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ゲームクリアに向けた覚書
By Greener
難しく、変化に乏しく、理不尽な死も襲ってくる。そんなろくでもないゲームにも関わらず、「一度はクリアしたい」と思ってしまった貴方に捧げるヒント集。
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このゲームの目的

そこらに落ちているカセットテープを拾い集め、11本分の音声を『聞き終わったら』クリア。

拾得した時点では必要数にカウントされないので、最後の一本だから駆け込んで拾っちゃおうとかは思わないように。

はじめにしておきたいこと
ドローンないしタレットがこちらを発見した時の「ピッ」という警戒音はものすごく重要。


なので Advanced sound options を開いて Sounds: の音量は最大に。逆にカセットテープの音声はどうでもいいので、Voice: はまだ再生中かどうかがかろうじて判る程度に下げる。Music: も生存には必要ないので下げる。


FPS経験がある人は Lock gun to screen center にチェックを入れると構えた時に銃が画面中央に固定され違和感が減るかと思うが、最終的にはフィーリングの問題なのでお好みで。

ちなみにスプリントのキー設定はないが、Wを連打すると走るので覚えておくこと。

銃の種類と性能
S&W : M10 Revolver
多分ハズレ。装弾数が6と少ないのはまだしも、リロードの不便さが辛い。

レンコンを振り出した後、エジェクターロッドのキーを何度も押さないと空薬莢が落ちてこない。その際に未使用の実包も排出してしまうため、こぼしたそれらを床から拾うフェイズも挟まって常にフル装弾を保つのがとてもめんどうくさい。

また、床にこぼしてしまった実包を回収に戻らなくてはいけない手間を考えると、実用上歩きながらのリロードができないとも言える。

プレイ時間28時間での初クリアからリボルバーでのクリアまでは更にもう12時間ほどかかった。


Colt : M1911
まあいっか、な銃。7+1発で実用上さほど問題ない範囲の装弾数。このゲームに限って言えばセイフティが無意味だったりはするが、着脱式マガジンのおかげで一発撃ったから一発だけ補充する、がリボルバーより簡単。

マガジンが二個三個とあったとしてもそれぞれに装填して撃ち切ったらマグチェンジをするよりも、たった一個のマガジンを常にフル装弾に保つほうが瞬間火力が高くて安全。


Glock : G17
多分アタリ。とにかく装弾数が多い。おそらく一発一発の火力が低かったりするんだろうが、それがデメリットというよりはむしろメリットとして働いている気がする。

例えるなら100円の買い物でお釣りが貰えない500円分の商品券は使いたくないのと同じ。当てるべきところに当てればきちんと部位破壊可能なので、破壊力というリソースを必要な分だけ小出しにできるのが強み。

沢山消費する分落ちている弾も多く、貧乏性を発揮して死ぬことはあっても弾切れで詰むことは稀。

フルオート機能の存在は忘れろ。
対タレットで気をつけること
タレットは被弾箇所によって壊れ方が違う。
  • センサー(横長の焦げ茶の箱):こちらを認識できなくなる
  • 火器管制(明るい緑):発砲できなくなる(=こちらを認識して警戒音は出せる)
  • マガジン(オレンジ色):次弾の装填ができなくなる(=薬室の一発だけは撃てる) 
  • モーター(茶色の土台):首振りできなくなる(=正面に立てば撃たれる)
  • バッテリ(茶色の土台):機能停止

発砲できなければこちらを害しようがないので火器管制の破壊が最善に思えるが、理想はセンサーの破壊。

理由としては、撃てなくなったか確認する方法が撃たせてみるしかない(=壊せていなかったら死ぬ)のが一点と、「ピッ」に対して「ああさっき火器管制だけ壊したタレットが鳴らしているのだな」と誤認して別口から不意打ちを食らうのが一点。

なおタレットの最大の特徴として、プレイヤーとの接触判定がないことが挙げられる。密着というか、タレット内部にめり込んでしまえばタレットはこちらを認識できない。

なので筆者の基本戦術はこう。


例えば長い通路の中間点にぽつんと一台だけ置いてあるタレット。こういうのは後ろを向いている間に走って駆け寄る。

あとはめり込み状態でセンサーに一発。外しようがなく、ローコスト。ただし、完全に重なって真下に撃つと跳弾で自分が死ぬことがあるので、撃つ瞬間だけは一歩下がって斜め下に向けて撃つと万全。


ただし通路の端、曲がり角においてある場合、自分の視界には一台しか見えなくても死角にもう一台いてお互いをカバーしあっていることがままある。ゲーム中盤以降はその確率も高くなる。


なので物陰から一台ずつ処理していくわけだが、時計回りに旋回する性質上、手前から奥に逃げていくセンサー部は少々狙いにくい。

したがって仕方無しに火器管制部分を狙い撃つわけだが、「ブシュー」とエア抜け音を残して項垂れてくれるラッキーショットが出なかった場合、念の為に二発三発と撃ち込んでおくほうが安全。STGでいうボムの抱え落ちよりは、弾切れのほうがマシ。


なお、タレットは5mくらいまで近づけば壁越しでも首振りのためのモーター音が聞こえるし、曲がり角の向こうにいてもセンサーの発する光が壁を照らすので居ることが判る。

対ドローンで気をつけること
ドローンも被弾箇所によって壊れ方が違う。
  • センサー(後部、斜めの焦げ茶の箱):こちらを認識できなくなる
  • スタンガン(前部、焦げ茶の箱):電撃を放てなくなる
  • 本体(クリーム色):墜落する(=こちらを認識して電撃は放ってくる) 

とは言え狙って部位破壊するのは至難の技。

とにかく中央の本体っぽいところを撃って落ちたらそれでよし、という認識でいいと思う。ただしローターを保護するオレンジのリング部分に関しては、単なる構造材なのか何発当てても有効打を与えられた気がしない。


基本的にはドローンとは交戦した時点で負け。咄嗟のエイム力で生き延びたとしても、それは運よく命拾いしたに過ぎない。唯一の確実な攻略方法は遠距離から一方的に殺すこと。一部屋以上挟んだその向こうのドローンは、ピン留めされたように空中に貼り付いて動かない。この状態を狙撃して予め壊しておくのが最善。

少し近づくとゆるく上下に揺れるようになり、もっと近づくと旋回して周囲を監視しているのが確認できる。屋内ルートではその警戒モードとの遭遇戦を余儀なくされがちなので、筆者は初クリアまではなにはともあれ屋上ルートを目指し階段を駆け上っていた。

屋上ルートはしばしば建物が途切れて地上に降りざるを得なくなるが、その前に上から撃ち下ろし広場のドローンを掃除しておけるのも魅力。


ドローンはタレットよりかなり広め、15mかそこらの地点ですでにローター音が聞こえるので参考にしたい。

これから未探索のエリアに進もうとする時、ドローンの音がしたらドア枠のすぐ横にへばりついてのカッティングパイは危険。タレットであれば目があってもすぐさま一歩脇に退けば撃たれないが、ドローンの場合は突撃してきてしまう。

壁にひっかかればラッキーだが、そのままドア部分を通り抜けて来てしまうこともしばしばあるので、可能な限りドア枠から距離を取って遠目に観察することが肝要。充分な距離があればそもそもドローンは非アクティブだし、そうでなくてもこちらに来るまでの所要時間が伸びれば対処の方法も増える。
TIPS
スプリントはWの連打。ただし、格ゲーのバクステのようにWを2回ぽぽんと押しただけだと走り出さない。Wを3回押して即ジャンプすると、ほぼその場からのジャンプだがちゃんと助走した扱いになって飛距離も伸びる。Wを4回押して即ジャンプだと完全にダッシュジャンプになり飛距離も最大になるが、ジャンプする前にちょっと走り出してしまうため、崖っぷちまで寄ってからそれをするとジャンプする前に歩いて崖を降りてしまう。

アイテムを拾うキーは対象を視界に納めてる必要がない。なんとなく自分の周囲半径1mくらいのものを吸い込んでるイメージで、普段からWと一緒に意味もなく連打しておくといい。椅子の影とか、死角であろうとそこになにかあるなら拾える。回り込んで見に行く必要はない。

部屋に入ってすぐ右手前角と左手前角にタレットが、みたいな強制的に挟み撃ちになる部屋は無理に通ってもあんまり得しないので、戻って別ルートを散策するのも勇気。