Hearts of Iron IV

Hearts of Iron IV

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Total War Modゲームガイド
By go_nana
Total War Modのゲームガイドです。
   
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ゲーム全般
Total War Modでは多くのイベントが追加され、各国のNFも一新されている他、戦闘システム、バランスや兵科がバニラから大きく変更されています。
ここではバニラとのシステム差異についての情報を中心に、その他役立ちそうな情報をまとめています。

  • 略称
    Total War Mod ⇒ TW
  • 難易度
    民間人~一般兵でもAIにバフが付くため、難易度はバニラよりは高い。

    ↓ゲーム開始時の難易度選択でAIバフの内容が見れる。


  • ドクトリン研究
    陸軍経験値などを消費してアンロックするバニラのシステムとは異なり、研究スロットを用いて研究する旧来のシステムに戻っている。

  • 兵器デザイナー
    艦船デザイナーのみ実装済み。
    戦車デザイナー、航空機デザイナーは未実装とのこと。

  • ドイツの国家弁務官区ディシジョン
    バランス調整中のため、一時的に使用できなくしているとのこと。
    (戦時でなければ使用可能)
陸戦
陸軍ドクトリン
バニラとほぼ同様だが、若干の変更が加えられている。
  • 機動戦
    戦車戦に適したドクトリン。
    高い突破と指揮統制を持つが、歩兵などの非装甲兵科に対するボーナスは少ない。

  • 優勢火力
    砲兵に適したドクトリン。
    中砲や重砲を用いる師団に適しており、高い対人攻撃を持つが、補給ペナルティが増えるというデメリットがある。

  • 大規模戦闘計画
    歩兵戦闘に適したドクトリン。
    能力を上げ、補給の消費を抑え、塹壕や夜間攻撃などユニークなボーナスを持つ。
    しかし、特定の兵科に特化したボーナスは少なく、ローリスク・ローリターン。

  • 大量突撃
    歩兵が安くなるドクトリン。
    TWの歩兵がバニラに比べて高価であることを考えると、コストを抑えることは大きなメリットとなる。
    左ツリー(縦深戦闘)は戦車、司令部にボーナスを与える。右ツリー(大量動員)は歩兵にボーナスを与える。

  • 非対称戦
    TWで追加された、中小国での防衛に特化したドクトリン。
    自陣での防衛にのみ焦点を当て、敵の攻勢を可能な限り困難にする。戦車や空軍を使用しない小国の防衛には最適だが、自国領土以外で戦闘する場合のメリットは少ない。

砲兵
バニラと異なり、野戦砲兵が軽砲、中砲、重砲に分かれており、以下のような違いがある。
  • 軽砲:速度が速く、低コストだが、要塞や都市に対するボーナスは小さい。
  • 中砲:軽砲よりも強力だが、割高。
  • 重砲:要塞、都市に強いが、高コストで速度が遅い。自動車牽引のみ。

要塞
天然の要害や大都市が要塞扱いになっているためマップ上に要塞が多くなっている。
砲兵や列車砲などを用いることで要塞の防御力を軽減することができる。
戦略爆撃で破壊するのも有効。

↓一般兵科では要塞に対する攻撃はほとんど通らなくなる
海戦
  • 艦砲による対地支援のデバフが最大40%と強力。
  • 潜水艦の船体が小型と大型に分かれる。違いは航続距離で、小型潜水艦は沿岸用、大型潜水艦は外洋用。
  • 巡洋艦の船体が軽巡と重巡のものに分かれる。
    バニラのように軽巡に重巡砲を載せても主力艦扱いにはならない。

    ↓軽巡は強力な直衛艦だが、火力が低いためバニラほど万能ではない

TWで追加された艦種
  • 軽空母
    正規空母の半分以下のコストだが、搭載機数も半分以下。
    テンプレート編集で軽空母用格納庫を選択することで艦種変更できる。

艦隊編成例
  • 最低限の編成:
    空母4+戦艦4+直衛艦24隻の合計32隻
  • 余裕を持たせた編成:
    空母4+戦艦6+直衛艦40隻の合計50隻

空母を4隻を超えて編成すると大きなペナルティがあるので、それ以上増やしても意味がない。
また、空母が射線から外れるために少なくとも1隻の戦艦などの主力艦が必要で、さらに各主力艦(空母を含む)が前衛の射線から外れるために少なくとも3隻の直衛艦が必要。 つまり、空母が4隻、戦艦が4隻なら、両方を最適化するために24隻の直衛艦が必要になる。
そのため、4+4+8x3=32隻がペナルティなしにすべての空母を使用できる安全な最小の艦隊ということになる。直衛艦が多少の撃沈されてもペナルティを受けないように、ある程度の余裕を持たるため、空母4隻、戦艦6隻以上、そして直衛艦40隻を目標にすることが多い。
合計すると50隻前後だが、その規模の編制ができる国はごく少数の大国しかない…
空戦
  • 強力だがバランス調整され、空軍のみのごり押しは難しくなっている。
  • TWでは艦攻と艦爆が統合されており、艦爆扱いのため近接航空支援任務が可能。

TWで追加された機種
  • 軽爆撃機
    戦術爆撃機の廉価版。
    機体の研究に必要な時間が短い。

  • 飛行艇
    航続距離が長い海上偵察機。
    海上哨戒任務に割り当てることで海軍の哨戒任務の支援ができる。
    対艦攻撃機と同様に対艦攻撃任務ができるが、戦闘機に弱い。
内政・諜報
資源
  • バニラでいうクロムは希少資源に呼称が変更されている。
  • 製鉄所を立てると鉄鋼やアルミ、希少資源が生産できる。
  • 合成精製所は合成燃料精製所と合成ゴム精製所に分かれている。

貿易
  • 民需工場がバニラより増えているため、貿易コストは低め。
  • 民需1つに対する資源の交換レートは鉄は10、希少資源は6、その他は8となる。

建設
  • 大戦が始まると世界的物資不足デバフが各国にかかり、工場建造速度にデバフがかかる。
  • 補給ハブの建設費用が比較的安いため、僻地では建てながら侵攻すると良い。
  • 小島プロヴィンスでは航空基地の上限が2~4程度に制限される。

諜報
  • TWの諜報員は「協力政府の樹立」任務ができない。
  • 代わりに「青写真の奪取」任務が低コストでできる。(バニラは3名必要だが、TWでは1名のみで可能)
装備
  • 装備の細分化
    バニラよりも装備の種類が増えているので生産ライン管理が若干難しくなっている。
    例:野戦服、馬、ジープ、無線機、特殊部隊用装備など

  • 装備の改良
    小銃や野戦砲など、バニラで改良できなかったいくつかの装備はTWで改良できるようになった。

    ↓様々なパラメータを改良できるので色々試してみよう


  • 研究による要求装備量の変化
    研究によって部隊の要求装備量が変化するものがある。
    戦時に充足率が不足しないように注意しよう。
    例:
    • 自動車化の研究: 馬をトラックやジープに置き換え
    • 無線の研究: 無線機の必要量の増加
師団編制
史実のような諸兵科連合の師団編制を推奨しているとのこと。
戦闘大隊は20個、支援中隊は8個までつけることができる。

戦闘幅
基本戦闘幅は120で、別のプロヴィンスからの追加の攻撃ごとに60幅が増加。 
推奨幅は、15、20、24、30。

編制例(あくまで一例)
歩兵8大隊+砲兵4大隊の20幅編成が基本。

  • 歩兵師団
    歩兵8、砲兵3、対戦車砲1
    師団司令部、工兵、半自動車化補給、通信、対空
    大国向けのオーソドックスな歩兵師団。

  • 自動車化歩兵師団
    自動車化歩兵8、自動車化砲兵3、自動車化対戦車砲1
    師団司令部、工兵、自動車化補給、整備、オートバイ偵察、通信、対空
    上の歩兵師団をそのまま自動車化したもの。

  • 機甲師団(1936年)
    戦車4、自動車化歩兵4、自動車化砲兵3、自動車化対戦車砲1
    師団司令部、工兵、自動車化補給、整備、病院、オートバイ偵察、通信、対空
    大戦初期の機甲師団。
    敵戦車がいなければ対戦車砲を抜いて砲兵4にしても良い。

  • 機甲師団(1941年)
    戦車4、機械化歩兵4、自走砲3、駆逐戦車1
    師団司令部、工兵、自動車化補給、整備、病院、オートバイ偵察、通信、対空
    大戦後期の機甲師団。
    自走砲は突撃砲や自走ロケットにも置き換え可。

    ↓戦車+突撃砲は高価だが最も強力な機甲編成の一つ


  • 沿岸防衛用師団
    守備隊5
    歩兵偵察
    安価な沿岸防衛用師団。

  • 駐屯地師団
    守備隊20
    師団司令部、憲兵
    占領地の対パルチザン向けの師団。
大隊一覧
TWの戦闘大隊の紹介。

歩兵大隊
師団のベースとなる大隊。高い耐久値と指揮統制を持つ。2幅。
  • 軽歩兵
    歩兵より速度が速いが、攻撃力が低い。

  • 民兵
    歩兵より訓練時間が短く必要物資が少ないが、全体的に性能が低い。

  • 守備隊
    歩兵よりもコストが安く、防御と制圧が高い。
    速度と突破が低いため防衛向け。

  • 半自動車化歩兵
    歩兵と自動車化歩兵の中間的な性能。

  • 歩兵、山岳兵、海兵、空挺兵
    バニラと同じ。

自動車化歩兵大隊
同じく師団のベースとなる移動力の高い歩兵。TWで最も高速な部隊。2幅(装甲車は1幅)。
  • 装甲車
    偵察値を付与し、師団全体の速度も上がる。

  • 騎兵、自動車化歩兵、機械化歩兵、水陸両用装軌車
    バニラと同じ。

砲兵大隊
対人攻撃力、対戦車攻撃力などを高めるが、指揮統制値が下がる。1幅。
  • 山砲
    性能は低めだが速度が速く、不整地でもデバフが少ない。
    海兵や山岳兵、騎兵と相性が良い。空挺可能。

  • 砲兵(軽砲/中砲/自動車化軽砲/自動車化中砲/自動車化重砲)
    対人攻撃力と要塞に対する攻撃力を高める。
    渡河時のデバフも軽減する。

  • 自走砲(軽/中/重)
    装甲が付与され速度も速くなった自動車化砲兵。

  • 突撃砲(中/重)
    自走砲より装甲値や突破が高く強力だが、要塞に対するボーナスは少ない。

  • ロケット砲、自走ロケット砲
    突破の高い軽砲のような性能。
    生産時にタングステンが不要で、生産コストも安い。
    自走ロケットは速度が速め。

  • 対戦車砲、駆逐戦車(軽/中/重/超重)、自走対空砲(軽/中)
    バニラと同じ。

※対空砲大隊について
TWでは対空砲大隊は編制できないので、支援中隊に対空砲中隊を編制しよう。

※派生型車両の研究
自走砲や突撃砲、駆逐戦車などの派生形車両の研究には、対応する砲兵の研究が必要になる場合がある。
例:中自走砲の研究には、その年代の中砲の研究が必要など。

戦車大隊
高い装甲値と突破値を持つ。高速だが悪地形によるデバフを受けやすい。2幅。
  • 戦車(軽/中/重/超重/水陸両用)
    ほぼバニラと同じだが、速度が比較的遅い。
    重戦車は要塞攻撃にボーナスがある。
    ↓戦車は地形や閣僚など多くのボーナスが乗るためスペックの数値より高速移動できる

その他
  • SS〇〇大隊
    ドイツ独自の武装親衛隊大隊。ほぼ全種類の大隊のSS版がある。
    特殊部隊扱いで一般の大隊より性能が高い。
支援中隊一覧
TWの支援中隊の紹介。
  • 師団司令部
    指揮統制値をはじめ、さまざまな能力を全体的に底上げする。
    コスパが良く、大抵の師団には組み込まれている。

  • 偵察中隊(歩兵/騎兵/オートバイ)
    偵察値と師団速度を高める。
    歩兵⇒騎兵⇒オートバイの順で性能が向上する。

  • 市街戦/砂漠/水陸両用/山岳/ジャングル支援部隊
    それぞれの地形での地形補正を高める。

  • コマンド部隊
    すべての地形での地形補正をわずかに高める。
    特殊部隊扱いのため、編制数に上限がある。

  • NKVD
    ソ連独自の支援中隊で、師団の能力を全体的に高める。
    負傷兵や逃亡兵を銃殺しているためか、後方移送が下がる。

  • 対空砲/自動車化重対空砲中隊
    師団の対空値を高める。
    重対空砲は対空値が更に上がり、貫通、対戦車攻撃力も高める。

  • 補給中隊(小規模/馬匹/半自動車化/自動車化)
    物資使用量を減らし兵站の負担を軽くする。
    小規模⇒馬匹⇒半自動車化⇒自動車化の順に性能が高くなる。
    独ソ戦のような大規模戦闘では半自動車化以上が必須。
    最上位の自動車化になると大量のトラックが必要になる。

  • 通信中隊
    先制攻撃力と指揮統制率を高める。

  • 工兵中隊、整備中隊、野戦病院、憲兵
    バニラと同じ。

※支援砲兵、支援対戦車砲兵中隊について
TWでは砲兵、対戦車砲は支援中隊に組み込めないので、大隊に編制しよう。
国別攻略(ドイツ)
※史実モード、史実開戦、難易度一般兵です。
AIバフがかかることもあり、特に独ソ戦の難易度は高めです。

開戦まで
  • 基本的にはバニラと同様。経済NFを優先し、徴兵しながら早期のアンシュルス、チェコ併合を目指す。
  • 第1~4波動員ディシジョンを実行すると短期間で歩兵師団を徴兵できる。
  • 軍需工場は後半余る(というか資源不足になる)ため最初の1~2年は民需、必要な分の軍需工場を建てたあとは燃料精製所、ゴム精製所を優先して建てていこう。
  • 「戦車に注目せよ」NFを早期に取得するようにしよう。
    機動戦ドクトリン研究に必要な1939年技術である「戦車用無線」研究を年代を無視して無償取得できる。

ポーランド戦、フランス戦
  • 「ダンツィヒか、戦争か」NFを取得すると白作戦ディシジョンがアクティブになる。ディシジョンを選択し開戦。
  • MR協定を結んでおかないとポーランド開戦時にソ連に宣戦される。
  • 1940年以降に黄作戦ディシジョンを実行することでベネルクスからのマジノ線迂回ができる。

イギリス戦
  • 海軍を増強し、対艦攻撃機を作っていれば上陸しやすい。
  • 1938年型戦艦を複数建造しておくのがおすすめ。
  • イギリス本土に上陸するとアメリカが即時連合入りする。

ソビエト戦準備
  • ソ連はかなりの強敵で実質的なラスボスとなる。
  • 東部戦線では兵站が悪いためソ用師団の補給中隊を最低でも半自動車化補給中隊に変更しておく。
  • ソ連国境近くの線路、航空基地も増設しておこう。
  • 敵諜報員対策、暗号系は大きなバフ、デバフになるため万全にする。
  • 対ソ開戦には2M近い兵力展開が必要なので不足している場合は徴兵する。
  • バルバロッサ作戦NFが完了するとディシジョンが解放されるので実行する。

ソビエト戦
  • 時間経過で出現する大量の敵師団で防御を固められると突破すら難しくなってしまう。
    そのため開戦直後からできるだけ敵師団を包囲殲滅し減らしていく必要がある。
    包囲時は補給ハブの範囲に注意し、冬季でもチャンスがあれば包囲殲滅を続ける。

    ↓補給ハブを取りつつ包囲、前進していくのが理想だが…


  • 時期に応じてブラウ作戦、ツィタデレ作戦等の作戦ディシジョンを発動しバフを上手く使っていこう。
  • レニングラードやキエフ等の重要都市およびその周辺は要塞レベルが高く、異常に硬い。
    戦略爆撃で要塞を破壊するか、重砲などを使おう。
    沿岸部であれば戦艦による砲撃支援も活用できる。

    ↓要塞対策に列車砲を作っておくのも手


  • フィンランドも継続戦争のために参戦してくれるので北方からも攻撃できる。
  • 一定以上VPを落とせば講和イベントが発生し、独ソ戦勝利。

残りの連合国
  • 残りはアメリカをはじめとする連合国だがソ連を下したドイツであれば消化試合となるだろう。

その他メモ
  • 演説等のディシジョンは政治力のみで様々なメリットがある。
  • SS師団は練度や能力が高めに設定されており、ディシジョンにより安価に獲得できる。
    (国防軍が怒る等のペナルティも特にない)
  • 機動戦(電撃戦)、攻城砲などのアビリティを使うと指揮力を消費し戦闘を有利に進められる。