Total War: WARHAMMER III

Total War: WARHAMMER III

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初心者のテキトー紹介:ブレトニア編
By yasima630323
まだまだ新米プレイヤーが送る紹介記事第3弾。
今回は人間の騎士国家「ブレトニア」です。
(モデルは中世フランスとアーサー王伝説です。)
同じ人間で構成される帝国「エンパイア」とは別種族扱いで、
全く別のユニットや独自システムを使用します。
1の無料DLC、2の無料DLCを導入すると使用可能になるほか、
「Total War Access」から威名ユニット使用権をダウンロードできます。
非常にプレイヤーの懐に優しい勢力だと言えるでしょう。
   
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ブレトニアの種族特性
  • エンパイアの西側に存在する人間の騎士国家で、
    領主階級の騎士と下層階級の農民で構成される、封建制の社会構造をしています。
    騎士には"平民を守るべし"という騎士道精神・哲学があるものの、
    実際は利己的だったり政治的だったりと、騎士道に殉ずる者は多くありません。
    しかし、いざ戦争となると騎士達は強力な騎兵となり、
    歩兵や騎士道に反する卑怯な武器(飛び道具)を使う役の農民と共に戦います。
    また、"湖の淑女"を信仰しているのも特徴のひとつです。

  • ブレトニアの特徴は、何と言っても騎兵です。
    軽装騎兵から重装騎兵、飛行騎兵まで幅広く揃っています。
    ブレトニアの騎兵はランスチャージの隊列を組むことが可能で、
    白兵防御の低下と引き換えに突撃能力を向上させられます。
    農民が担当する歩兵や投射兵も必要最低限のものは揃っているので、
    如何に上手く騎兵を動かせるかが勝負の分かれ目になります。
    戦闘に勝利すると、"湖の淑女"の加護を受けられることもあります。

  • ブレトニアは獣、天空、生命の3体系の魔法を使用可能です。
    獣の体系は身体強化に優れるほか、マンティコアを召喚できます。
    天空の体系はダメージを与える魔法が多くなっています。
    生命の体系はHPを回復する魔法が唯一使える希少な体系です。
    これらの魔法はカルカソンヌの指導者"フェイ・エンチャントレス"、
    一般ロード"預言者の巫女"、一般ヒーロー"聖杯の乙女"が使用できます。
    フェイは生命、預言者の巫女と聖杯の乙女は自分の体系の魔法が使えます。

  • ブレトニア本土の州はどこも都市が少なくなっています。
    統一しやすい代わりに建てられる建物が少ないのですが、
    これを補うため、主な収入施設である農業系施設の効果には
    発展度の増加も含まれるほか、周囲の州の発展度も上げてくれます。
    また、それとは別に発展度と死傷者の補充率が上がる建築物もあるほか、
    ロードのスキルに滞在する州の発展度アップもあります。
    これらを合わせれば、発展速度で他種族に劣ることはないでしょう。
    収入面では他種族に後れを取るかもしれませんが、
    交易や戦闘で稼いで補っていきましょう。

  • 短所は、まずプレイヤーの操作負担が大きいことです。
    騎兵に白兵戦をさせると大抵はボコボコにされてしまうので、
    こまめに離脱と再突撃を繰り返させる必要があります。
    これを全て手動で行うとなると、かなりの手間がかかります。
    白兵戦に適性のある近接騎兵もいますが、雇用可能になるのが遅いほか、
    誓いを第2段階までクリアしていないと運用できません。
    第二に、ちょっと面倒なキャンペーンシステムが盛り沢山な事です。
    ロードは誓いと祈りの段階を進めないと騎士のコストが爆増するほか、
    都市に駐屯させているとランダムでマイナス能力を得たり、
    襲撃や略奪などを行うと騎士道ポイントが低下したり、
    農民ユニットを雇用し過ぎると経済に悪影響が出たりと、
    キャンペーン面での縛りが多めな印象です。
    歩兵のスペックが低い(直球)、投射騎兵が低ランクの1種のみ、
    主力が騎兵なので対大型能力持ちのユニットが多い相手に苦戦しがち、
    退却や敗北で聖女の加護が即消失する…といった難点もあります。
ブレトニアの種族独自ギミック
  • 誓いと祈り
    ロードとヒーローのキャラクター詳細ページに"誓いと祈り"タブがあり、
    これをクリックして出てきた画面から実行できます。
    全部で3段階あり、段階1つにつき3つのクリア条件が設定されています。
    1つを選び、その後でクリア条件を満たすと達成と見なされます。
    ※条件を選ぶ前の行動は一切反映されないので注意しましょう。
    1つ達成するごとにそのキャラの能力が強化される(事前に確認できます)ほか、
    ロードの場合は段階に応じた騎兵の維持費が通常価格に下がります。
    ※1つ目を達成:遍歴騎士、王国騎士団、ペガサス騎士の維持費が低下。
     2つ目を達成:探求騎士の維持費が低下。
     3つ目を達成:聖杯騎士&守護団、近衛ペガサス&ヒポグリフ騎士の維持費が低下。
    3つ目を達成した時、必ず"聖女の祝福"が貰えるという特典もあります。
    特に制限時間はないですが、周囲の状況によっては
    ほぼクリア不可能な条件が含まれている場合があります。
    維持費を低下させていない騎士は維持費が+200%されているので、
    誓いと祈りを1つも達成していない場合、騎兵はヨーマン騎兵しか使えません。
    (ヨーマン騎兵は農民なので、最初から維持費が増加していません。)

  • 誓いと祈りの達成条件についての補足
    達成条件を一度決定すると、絶対に取り消せません
    1つ目の誓いと祈りの達成条件「領内で建築物を5個建てる」は、
    空きマスに新たに建てないとカウントされないようです。
    既に建っている建築物をランクアップさせてもカウントされませんでした。
    2つ目の誓いと祈りの達成条件「砂漠かジャングルで攻城戦に勝利」は、
    攻城戦を仕掛けた軍団のロード&同行中のヒーローのみが達成できます。
    援軍として攻城戦に参加して勝利してもカウントされませんでした。
    また、城壁のない都市を攻めても野戦になってしまうので、
    これに勝利しても条件は達成できないことにも注意が必要です。
    3つ目の誓いと祈りの達成条件「ロードを5人倒す」に関することですが、
    ロードが存在しない戦闘はないので、実質「戦闘で5回勝利」と同義です。
    ただし、逃がしてしまった場合はカウントされないかもしれません。
    こちらの戦力が整っているなら、自動戦闘で溶かしましょう。

  • 農民経済
    農民ユニットの合計数が"8+2×首都以外の領有する都市の数"を越えた場合、
    収入が得られる農業系建築物の効果が減少してしまいます。
    また、騎士以外のユニットの維持費も少し上がってしまうため、
    必然的に農民と騎士が混ざった軍団を作ることになります。
    工業系建築物からの収入は減りませんが、そちらでは発展度が増えず、
    収入自体も農業系建築物より少なくなっています。
    技術研究を進めると工業系の方が収入が大きくなりますが、
    畑がないと唯一の投射歩兵である農民弓手が雇用できません。
    農業系建築物と工業系建築物は、1つの州内での共存はできません。
    ※片方建てると、領内にあるもう片方の収入がガッツリ減らされます。

  • 騎士道
    戦闘に勝利するなどで溜まり、待ち伏せや略奪など、
    騎士道に反する行動を取ると減ってしまうポイントです。
    ある程度溜まると騎士道レベルが上がり、勢力全体が強化されるほか、
    ロードを"誓いと祈り"の第1~2段階を達成した状態で雇用可能になります。
    また、一定の騎士道レベルに達すると、緑の騎士を召喚出来ます。
    最高の騎士道レベルに達すると、緑の騎士を無限に呼べるようになります。
    ロングキャンペーンに勝利するには、最大まで溜める必要があります。

  • 騎士と農民
    呪文使い系以外の全ユニットは、必ず騎士か農民のどちらかに分類されます。
    騎士は農民が敗走しても、統御度にダメージを受けることがありません。
    一方の農民は例外なくパッシブアビリティ"農民の任務"を持っており、
    この効果で近くに騎士がいると統御度が少しアップします。
    ブレトニアの封建制社会をよく表現したシステムです。
    なお、魔法使い系ユニットは騎士でも農民でもありません

  • ランス隊形
    ブレトニアの陸戦騎士はアビリティによって楔形隊形を取ることが可能です。
    ランス隊形を取っている間は白兵防御が低下しますが、
    吹き飛ばし力、加速性能、突撃ボーナスと最高速が上がります。
    衝撃騎兵にとっては非常に嬉しいアビリティでしょう。
    隊形の変更には3秒かかり、アビリティを再使用すれば元の隊形に戻ります。
    ヨーマン騎兵と飛行騎兵は隊形変更ができません。
    騎兵の国ブレトニアの特徴をよく表現した独自ギミックと言えるでしょう。

  • プラス効果の獲得
    戦闘で何度か連勝すると、その軍団のユニットが"聖女の祝福"を授かります。
    これはダメージ抵抗が+15%される強力なパッシブアビリティですが、
    "回数:1"、"次の場合に有効:統御度が崩壊していない"、とあるので、
    おそらく一度敗走すると、その戦闘中は効果がなくなるのだと思います。
    また、一度でも敗北or退却すると即座に消失します
    "聖女の祝福"を得られるパッシブアビリティもあり、
    こちらの方法で入手した祝福は失うことがないようです。

  • マイナス効果の獲得
    都市に数ターン駐屯し続ける(長く駐屯するほど確率が上昇する?)、
    襲撃や略奪などの騎士道に反する行動を取るなどの条件を満たすと、
    そのロードにマイナス効果が付与されてしまう場合があります。
    マイナス効果は宗教系建築物のある都市に駐屯すると一定確率で解消されます
    …が、あくまで一定確率であり、確実ではありません。
各勢力紹介
  • クーロンヌ
    ルーエン・レオンクール王が治める勢力です。
    州都クーロンヌはブレトニア首都でもあり、都市開発がやりやすいうえ、
    地理的にもなかなか防衛しやすい立地となっています。
    勢力効果でキャンペーンマップでの行動力が増えているほか、
    こちらから戦闘を仕掛けた場合、ロードの統御度バフ範囲が拡大します。
    ショートキャンペーンの目標は初期敵対勢力のムジヨンを倒すだけですが、
    ムジヨンの本拠地は最初から守備隊が多く、手強くなっています。
    いきなり挑んでも勝てないので、最初の都市を取ったら一旦和睦し、
    領土を広げて鍛えた後で滅ぼしに行くのが良いかと思われます。
    初期配備は騎兵に偏っており、歩兵はたった3ユニットしかいません。

  • ボルドロー遍歴団
    ボルドロー領主のアルベリック・ド・ボルドローが率いる勢力です。
    初期位置がブレトニア本土ではなく、ラストリア大陸沿岸になっています。
    海の神マナンを信仰している国で、国章に三叉槍が描かれているほか、
    勢力効果に港からの収入アップと海上での損耗への耐性が含まれています。
    ショートキャンペーンのクリア条件はアルベリックの誓いを完遂することで、
    ラストリア地域であれば比較的容易に条件を達成できるでしょう。
    初期配備は上級歩兵"徒歩従士"が2つ、上位弓兵の"疱瘡矢"隊が2つ、
    ロード効果で強化される中級騎兵"王国騎士団"が2つと整っています。

  • カルカソンヌ
    "湖の淑女"の代弁者であるフェイ・エンチャントレスの領地です。
    勢力効果で農民の雇用上限が5多く、死傷者の補充率が高くなっています。
    最初から東のウッドエルフ勢力のタルシンと不可侵協定を結んでいるので、
    序盤のうちは北側のグリーンスキンの討伐に集中できるでしょう。
    ショートキャンペーンのクリア条件はフェイの祈りを全て達成することです。
    初期配備に上級騎兵"聖杯守護団"、上級投射兵器"野戦トレビュシェット(聖化)"、
    特殊歩兵"巡礼戦士"がいますが、あとは農民の低級ユニットばかりです。

  • シュヴァリエ・ド・リヨネース
    元・羊飼いの"戦乙女"レパンス・ド・リヨネースが率いる騎士団です。
    女神の神託を受けて南の砂漠へ進出し、ヴァンパイアやアンデッド達と戦います。
    勢力効果で領土全域の支配度が上がるほか、中級近接騎兵が少し強くなり、
    軍団に同行しているヒーローの維持費が半額になります。
    これを活かし、パラディンを大量に雇用して同行させる戦法が有効です。
    初期配備戦力は騎兵も歩兵もバランスよく揃っているほか、
    勢力専用のレジェンダリーヒーロー"アンリ・ル・マッシフ"がいます。
    また、砂漠での損耗を5ターン防げる"飲料水"システムがあるほか、
    技術ツリーの左上部分の一部が独自のものに変更されています。
    ショートキャンペーンのクリア条件はドラッケンホフ・コンクラーヴェ、
    及びフォロワー・オブ・ナガッシュの撃破となっていますが、
    ドラッケンホフの方はケムリやシグマ―教団がボコってくれる場合もあり、
    フォロワー・オブ・ナガッシュを主に相手することになるでしょう。
序盤の動き方の一例:難易度ノーマル想定
  • クーロンヌ
    聖杯の乙女を軍団に加え、まずはムジヨンの軍団と戦います。
    そのまま背後の港も落とし、初期州を統一してしまいましょう。
    続いては、ムジヨンは放置してスカル・スマッシャーズと戦います。
    マリエンブルグの領土を通過することになりますが、気にしなくて大丈夫です。
    ※ただしマリエンブルグとは戦わないようにしましょう。
     騎兵メインのブレトニアはエンパイア系勢力とは相性が悪めです。
    潰し終わったら占拠するなり殲滅するなりして、クーロンヌに戻ります。
    おそらくバロウレギオンがアルトワ城に進出しているでしょう。
    軍備を整えたら宣戦布告し、そのまま押し切りましょう。
    この辺りでブロークン・アックスが他勢力に攻め込んでいると思います。
    少し放っておいてバストンヌやアキテーヌには滅亡してもらい、
    その後でブロークン・アックスに宣戦布告、都市を奪還しましょう。
    本拠地のオルカル山脈まで攻められればいいのですが、
    この辺りで北のシャドウレギオン、ヴァナハイムリングから宣戦されます。
    軍団が来たら急ぎクーロンヌ方面に戻り、迎撃してしまいましょう。
    第2軍団に上位の弓兵をいくらか雇って都市に駐屯させれば、
    もし攻め込まれても都市守備隊と力を合わせて撃退可能です。
    北の軍勢のお家は非常に寒い(激しい損耗が発生する)うえ、
    得られるものも全然ないので、攻め入るのはお勧めできません。
    軍備が整えばムジヨンと決戦です。

  • ボルドロー遍歴団
    まずはアルベリックとパラディンの誓いの条件を選択します(重要)。
    パラディンを軍団に加え、目の前のトラシュトラン軍と戦いましょう。
    そのまま最初の都市を落とすと州都が見えるかと思いますが、
    かなり遠いので次のターンでは絶対に届かないうえ、
    2ターン目で必ず南からブラッドキーパーズが来て占領してしまいます。
    初期州を統一できないと困る&どうせ後々絶対に敵対するので、
    さっさと宣戦布告してブラッドキーパーズから州都を奪いましょう。
    州都を落とすとアルベリックの2つ目の誓いを達成できるので、
    戦闘後には忘れずに3つ目の誓いを立てておきましょう(超重要)。
    次はトラシュトランの都市のトランシュラを攻めます。
    軍団がなくなったブラッドキーパーズの都市を攻めたいところですが、
    トラシュトランは残り都市が1つだけなので、先に滅ぼす方がいいでしょう。
    トランシュラを取った後は一旦戻り、ブラッドキーパーズを滅ぼします。
    ※なお、この辺りで初期交易相手のアキテーヌは滅亡します。
     手の空いたヒーローがいたら海を渡らせ、交易相手を探すといいでしょう。
     ブレトニア本土かウルサーン島(ハイエルフが住むドーナツ島)がお勧めです。
    おそらく、ブラッドキーパーズと戦っていると海賊から宣戦されます。
    3つ目の誓いの達成条件にも関係している(指導者撃破があります)ので、
    ブラッドキーパーズを滅ぼしたら一旦首都へ戻りましょう。
    戻るのが間に合わずに都市が攻められても心配はいりません。
    他に仲の悪い勢力が周囲にいないので、海賊との交戦に集中できるからです。
    ※なるべく早く、出来ればブラッドキーパーズを滅ぼすまでには
     狩猟団遠征隊と不可侵協定を結んでおくと良いかと思います。
     あちらの方が戦力が多いうえにかなり攻撃的な勢力なので、
     外交値が0付近であっても非常に高確率で宣戦布告されます。
     他勢力と挟撃されると滅亡必至なので、技術研究で外交値を上げるか、
     最悪、金を詰んで無理やりにでも不可侵の締結まで持っていきましょう。
     一方で、リザードマンとは外交をする必要はありません。
     彼らは特に仲が悪くなく非好戦的なので、領土に入ったりしなければ
     不可侵協定を結んでいなくても宣戦してくることは稀だからです。
    上手く海賊のルーサー・ハーコンをアルベリックで撃破できれば、
    3つ目の誓いを達成し、クリア条件のひとつを満たせると思います。
    あとはクエストに挑みつつ、30都市占領に向けて邁進しましょう。

  • カルカソンヌ
    まずはフェイとパラディンの誓いと祈りの条件を選択し、
    パラディンを軍団に加えてレッドクラウドの軍団を倒します。
    そのままブリオンヌを落として初期州を統一しましょう。
    次はブロークン・アックスを狙いたいですが、戦力が足りません。
    いくつか歩兵ユニットを雇用する間に、敵がアキテーヌに来るでしょう。
    アキテーヌを攻め取り、そのままオルカル山地に…は行かず、
    一旦カルカソンヌ州へ戻ってグロムの復活を待ちましょう。
    第2の祈りの条件を"グリーンスキンの指導者を倒す"にすれば、
    ここでグロムを倒して条件を達成できるからです。
    ※第2の祈りは他の条件だと達成がなかなか面倒なので、
     このタイミングで達成できればその後の動きにも余裕が出来ます。
     復活待ちの間に海へ出るなどして、第1の祈りを達成しておきましょう。
    グロムの復活後、速やかにグロムごとオルカル山地を制圧します。
    その後は北と東が友好勢力で塞がるため、南へ進路を取りましょう。
    ただし、すぐ南のエスタリアはエンパイア系のユニットを使うので、
    騎兵がメインのブレトニアでは分が悪い場合が多いです。
    ビーストマン勢力やスクライア氏族がエスタリアを滅ぼすまで待ち、
    彼らを相手にした方がエスタリアと戦うよりマシでしょう。
    待っている間に技術研究を進め、海上探索もしておきましょう。
    あとは敵を倒しつつ海岸沿いに進めばOKかと思います。
    技術研究で各ブレトニア勢力を吸収することも忘れずに。
    第2軍団を作り、山越えで攻めて来るスクライア氏族を迎撃させたり、
    北で暴れるであろうバロウレギオンの相手をさせるのも良いでしょう。
    ウッドエルフ勢力とは戦っても苦労するだけなので、
    研究が完了するとウッドエルフと仲良くなれる技術を取り、
    最初から不可侵状態のタルシン以外とも仲良くしておきましょう。
    間違ってもウッドエルフと敵対する技術研究をしてはいけません(1敗)。
    研究が終わった時点で外交値がガタ落ちし、最悪敵対されます。
    なお、ウッドエルフと仲良くなるほどドワーフと仲が悪くなります。
    手が空いたらドワーフに関する技術研究も行っておきましょう。
    ただし、ドワーフと協定を結ぶとウッドエルフの機嫌を損ねるので、
    協定を結んだりお金を貢いだりするのはやめた方が賢明です。

  • シュヴァリエ・ド・リヨネース
    まず、レパンスとマッシフさんの誓いの条件を設定しておきましょう。
    そしてマッシフさんを軍団に加え、ストリゴス・エンパイアを攻撃します。
    軍団撃破後、守備隊が少ない北のフィルスを攻めましょう。
    その後で兵を雇用し、次ターンでアル・ハイクを落として州を統一しましょう。
    州を統一するとオリーゴ騎士団から合併の申し出があるので、受けましょう。
    そちらの軍団からユニットをレパンス軍団に譲渡させれば、
    初期都市の兵舎を壊してしまっても大丈夫な軍団が出来上がるはずです。
    残ったロードは海上探索に出すなり、クビにするなりしましょう。
    当面の相手は、ザンドリの南側にいるトゥームキング勢力のラカフ朝、
    西側のフォロワー・オブ・ナガッシュ(初手で炎の騎士団を滅ぼします)です。
    モブ指導者の方が与しやすいと思われるので、ラカフ朝に喧嘩を売りましょう。
    (フォロワー・オブ・ナガッシュはプレイアブル勢力なので強めです。)
    あとはそのまま戦っていけば問題ないと思います。
    サルトーサ海賊が宣戦してくることが多いので、第2軍団を首都付近に残し、
    海上探索するついでに防衛してもらうのもいいでしょう。
    初期クエストで貰える軍旗が3つともかなり強いので、
    達成のためにグレイベアードの探鉱隊とは仲良くしておきましょう。
    彼らがフォロワー・オブ・ナガッシュに都市を奪われたら奪還し
    (テガン十字軍と軍事通行権を結んでおくと回り道の必要がなくなります)、
    都市の領域から出た後に外交でプレゼントしてあげると喜ばれます。
指導者&ロード紹介
  • ルーエン・レオンクール
    クーロンヌの指導者で、聖女に認められしブレトニアの騎士王です。
    ロード効果で混沌の軍勢やグリーンスキン、アンデッドとの戦闘時、
    軍団の統御度や白兵攻撃値が大きく上がります。
    また、最初から誓いが全て達成済みになっているほか、
    投射抵抗と呪文抵抗を一時的に上げるアビリティを持っていたり、
    最初から重装騎馬に乗っていたりと、至れり尽くせりです。
    最後の誓いを達成しているので、"聖女の祝福"も初期装備です。
    固有スキルツリーではキャンペーンに関するスキルを、
    ツリー外の固有スキルは戦闘に関するものを習得可能ですが、
    意外なことに、騎士の直接戦闘力を上げる固有スキルはありません。
    (代わりに死傷者の補充率を上げる固有スキルがあります。)
    その分、各種アビリティ、アクティブアビリティのクールダウン軽減など、
    自身の戦闘力を向上させるものが多く取り揃えられています。
    スキルの数が多いので、方向性を定めてからスキルを取得しましょう。
    レベルが上がるとヒポグリフ"ベアキス"に騎乗し、飛行巨獣騎兵になれます。

  • アルベリック・ド・ボルドロー
    ボルドロー遍歴団の指導者で、ボルドロー領主…のはずの騎士です。
    ブレトニアにおいてルーエン王の次に影響力のある騎士ですが、
    本作ではボルドローを離れ、ラストリア大陸で聖杯探索をしています。
    ※前作までは"旅に出て聖杯見つけて女神の祝福受けるのが夢だけど、
     俺は領主だし後継者いないし…"と、領主としての責任を優先していました。
     本作のボルドローはアキテーヌという勢力が領地としています。
    ロード効果はブレトニア兵や王国騎士団の白兵防御を強化するものです。
    クリア条件のこともあり、誓いは1つだけ達成された状態で始まります。
    最初のターンで2つ目の誓いの達成条件を選ぶのを忘れないようにしましょう。
    固有スキルツリーはキャンペーンに関するスキルが多く、
    ツリー外のスキルでは徒歩従士や王国騎士団を強化できます。
    また、レベルを上げるとペガサスやヒポグリフ"テンペート"に騎乗できたり、
    最後の誓いの達成前でも"聖女の祝福"を得られたりします。
    ルーエン王には幾分か劣りますが、独自の強味もある強力な騎士です。

  • フェイ・エンチャントレス
    カルカソンヌの指導者で、"湖の淑女"の代弁者とされる女性です。
    ブレトニア王を任命する権利を持つなど、超重要人物として扱われています。
    ロード効果で恐怖を与える効果と"聖女の祝福"を持っていますが、
    魔法使い型のロードなので白兵戦には向いていません。
    生命体系魔法と白兵攻撃力アップのアビリティで味方を支援しましょう。
    祈りが全て未達成の状態で始まるため、すぐには騎士を使えませんが、
    聖杯守護団だけは維持費が通常価格まで下がっています。
    固有スキルツリーは上級騎兵の強化、キャンペーンに関するもの、
    他の魔法使い系ロードやヒーローの強化と揃っているほか、
    ツリー外の固有スキルで巡礼戦士や聖遺骸騎士も強化可能です。
    自分の魔法コスト低下&魔法のクールダウン短縮スキルもあるので、
    出来るだけパラディンやステータスの高いユニットで軍団を組み、
    生命魔法で支援するスタイルで戦うと良いでしょう。
    聖杯守護団や近衛ヒポグリフ騎士が特に好相性と言えます。
    最初は徒歩(浮遊)ですが、レベルアップでユニコーン"シルヴァロン"に乗れます。

  • レパンス・ド・リヨネース
    シュヴァリエ・ド・リヨネースの指導者で、"戦いの乙女"と呼ばれる騎士です。
    元は羊飼いの娘でしたが、村が混沌軍に襲われた際に神託を受け、
    壊滅状態のリヨネース騎士団を率いて撃退し、リヨネース侯爵となりました。
    ロード効果で農民ユニットに少しの物理耐性を与えたり、
    一部の農民ユニットの統御度が上がったりするほか、
    自分中心に閃光を放って敵だけを盲目にするアビリティを持っています。
    ※盲目:白兵戦能力と射撃精度を低下させる。
    固有スキルツリーは歩兵の強化、対アンデッド戦限定の軍団強化、
    キャンペーンに関するものと幅広く揃っているほか、
    最後のスキルで軍団全体に"熱狂"を追加できます。
    ※熱狂=統御度が半分以上の時に攻撃性能アップ。
    誓いは既に2つ達成した状態で始まります。
    欠点は盾がないこと、重装馬以外に騎乗できないことです。

  • ロード
    近接戦闘型の一般ロードで、最初から重装騎馬に騎乗しています。
    ルーエン王やアルベリックの廉価版といった性能で、
    固有スキルにはあまり強烈な効果のものはありません。
    レベルを上げるとロイヤルペガサス、ヒポグリフに騎乗できます。
    ヒポグリフに騎乗すると恐怖を与えられるようになり、
    白兵戦で有利になりますが、徹甲ダメージ割合が低いことに注意しましょう。
    敗走すると不味い立場なので、槍兵に当てるのだけは避けるべきです。
    ※軍団長が敗走すると、全員の統御度に大ダメージが入ります。

  • 預言の巫女(獣/天空/生命)
    魔法使い型の一般ロードで、こちらはフェイの廉価版です。
    ロードと同じく、あまり強烈な効果の固有スキルはありません。
    敗走すると不味い立場上、後方支援に徹することができるこちらの方が、
    前線に立たなければならないロードより起用しやすいかもしれません。
    レベルを上げるとロイヤルペガサスに騎乗できるのも利点で、
    逃げやすくなったり、魔弾系呪文の射線を確保しやすくなったりします。
    白兵戦はからっきしなので、呪文を駆使して味方を助けましょう。
ヒーロー紹介
  • パラディン
    近接戦闘型のヒーローで、最初から軍馬に騎乗しています。
    対大型ボーナスがあるものの、徹甲ダメージの割合が低いため、
    重装騎兵や防具値の高いモンスターにはあまり分が良くありません。
    しかし、ブレトニアのちょっと頼りない歩兵よりは随分頑丈なうえ、
    騎士の雇用施設で雇用上限が増える(=歩兵用の施設がいらなくなる)ため、
    歩兵ユニットではなくこちらを大量動員するのも良いでしょう。
    (ブレトニアの収入施設は2つ1組なので、建物の枠に余裕がありません。)
    パラディン数人を突撃させ、敵が群がった所に投射兵器を撃ち込んだり、
    騎士たちを突撃させたりする戦法も有効です。
    ※パラディンは単体ユニットなので被弾面積が少なく頑丈で、囮に最適です。
    近くのロードやヒーローに物理耐性を付与するパッシブアビリティもあるので、
    少なくとも2人単位で運用すると、より頑丈になります。
    パラディンを複数同行させると、誓いの達成も一度に行えてお得です。
    レベルを上げるとロイヤルペガサスに騎乗可能になりますが、
    ロードと違ってヒポグリフには騎乗できません。

  • 聖杯の乙女(獣/天空/生命)
    いずれか1つの体系の呪文を使える、魔法使い型ヒーローです。
    軍団に同行させると兵士の補充率を上げてくれるので、
    序盤のうちは軍団に1人同行させておくと良いかと思います。
    特に、アルベリックやレパンスはルーエン王のような自動回復がないため、
    回復呪文が使える聖杯の乙女(生命)がいれば少し安心できます。
    ただし、騎兵の操作に加えて呪文の使用指示も出す必要があるので、
    手元がさらに忙しくなることは覚悟しておきましょう。
    レベルを上げると重装軍馬やユニコーンに騎乗できますが、
    預言の巫女と異なりロイヤルペガサスには乗れません。

  • アンリ・ル・マッシフ
    シュヴァリエ・ド・リヨネースに初期配備されている勢力専用ヒーローで、
    パラディンのバリエーションタイプのようなユニットです。
    一般のパラディンと比べると徹甲ダメージの割合が高く、
    レベルを上げると巨獣ヒポグリフに騎乗できるようになります。
    ヒポグリフに騎乗すると恐怖・恐慌を得ることもあって、
    モンスターや大型ユニットとの白兵戦はパラディンより得意になります。
    ※恐怖・恐慌には敵からの恐怖・恐慌を無効化する効果もあります。
    パラディンはヒポグリフに騎乗できない(ペガサス止まり)ので、
    これもマッシフさんの強味のひとつと言えるでしょう。
    指導者のレパンスがペガサスやヒポグリフに乗れないので、
    その代わりとしてマッシフさんに飛んでもらいましょう。
    また、追加された固有スキルで自分のステータスを上げられたり、
    同行している軍団の騎士を強化したりもできます。有能。
    絶対に戦死しないのも利点と言えるでしょう。

  • 緑の騎士
    騎士道レベルが一定値を超えると呼び出せる、特殊なヒーローです。
    ブレトニアの民間伝承や物語の中によく登場する人物ですが、
    実在の人物(故人)であり、正体は初代ブレトニア王とも言われています。
    ドワーフの"父祖の霊"と同じく霊体なので防具値が0ですが、
    物理抵抗と聖女の祝福を持っており、物理ダメージに対しては頑強です。
    不変不動のおかげで統御度が減らないため、聖女の祝福の効果が切れません。
    他にも持続自動回復、先陣配置、健脚、恐怖に恐慌などなど、
    多岐に渡る特殊能力・アビリティを持っています。
    弱点は呪文や魔法、フィールドに1体制限、そして25ターンの時間制限です。
    ※召喚から25ターンで帰ってしまいます。
    なお、ヒーローアクションは何一つ行えないので、軍団に加えましょう。
ユニット紹介:近接歩兵
  • 農民
    ブレトニアにおける最下級の近接歩兵ユニットです。
    数が多く、維持費が無料、雇用費が激安以外の長所はありません。
    ただの農民なので、グリーンスキンで同じ立場のゴブリンよりも弱いです。
    他のユニットを守るため、敵の突撃を受け止めさせましょう。
    なお、イラストではピッチフォークを持っていますが、斧歩兵扱いです。

  • ブレトニア兵
    ブレトニアの下級近接歩兵ユニットで、剣で武装しています。
    農民よりは頑丈で、白兵戦で長持ちするでしょう。
    突撃してくる騎兵に対しては無力なので、農民に受け止めさせるか、
    後述の槍兵に受けてもらった方がいいでしょう。
    また、盾を持っていないので投射攻撃に対しても無防備です。
    早めにブレトニア兵(盾)に更新すると、前線が少しは安定するでしょう。

  • ブレトニア槍兵
    槍を携えた下級の近接歩兵ユニットです。
    ブレトニア兵よりも武器攻撃力と白兵攻撃値が低いですが、
    対大型ダメージボーナスがあるので、大型ユニットに対しては強いです。
    白兵防御は高く、大型ユニットの突撃に耐性があるほか、
    停止状態で敵の突撃を受けるとカウンターダメージを与えられます。
    盾を持っていないので投射攻撃に対しては脆弱なほか、
    やはり統御度が低いので、不意の敗走には注意しましょう。

  • ブレトニア兵(盾)
    名前の通り、盾を装備したブレトニア兵です。
    質の良い盾を持っているほか、白兵防御が向上しています。
    それ以外は一切変わっていませんが、他種族の下級歩兵程度となら戦えます。
    相変わらず統御度が低いので、騎士を接近させたりして補いましょう。

  • ブレトニア槍兵(盾)
    大きな盾を追加装備したブレトニア槍兵です。
    質の良い盾を支給され、白兵攻撃と防御が向上しています。
    それ以外は通常の槍兵と同じですが、買い替える価値は十分あります。
    特に、防具値の低い騎兵程度なら白兵勝ちも可能になったことが大きいです。
    維持費もお安いため、戦列の主力として多めに雇用しましょう。

  • ブレトニア兵(長柄武器)
    ブレトニアの中級歩兵ユニットのひとつで、グレイブを持ちます。
    徹甲ダメージ割合と白兵防御が高く、対大型ダメージボーナスがあるほか、
    大型ユニットの突撃に耐性があるうえ、突撃をカウンターできます。
    槍兵の上位ユニットではありますが、防具値は変わっておらず、
    優秀な盾を持たないので投射攻撃に弱くなっています。
    少数を雇用し、槍兵(盾)の脇備えとして構えさせると良いでしょう。

  • 徒歩従士
    ブレトニアの上級歩兵で、ブレトニア兵の上位ユニットに相当します。
    得物が徹甲ダメージ割合の高い大剣になったほか、防具も頑丈になり、
    統御度も上がったので敗走しにくくなりました。
    …が、白兵戦闘能力がブレトニア兵より少しだけ低く、盾もありません。
    徒歩従士だけで戦果を挙げることはなかなか難しいと言わざるを得ませんが、
    騎士国家ブレトニアが誇る各種騎兵に援護してもらえれば大丈夫でしょう。

  • 巡礼戦士
    兵舎とは別の建築物から雇用できる剣歩兵ユニットです。
    性能的には攻撃寄りになったブレトニア兵(盾)という感じで、
    統御度がやけに高いほか、"熱狂"を持っていることが特徴です。
    ※熱狂:統御度50%以上なら攻撃性能アップ。
    相手が軽装甲の歩兵なら、徒歩従士よりも有利に戦えるでしょう。
    その代わりに防具は相変わらずで、盾が普通の質に低下しています。

  • 聖遺骸騎士
    名前に"騎士"とありますが騎士ではなく、騎士の遺骸を担いだ農民です。
    1ユニットが1体で構成されている非常に珍しい近接歩兵で、
    "熱狂"を持っているものの、戦闘力は低いと言わざるを得ません。
    しかしパッシブアビリティで味方の統御度と白兵攻撃値を強化できるため、
    戦列歩兵の後ろに1体置いておくだけでかなりの助けとなるでしょう。
    "聖女の祝福"があっても防具はブレトニア兵と大差なく、盾もないので、
    敵の投射攻撃の的にならないように注意しましょう。
ユニット紹介:投射歩兵
  • 農民弓手
    最も基本的な投射歩兵ユニットです。
    命中精度はイマイチのようですが、クロスボウ並みに射程が長く、
    矢の基本ダメージもなかなかのものがあります。
    徹甲ダメージの低さは如何ともし難いですが、
    何隊かで集中攻撃をすれば無視できないダメージになります。
    収入施設の畑から雇用できるのも長所の一つです。
    白兵性能も統御度も低いので、敵に食いつかれたらまず命はないでしょう。

  • 農民弓手(火矢)
    農民弓手の上位ユニットのひとつで、火炎属性の矢を射ます。
    投射ダメージが少し向上しているのも特徴です。
    トロールなどの"再生"持ちユニットや森の精霊に対して特効があるほか、
    火炎耐性がない敵には下位の弓手よりも高いダメージを出せます。
    雇用可能になり次第、農民弓手と買い替えましょう。

  • 農民弓手(疱瘡矢)
    農民弓手の上位ユニットのひとつで、毒属性の矢を射ます。
    矢が当たった敵の速度と武器攻撃力を下げる効果があるので、
    積極的に射かけて前線を援護しましょう。
    それ以外の性能は下位の農民弓手と全く同じです。
    火矢とどちらを雇用するかはプレイヤーの好みで決めましょう。
ユニット紹介:農民騎兵
  • ヨーマン騎兵
    最下級の衝撃騎兵で、唯一の近接農民騎兵です。
    ヨーマンとは上級の農民のことで、その子息で構成された騎兵隊です。
    乗っているのは荷馬ですが、軽装なので速度が非常に高いです。
    普通の盾を持っているものの戦闘力は振るわないため、
    先陣配置で脇に隠しておき、後衛の投射兵を狙わせると良いでしょう。
    "誓いと祈り"の達成状況に関わらず通常価格で運用可能ですが、
    農民としてカウントされる、騎士ではないのでランス隊形が使えない、
    騎士ではないので農民が敗走すると統御度が下がる、などの欠点もあります。

  • ヨーマン弓騎兵
    ブレトニア唯一の投射騎兵ユニットです。
    ※遠距離武器は騎士道に反する卑怯な武器なので、騎士は使いません。
    弓矢の威力は農民弓手と同じですが、移動中でも全方向へ射撃できます。
    その代わりに射程が少し短いので、敵の投射歩兵との撃ち合いは避け、
    敵歩兵への嫌がらせに徹すると良いでしょう。
    こちらも農民としてカウントされます。
ユニット紹介:騎士
  • 遍歴騎士
    貴族の子弟で構成される、下級の衝突騎兵ユニットです。
    若い騎士達が手柄を求めて遍歴していることを表現するためか、
    パッシブアビリティ"猛烈"を持っています。
    ※猛烈:突撃中は恐怖・恐慌などの心理的な攻撃を受けない。
    高めの防具と盾を持っていますが、人数が歩兵より少ないため、
    敵の攻撃が集中しやすいという弱点があります。
    白兵戦闘能力はヨーマン騎兵と大差ないので、突撃がメイン火力になります。

  • 王国騎士団
    土地持ちの騎士で構成される、中級の衝突騎兵ユニットです。
    功績を国に認められた遍歴騎士が土地を貰い、王国騎士団に配属されます。
    ステータスは遍歴騎士より高くなったほか、対大型ボーナスが追加されています。
    徹甲ダメージ割合が低く、重装騎兵との戦いには不向きなのが弱点です。
    また、衝突騎兵なので白兵戦にも向いていません。突撃あるのみです。
    アルベリック・ド・ボルドローは固有スキルで王国騎士団を強化可能で、
    上位の騎兵に迫るほどの性能にまでパワーアップさせられます。

  • 探求騎士
    土地を代理の騎士に任せ、聖杯を探す旅をする騎士達で、
    中級騎兵相当の"近接騎兵"とも言える特殊な騎兵です。
    同格の王国騎士に比べて防具が少し、突撃ボーナスが大きく劣りますが、
    白兵戦闘力と武器の威力が向上し、徹甲ダメージの割合が増えました。
    また、盾を失っていますが、心理的な攻撃を受けない効果を得ています。
    白兵戦も行えるので、騎兵の操作に困ったら雇用してみましょう。
    ただし、大型ユニットであることには変わりないので、
    槍兵などのアンチユニットと戦わせるのだけは厳禁です。

  • ペガサス騎士
    空を飛ぶ幻獣「ペガサス」に騎乗した飛行騎兵です。
    防具以外のステータスが王国騎士団より少し上がっていますが、
    森などに隠れられなくなったほか、人数が大きく減少しています。
    投射攻撃の集中攻撃を受けると、案外あっさり落とされるでしょう。
    それでも"飛べる"というアドバンテージは非常に大きく、
    軍団に1~2ユニット入れておけば、採れる戦術が増えることでしょう。
    突撃後は速やかに離脱させるのを忘れないようにしましょう。
    城の防壁の上でも戦える、珍しい騎兵です。

  • 聖杯騎士
    "湖の淑女"の祝福を受けた、上級の衝突騎兵ユニットです。
    祝福された聖杯の水を飲んだからか、疲労を無視する特性を得たほか、
    心理的な攻撃を受けなくなり、武器が魔法武器になっています。
    ※疲労:戦闘中、歩行以外の行動をすると溜まる。
        一定値溜まるごとにユニットの性能が落ちていく。
    ステータスも人数が減った以外は王国騎士団を上回り、
    突撃した時の破壊力は凄まじいものがあります。
    武器の徹甲ダメージ割合も増えたので、重装騎兵にも有効です。

  • 聖杯守護団
    フェイ・エンチャントレスを守る最精鋭の騎士団で、
    探求騎士の上位ユニットに相当する"近接騎兵"ユニットです。
    人数が半分ほどになりましたが、ステータスは大きく上がり、
    盾や疲労の無視が追加され、さらに強力なユニットになりました。
    武器も魔法武器と化しているので、物理抵抗を無効化できます。
    突撃ボーナスは聖杯騎士の3分の2ですが、元々のステータスが高く、
    白兵戦をしても突撃させても大きな戦果を挙げてくれるでしょう。

  • 近衛ペガサス騎士
    ロイヤルペガサスに騎乗する、ペガサス騎士の上位ユニットです。
    ステータスが向上したほか、疲労と心理的な攻撃を無視する特性を得ました。
    また、魔法武器を持ったため、物理耐性のある敵にもダメージを通せます。
    徹甲ダメージの割合が相変わらず低いので、後衛を狙わせましょう。
    "聖女の祝福"を標準装備していることもあって少し頑丈なので、
    防具値の低い敵であれば大型ユニットを狙っても大丈夫です。

  • 近衛ヒポグリフ騎士
    猛禽の上半身と馬の下半身を持つ巨獣に騎乗した"飛行巨獣騎兵"です。
    近衛ペガサス騎士に近い性能ですが、人数はさらに少なくなり、
    速度と突撃ボーナスが少し落ち、先陣配置がなくなりました。
    それらと引き換えに他のステータスが全体的に強化されたほか、
    "疲労の無視"と恐怖・恐慌を与える能力が追加されています。
    対大型ダメージボーナスもなくなりましたが、武器の威力が上がり、
    徹甲ダメージの割合が高くなったため、重装兵やモンスターとも戦えます。
    白兵防御が少し低いものの、恐慌によって少し補えるので、
    積極的に白兵戦を仕掛けても大丈夫でしょう。
    1体あたりのスペックが高いので、強化・回復魔法が有効です。
ユニット紹介:投射兵器
  • 野戦トレビュシェット
    "平衡錘(へいこうすい)投石機"とも呼ばれる、大型の投石機です。
    投擲にカウンターウェイトを利用する仕組みになっている投石機で、
    大きく作ればそれだけ威力が上がるため、かなり大型になっています。
    遠距離から徹甲ダメージの高い岩で攻撃できる貴重なユニットで、
    野戦のみならず攻城戦でも十分な活躍を期待できます。
    上位のトレビュシェット(聖化)を作るにはランク5の都市が必要なため、
    しばらくはこちらが主力投射兵器となるでしょう。
    弱点はその大きさで、敵の投射兵器がガンガン当たってしまいます。
    敵の投射兵器とは撃ち合わず、騎兵で潰してしまいましょう。
    なお、これも飛び道具=卑怯な武器なので、農民が運用します。

  • 野戦トレビュシェット(聖化)
    祝福された岩石を発射するトレビュシェットの上位ユニットです。
    トレビュシェットの本体は何も変わっていませんが、
    投擲する岩が魔法武器化しているほか、威力が向上しています。
    2までは味方に当たらない仕様が明記されていました
    (実際は爆発のみ当たらず、岩は味方にも当たり判定がありました。)が、
    本作では記載がなくなっており、どうなっているのかは不明です。
    基本的にはトレビュシェットと同様に運用すれば大丈夫です。
ユニット紹介:威名ユニット
  • ラ・メゾンタール修道兵
    巡礼戦士の威名ユニットで、魔法武器と火炎武器を持っています。
    毒などの接触効果を無効にする特性も追加されましたが、
    二刀流になった代わりに盾を失ったため、投射攻撃に弱くなっています。
    攻撃力が上がったものの防具値は低いままで、白兵防御も少し下がったため、
    通常のブレトニア兵に近い性質のユニットになっています。
    ウッドエルフの勢力と戦う際に猛威を振るうでしょう。
    (森の精霊相手なら、物理耐性を無効化できるうえに火炎弱点を突けます。)

  • バストンヌ猟兵団
    徒歩従士の威名ユニットで、得物がハルバードになっています。
    防具や白兵防御が上がったほか、ブレトニア兵(長柄武器)と同様の
    対大型ユニットの突撃防御や静止時の対突撃カウンターも追加されました。
    また、対歩兵ボーナスが対大型ダメージボーナスに変更されているので、
    実質的にブレトニア兵(長柄武器)の上位ユニットになっています。
    弱点は盾がないこと、そして1ユニットしか雇えないことです。

  • フルール・ド・リス守護団
    遍歴騎士の威名ユニットです。
    "熱狂"を獲得しているほか、盾が良質なものに強化されています。
    最初から最高ランクなので統御度も高く、熱狂との相性は抜群です。
    白兵戦能力も少し上がっているので、突撃から離脱までの犠牲が減るでしょう。
    遍歴騎士がいれば、どれかと置き換えてしまいましょう。

  • 獅子心騎士団
    王国騎士団の威名ユニットで、武器が魔法武器になっています。
    他にも恐怖を与える効果、"鼓舞"の特性も得ています。
    ※鼓舞:周囲の味方の統御度をアップ。
    恐怖のおかげで敵を敗走させやすくなり、突撃時の安全性が少し向上し、
    敵の反撃による味方の統御度の低下をカバーして離脱させやすくなりました。
    騎士を複数固めて突撃させる戦法をさせるのが良いかと思いますが、
    徹甲ダメージの割合が相変わらず低いので、相手は選びましょう。

  • クネル探求騎士団
    探求騎士の威名ユニットで、火炎耐性を得たほか、
    対大型ダメージボーナスを獲得し、重装騎士相手に有利になりました。
    元々心理的な攻撃を受けない特性も持っているので、
    モンスターユニットが相手でもそれなりに戦えるでしょう。
    盾は持っていないままなので、投射攻撃に弱い点は変わりません。

  • モンフォール騎兵団
    ヨーマン弓騎兵の威名ユニットで、毒矢による攻撃が可能になりました。
    ランク補正で精度や装填速度もなかなか向上しているため、
    序盤から終盤までサポーターとして出番があるでしょう。
    白兵戦に向かないのは変わらないので、接触しないように注意が必要です。