑に組み合わせたコンベア。建物やほかのコンベアの高度に干渉しなければ大抵どこにでも引くことができる。なお、角にマネージャーやセパレータを使用しているが、システム上は使用せずとも複雑に交差することは可能だ。ただ、マネージャやセパレータは付属している延長線ガイドシステムも相まって、このように密集させるには非常に優秀な補助装置でもある。



コンベアの建設
TABキーでグリッド建設が自由建設を選択することができる。大抵自由建設で建てないと融通が利かないので、こっちを使用しがち。
基本操作
操作
効果
TAB
建設モードの切り替え
Shift+scroll
コンベアの高さ調節
Q・E・R
コンベアの角度調節(*1)
(*1)コンベアの角度調節はグリッド建設モードだとどれも90度回転だが、自由建設モードだとQEキーが自由角度調整になる。(Rキーは使えなくなる)

ベルトコンベアは十分な高さを稼ぐことで、建物の上を通すことができる。低層の建物や、一部くぼんでいる建物の上を流路に設定することができるので、都市計画に組み込んでみると大変浪漫を追求することができる。
同じ要領で、道路の上に建設することもできる。住人は支柱が立っていようがお構いなく道路を使用することができるので、道路の上に敷くデメリットは全くない。

合流と分岐
合流はマネージャ、分岐はセパレータを使って行う。これらの設備もベルトコンベアと同じように高さを調整することができる。マネージャは最大三本のコンベアを合流することができ、セパレータは三本のコンベアに分岐することができる。
マネージャは合流先のコンベアに物資を順番に一つずつ置くので、三本も合流させるとだいたい混む。
セパレータにはちょっと癖があり、実際に流れてきている物資しか分配設定できないので、設定を行う際にはいちいち実際に流してやる必要がある。よく忘れて詰まりの原因になるので、セパレータを配置した際には忘れず確かめる。
その他の情報
鉱石の原料ってどこから調達するんじゃい
上位鉱山は鉱石の原料を搬入してやる必要があり、曲者である。だったら鉱山というよりは選鉱場といった方が正しいし、鉱石をベルコンで入れるなら別に鉱脈の有効範囲に建てなくてもいいだろと思うが、その辺は仕様なのであきらめる。


さて。鉱石の原料は鉱脈の上に建てられたリグをアップグレードすることで搬出することができるようになる。鉱脈を調査した時に使用した場所だ。とんでもない方向に搬出口が形成されてコンベア網の設計がちょっと大幅に修正を迫られても動じない精神力でアップグレードする必要がある。アップグレードに結構資材を使うので、工業化してすぐにリグを建てたいならばためておくこと。

必要な消耗品ほど大量生産できる設備ないのなんでなん
パワーツールとか、精密機械とか、物資とか、作業着とか。なんでなん。
あとちょっと真面目に穀物とリネンを大量生産できる水耕栽培工場みたいなのがないと人口が千人を超え始めたころに詰みが見え始める。千人くらいまでなら穀物を肉に錬金して簡易食料(揚げ肉)スパムをすることでなんとか食料供給を支えることができるが、それでも上位食料を配給するなんていうのは夢のまた夢。こんなんじゃいつまでたっても上級食料を供給してあげられないよ。