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130.4 hrs on record (100.4 hrs at review time)
★追記 エラーやクラッシュ、トリガーが反応しにくい不具合があった方は下記の解決方法をお読みください

ぎゃるがん2を最大限に楽しむならVR!
VR機器を用意してVRでプレイすることを強くオススメします。
プロトタイプである「ぎゃるがんVR」にストーリー要素を追加してHENTAIを磨きあげて完成したものが「ぎゃるがん2」。
ゆえに、操作やゲーム内容もVRでこそ活かされるように作られています。
モニタ画面(デスクトップモード)でも遊べますが、MetaQuest3などSteamVRが動作できるVR機器で購入して遊ぶのが良いです。

VR動作にはDLC『Doki Doki VR Mode』が必要で、steamセール時を狙って『Doki Doki VR Mode』込みの『Gal*Gun 2 - VR Bundle』購入がよいでしょう。

以降はすべてVR前提のレビューで書きます。


負けも一興!ちょっとエッチなシューティング
シューティングでは、学園の女の子達から襲われるためフェロモンショットで女の子をばったばったと昇天させます。
女の子達もラブレターを渡してきたり、押し倒してキスを迫ってきたり、遠くから文字を飛ばしてきたり、ミニ悪魔が憑いた女の子から股間を踏まれたりします。
これをVRで体験すると...楽しいことになります。
攻撃を受けすぎると負けてしまいますが、その場から何回でもリトライ可能ですので、是非いっぱい負けてください。

シューティングの難易度は優しく、シューティングが苦手な人でもストーリー進行が詰まることもないと思います。

移動は特定の場所にだけ表示している「主人公の3Dモデル」をフェロモンショットで撃つ事でその場所に移動するタイプで、移動の瞬間は視界の暗転を挟む処置もしているため酔いやすい移動はありません。
左右に90度向きを変えるスナップターンがありますが、他作品のVRゲームでも同じことが言えますがスナップターンを連打すると酔うかもしれません。

基本となるフェロモンショットは、シンプルに一回トリガーを引くと一回撃つだけです。
リロードやチャージ機能や自動連射機能はなく弾数制限もありません。
右手のVRモーションコントローラーを動かして視界に映る照準アイコンで狙ってフェロモンショットを撃ちますが、
単純に銃口の発射先に照準アイコンが表示しているわけではなく、「HMDの視界から見える範囲」も少しだけ影響を受けて補正される感じになりますが
別段難しくなっているわけではないのでご安心ください。

デビルスイーパーは、左手のVRモーションコントローラーを動かして
ミニ悪魔や体力回復のしあわせ君や文字攻撃を吸い込みます。

デビルスイーパーを改造してレベルアップすると女の子の衣服も吸い込んでしまい
女の子を下着姿にします。


そしてデビルスイーパーの握り部分はフィギュアなど置物と干渉できるので、探索ミッションでは邪魔な物を動かしたい時に役に立つかもしれません。(※人物には干渉できず)
左利きの人は、オプションのVR設定からコントローラ反転をONにすれば、左手にフェロモンショット、右手にデビルスイーパーにできます。

女の子の弱点ですが、のうち一か所だけ弱点があり、各個人で弱点は異なります。
照準アイコンで狙うと「ハッ!!」「キュン!」「ビクッ!」「ドキッ!」と弱点がわかるようになっています。
約70人ほど女の子がいますので、『あの子は足が弱点で、この子は胸が弱点だ!』と弱点を覚えてゆくのも一興です。

女の子の昇天には『目がハート昇天』というものもあり
女の子へ(現実世界で実際に歩き)近づいて照準アイコンを女の子に当てながら 女の子の顔を近くで見つめると
照準アイコンがハートゲージに変わります。
女の子の顔を見続けてハートゲージが溜まると、女の子は『目がハート状態』になります。
『目がハート状態』になると全身が弱点となり、周りの女の子も巻き込んで目がハート昇天にすることができます。

ちなみに『目がハート』状態の女の子は
・女の子のを近くで見つめる
・女の子のを近くで見つめる
で恥じらいの反応があります。

シューティングは
女の子に憑いたミニ悪魔を吸い込んで女の子を昇天させることをメインとした「シューティングパート」の他に「探索ミッション」や「防衛ミッション」があります。
探索ミッションはVRでは意外と難しく、場合によっては現実世界でジャンプしたりして棚の上を探したりします。

シューティングだけじゃない! おバカでコメディな会話も魅力の一つ
PV映像だけを見るとシューティングだけと思われそうですが
ストーリーシナリオのミッションを進めるとキャラと会話もあり、プレイヤーも選択肢を選んで返答したりします。
会話はおバカな事が多く、ギャルゲーのお約束ともいうべきおバカな選択肢もあり
VRでは「美少女ギャグコメディアニメ」の世界に居るようなコミカルな面白いやりとりが体験ができます。
会話自体は長々とはせずVR作品でありがちの「会話が長すぎてプレイヤー棒立ちで退屈」はめったに無く、ちょうどよい長さです。
(メニューを開いて会話パートをスキップすることも可能です)

選択肢によって、ストーリーのルートを決めるようなことは無く、女の子の好感度が変わることもありません。
ストーリーのルートは主に「りーす」「なな子」「ちる」3つのハートマークアイコンの依頼をクリアするタイミングによって決まります。
「なな子」「ちる」のシナリオイベントを進めるには好感度を上げる必要があり、お菓子をあげることで好感度が上がります。

「学園の自席」や「帰宅後の自室」ではメインヒロインにフェロモンショットを当てると、お菓子をあげたり雑談を聞くことができます。
雑談の内容はストーリーシナリオのタイミングによって変わり、マニアックなゲームネタなど個性が感じられる話が多く面白いです。

女の子に視線を向けて恥じらう姿を楽しもう!
「呼び出し」は女の子を電話で呼び出して話を聞いたりプロフィールを見たり妄想などを楽しむことができるものです。
そして呼び出しでは、女の子に(現実世界で実際に歩き)近づいて女の子の体に視線(HMDの正面)を向けることで恥じらいの反応が楽しめます。
反応する体の部位は
パンツ
の5つがあり、「好感度がMAXではないとき」「好感度がMAX」の2種類の反応があります。

注意点としては
  • 視線をそらさずに部位に長く見続ける事で3段階の反応があります
  • キャラがセリフを発言している間だけは例外で、セリフを発言している間だけ視線を外しても段階的な反応は持続します
  • パンツの反応は、ひざの高さより下に頭(HMD)を動かすと良いです
  • 両足のあいだの空間は足の判定にならず
  • 「好感度がMAXではないとき」は3段階目の反応で好感度が下がります
  • 好感度が一番低い状態でデビルスイーパーで衣服を吸い込んだり、3段階目の反応をさせると一発退場です(電話にもしばらく応じてくれません)
  • 何もしないとたまに女の子が"独り言"を言うときがありますが、主人公の自室限定の"独り言"があります。
見逃しやすいですが、小さいりーすにフェロモンショットを当てると女の子のプロフィールが見れて、三角マークを撃つと詳細も見れます。

妄想(ドキドキモード)ですが、波紋エフェクトが出ている部位以外を16回フェロモンショットを当てると体勢を変えることができます。

とても見逃しやすいですが
帰宅後の自室やプール(夜)で呼び出しを終了した直後限定で、自室のりーすにフェロモンショットを当てると
その女の子についてりーすの一言コメントを聞くことができます。りーすの昔話や私生活も聞けたりするので是非聞いてみましょう。

小ネタ
  • メインヒロイン以外の学園の女の子達は日替わりで下着の柄が変わります
  • 女の子の体操着のブルマは稀にはみパンもあります
  • 女の子の文字攻撃は現実世界で実際にしゃがんで回避も可能です
  • DLCの巫女服は靴が下駄になるため足音が変わります
  • メニューボタンを長押しすると立っている位置をリセットします
  • VR動作中でもキーボードのキー押しで一部操作は可能です
  • 幽霊ちゃんがいます。某ミッションをクリアすると呼び出しも可能です

悪い点
  • VRへ完全に最適化されていない
    VRでは一部ストーリーシナリオを進めるとイベント中に突然暗黒空間に飛ばされ目の前にそのイベントの一枚絵が表示されます。
    デスクトップモードのモニタ画面で遊ぶ場合は問題ありませんが、VRの場合は上記の通りで興ざめしていまいます。
    ぎゃるがん2のVR動作で一番悪い点です。

    またキャラクターは他者へ顔と視線を向けたりしますが
    ストーリーシナリオの一部だけですが顔と視線を向ける設定がデスクトップモード用のままになっている所がいくつか見受けられました。

  • 防衛ミッションが退屈
    防衛ミッションは待ちぼうけで待機する割合が多く退屈でつまらないです。
    防衛する時間もやたらに長く、ミニ悪魔を吸い込む→待つ→ミニ悪魔を吸い込む、の繰り返しで単調です。

  • PC環境によってはクラッシュしてゲーム起動・進行ができない
    下記に解決方法を載せましたが、公式で解決方法をきちんと公言してほしいです。
★不具合と解決方法
  • 起動直後のLoading中にクラッシュする
    MetaQuestのSteamLinkアプリで遊ぶ場合で発生します。解決方法は今のところありません。
    代案としてMetaQuestのMetaQuestLink(AirLink)、またはMetaQuestのVirtualDesktopアプリのPCVRが遊べる機能でプレイしてください。

  • 起動から1分後にクラッシュする(その1)
    環境変数[OPENSSL_ia32cap]を作り変数値[~0x20000000]にすると解決します。
    情報元:
    https://tonchikiroku.com/gpd-win-max-review/#outline_1__9
    https://www.dell.com/support/kbdoc/ja-jp/000186935/virtual-reality-vr-games-may-fail-to-run-on-alienware-aurora-r12-and-precision-3650-tower-with-intel-11th-generation-cpu

    windows10のスタートメニューをクリック→設定→システム→詳細情報→関連設定にあるシステムの詳細設定→環境変数(N)を開く
    下段のシステム環境変数(S) の「新規(W)…」を開き、
    変数名(N) に「OPENSSL_ia32cap」、変数値(V) に「~0x20000000」を入力してOKを押す。
    環境変数のウィンドウに戻ったらOKを押す。

    原因:Intel第10世代以降のCPUで、UnrealEngineバージョン 4.13(Sept 2016)~4.21(Dec 2018)で制作されたゲームで遊ぶと起こる症状です。
    https://www.intel.com/content/www/us/en/developer/articles/troubleshooting/openssl-sha-crash-bug-requires-application-update.html

  • 起動から1分後にクラッシュする(その2)
    Windowsのhostsファイルに以下の行を追加すると解決します。※hostsファイルは管理者権限で編集する必要あり。
    情報元:
    https://steamproxy.net/profiles/76561199230199102/recommended/851890/

    windows10のスタートメニューをクリック→「メモ」と入力→表示されたメモ帳にマウスカーソルを合わせて右クリック→管理者として実行
    メモ帳が起動したらファイル→開く→右下の"テキスト文書(*.txt)"を"すべてのファイル(*.*)"にして
    C:\Windows\System32\drivers\etc にあるhostsを開く
    空いている行に
    0.0.0.0 datarouter.ol.epicgames.com datarouter-weighted.ol.epicgames.com
    を入力して、ファイル→上書き保存

  • 起動から1分後にクラッシュする(その3)
    ファイアウォールでぎゃるがん2の通信をブロックすると解決します。(Windows11での報告が多い?)

    設定→プライバシーとセキュリティ→Windows セキュリティ→ファイアウォールとネットワークの保護→ファイアウォールとネットワーク保護→ファイアウォールによるアプリケーションの許可→設定の変更
    ぎゃる☆がん2の左側のボックスに付いているチェックマークをクリックして外す
    情報元:
    https://steamproxy.net/profiles/76561198065934086/recommended/851890/

  • フェロモンショットの連打時などのトリガーの反応が悪い
    MetaQuestのMetaQuestLink(AirLink)でぎゃるがん2をプレイする場合
    フェロモンショットなどのトリガーの反応が悪い症状があります。

    ぎゃるがん2のVRプラットフォーム優先順位をSteamVRにすると解決します。
    情報元:https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gal/1644303115/939
    ※ただし「スティックを押し込まないと選択移動ができない不具合」が発生するため下記の
    『VRモーションコントローラーのスティックが反応せず選択移動ができない』も併用してください。

    C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\GalGun2\Saved\Config\WindowsNoEditor
    のフォルダを開いて、メモ帳でEngine.iniを開いて下記の文章を追加してください。

    [HMDPluginPriority]
    SteamVR=50
    OculusHMD=30
    OpenXR=20

  • VRモーションコントローラーのスティックが反応せず選択移動やスナップターンができない
    MetaQuestでQuestストアのVirtualDesktopアプリのPCVRが遊べる機能でぎゃるがん2をプレイする場合、
    または上記のぎゃるがん2のVRプラットフォーム優先順位をSteamVRにする処置を行い、MetaLink(AirLink含む)でぎゃるがん2をプレイする場合
    スティックを押しこみながら倒さないと選択移動やスナップターンができません。

    SteamVRの「SteamVRコントローラーバインド」機能で、有志作成のコントローラーバインド設定にすると解決します。

    VRコントローラーのシステムボタンを押してSteamVRのメニューを開く→設定(歯車アイコン)を開く→
    コントローラー→コントローラーのバインドを管理→カスタムを押す→他を選択を開く→
    コントローラーバインドのリストの中からスティック問題が解決するバインドを選び「有効化する」を押す。
MODやツール
VRのプレイでは「暗転解除MOD」導入をオススメします。
キャラクターに近づきすぎるとテククスチャを貫通して裏側が見えてしまう弊害がありますが、
キャラクターに近づいても暗転しなくなるメリットの方が勝ります。
  • 暗転解除MOD
    https://steamproxy.net/profiles/76561198257857135/recommended/851890/

  • キャラクターエディター(GG2Editor)
    身長・バスト・ウエスト・ヒップ等のパラメーター値やプレイヤーの体力値などが変更できます
    https://steamproxy.net/app/851890/discussions/0/1741103267292137768/
    ※デフォルト値に戻す機能はないので変更前の数値を控えて元に戻せるように注意してください。

  • VR動作の高画質化
    『Universal Unreal Engine 4 Unlocker』を用いて設定以上の高画質化ができます。
    https://chickenexplosive.blogspot.com/2020/11/2-vrmod.html
    https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/steam/1606739967/609
    RTX3070~RTX4090などグラボの性能に自信のある人にオススメです。
    高画質化の『r.ScreenPercentage 180』の他、ニアクリップの数値変更『r.SetNearClipPlane 0.1』と入力すれば、
    キャラへ近づけすぎた時のポリゴン貫通の弊害を減少させることができます(暗転解除MODと要併用)

  • VRモーションコントローラーのボタンにキーを割り当てる
    これは他作品のVRゲームでも応用できますが、「OpenVR2Key」を導入するとVRモーションコントローラーのボタン押しでキーボードのキー押しが可能できます。
    https://github.com/BOLL7708/OpenVR2Key
    これにより通常のVR動作ではキーボードのキーを押さないとできなかった"背伸ばし"もできるようになります。

総評
VR機器をお持ちの方で、アニメに偏見が無く女の子とわちゃわちゃしたい人は購入をオススメします。逆に、シューティング目的でゲーム性重視・アニメは苦手・おふざけや茶番が苦手・VR機器をお持ちではない方は購入しないほうが良いです
Posted 1 May, 2022. Last edited 17 May.
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3.5 hrs on record (1.1 hrs at review time)
残念ながら、Ver1.0.0では操作性に難がありストレスが溜まるプレイになります。
2019/12/15追加 Ver1.1.2になり薪の種類の追加・燃え方や炎描写などが改善されました。
薪割りなどの操作性も幾分改善され、薪の配置を考えつつ小さな火種から大きな炎へと育てられるようになりました。
※Ver1.1.2になりましたが、こちらの動作環境が悪いのかViveコントローラーやIndexコントローラーでメニューが一切開けないバグがあり?

良い所
炎関係
  • 燃えてる時のパチパチ音が心地よい。
  • 数段階ですが細く短くなり灰と黒色に染まってゆき薪が燃えてゆく様子が見れます。
  • 薪の分割位置は決まっているが割ることができます。
  • 時間経過の速度設定が最初にあり景色が変移できます。
  • 燃え方と炎描写が多少リアル寄りです。※2019/12/15追加
  • 枝2種類と薪3種類あり、燃やす順番や配置を考えながら炎を育てます. ※2019/12/15追加

その他
  • unity製で3本目のモーションコントローラー接続とゲームディレクトリにExternalCamera.cfgを置くと、MixedReality合成(MR合成)に必要な4画面表示にできます。(手動でOBSなどで各画面のレイヤー合成処理が必要です)

悪い所
炎関係
  • 麻ひもが火種になりますがファイヤースターターで火花を出してからデカい炎が出るまで2秒で速すぎます。
     デカい炎のまま消えることはないため、薪を隣接すると1秒程度で大きく燃え移ってしまいます。

  • 炎が移る(熱源が移る?)速度が速く、小さい炎からだんだんと大きな炎へと移る工程は無く鑑賞に浸る余韻もありません。HPに記載している『■火育 麻ひも→小枝→細い薪→薪・・・と火を徐々に大きくしていく喜び』とはなんなのか?
  • 密集状態では酸素が行き渡らず燃えにくい現象を再現している動作が悪さしているのか、開放された空間があるにもかかわらず割った薪を隣接して置くと瞬時に炎が出なくなります。
    ※その状態でも炭化は進行していて細く短くなり灰と黒色に染まってゆきます。
  • 「薪や枝を中央付近から燃やす」などユーザーが燃やす位置を任意に変えるとこはできません。
    割っていない枝が顕著ですが熱源を近づけると枝の端が炭化描画しますが中央から炎が出たり変な炎の出方をします。
  • 炎が出ている薪を持って動かしても炎は"風を受けているような動き方"は一切ないありません。
  • 薪が灰と黒色に染まって燃えてだんだんと細くなると、テクスチャ間に隙間ができてテクスチャ貼ってる感が分かってしまい雰囲気が削がれます。

操作やその他
  • 「持つ」ときはコントローラーを直接手斧や薪に重ねて"物の表面がオレンジ色"になったらトリガーを引きっぱなしにします。
    トリガー一回引きやグリップボタン一回押しではなくトリガーを引きっぱなしにするので非常に指が疲れます。
    ちなみに(H3VRなどの他作品のように)コントローラーからビームが出て、ビームの先にある物を持つなどの遠隔で物を持つ機能はありません。
    地面の物を拾う場合、いちいち屈んで床までコントローラーを持っていかなければなりません。
    それと物を右手から左手などに持ち替えるときも"物の表面がオレンジ色"になる判定に癖があり、
    何度もコントローラーを物から近づけて離しての繰り返しを行うため持ち替えるのも手間がかかります。


  • 手斧や薪を持つと持ったときの物の方向がそのまま固定されます。
    手斧の握り棒とViveコンの握り部分の軸が一致するように持ってくれず、斧を拾って薪を割るまでに斧の持ち手を手動で調整する必要がありイライラします。
    薪の場合は積み上げる工程でその仕様が最適と思われますが、手斧の場合はこの操作性は悪いです。

    ※ファイヤースターター(メタルマッチ)では自動で最適な位置で持ってくれます。
    ※2019/12/15追加 2種類のナイフでも割れるようになり、手斧がコントローラー先端の位置にあるものの、手斧とナイフが固定位置で持ってくれるようになりました。

  • 薪は「地面」「切り株」「焚火台」に表面から1cm~2cmぐらいゆっくりと押し込むと持ち判定が解除されて落とします。
    手斧は上記と同じ動きがあるのと、勢いよく表面から押し込んで3秒以上経過後に動かすと持ち判定が解除されて落とします。
    『薪を持って切り株を垂直に乗せようとする→薪を押し込んだため薪が倒れる』
    『地面に落ちた薪を拾う→持ったときに薪を押し込んだため落とす』
    『切り株に薪を乗せて切り株に向かって手斧で振り下ろす→薪が割り、手斧が切り株に深く押し込んで3秒経過したため手斧を落とす』
    『焚火台に乗せた薪を少し移動させるため薪を持つ→薪が焚火台にゆっくりと押し込んだため持ち判定が解除される』
    ものすごくイライラしてストレスが溜まる仕様です。

    ※2019/12/15追加 アップデートにより改善されました。

  • 空間自体を回転させる手段がありません。
    部屋が狭い人やViveベースステーションの設置位置の関係で一定方角しかトラッキングがうまくできない人にとって必須の機能がありません。

    ※2019/12/15追加 アップデートにより回転ができるようになりました。

  • 薪を割る音が「キン」という音で雰囲気が削がれます。
  • 起動時にモニタ画面にunityウィンドウの解像度とグラフフィック設定が表示され「Pray!」をいちいちマウスで押さないと進められません。
  • 朝・昼・夕方・夜の時刻と時間経過速度の設定があるがタイトル出現場所の看板に戻らないと設定できません。そしてSTARTを押す位置が低すぎます。
  • GPUの負荷が想像以上に高くグラフィック設定を一番軽い「Fastest」にしても、GTX1080の環境でフレームレートは体感60FPS以下で使用率70%以上になる。

炎について
超絶リアル寄りではないが炎の動き方が複雑でポリゴンの粗さがちょっと感じられるような動き方をします。
私は炎の専門家でもなく素人で表現を名状しがたいですが、VRtakibiの炎はunityのパーティクルではなくポリゴンメッシュで描画しているような感じで頂点数が少な目な荒めの立体感があります。
色は黄色寄りではなくちょっと赤色寄りの半透明の強弱という感じです。炎の動き方は一定サイクルを繰り返してるような単調さはありません。
グラフィック設定の「Fastest」にすると炎は中央の黄色部分と外の赤色部分の境目が分かるような描画になります。
個人的には他作品のTheForestの方が好みです。

※2019/12/15追加 アップデートにより炎の描写がリアル寄りに改善されました。

その他
HPに記載しているフェザースティックは現verでは作れません。(ナイフはありますが使用用途がありません)

改善すべき所
  • 致命的な操作性
  • 薪の追加出現機能の追加
  • メニューによる朝・昼・夕方・夜の時刻と時間経過速度を変更する機能を追加
  • 燃え方の改善
  • グラフィックの負荷低減

総評
現段階では無料が妥当。お金を取るとしても500円以下が適切と判断します。
Posted 28 September, 2019. Last edited 15 December, 2019.
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31.2 hrs on record (27.7 hrs at review time)
概要
モーションコントローラーで剣や盾を持ち
ステージの敵を倒してクリアするチャンバラVRゲームです。

シングルプレイは敵の種類と出現数・ウェーブが異なるステージが100あり、一部のステージでは味方のNPCがおりますが
ほとんどはプレイヤー独りで戦います。

マルチプレイは敵がステージ中央のタワーを目標として攻撃してくるので、オンラインの相手と協力して敵を倒してタワーを守りクリアします。
味方は自身を含めて4人で募集人数が不足している場合はNPCでも代用可能です。
マルチプレイの高難易度の最終ステージではゲームタイトルのイラストにあります『ガルガンチュア』を倒します。

システム
<武器と盾>
武器は色々な種類のものがあり武器の長さによるリーチはもちろん
攻撃力・耐久度・弱点特攻・エンチャントの溜まり具合などに違いがあります。
大きい武器は片手でも扱えて攻撃を当てることも可能ですが、両手で持たないと本来の持ち味である高い攻撃力にはなりません。
また自身の腕に投げナイフが数本標準装備されており投げて当てることもできます。
序盤は扱える武器が少ないですが、シングルプレイの武器解放があるステージにある『条件』をクリアすることで開放できます。

盾は数種類あり耐久度に違いがあります。
ただし自身で持参するのではなく、各ステージに設置されておりその盾を使用します。

武器と盾には耐久度があり、何度も攻撃したり防御すると破壊してしまいます。
耐久ゲージの回復は、持参した武器を帯刀位置に収納することで回復します。(破壊した後でも修復可能)
ステージに設置された武器や敵が落とす武器は帯刀不可で耐久ゲージの回復はできません。
盾も同様で回復できず使い捨てとなります。

<敵>
攻撃モーションが単一の雑魚敵や、遠距離の魔法弾を放つ敵、ジャンプする忍者のような敵、
攻撃のモーションがやや遅いが大打撃を繰り出すデカい敵など数種類あります。
各ステージでは複数体同時に出現することもあり、何も考えずに敵に囲まれるとあっという間に倒されます。
また赤色の敵は上位互換になっており体力や攻撃方法が強化されています。当然盾持ちの敵も出現します。

<戦闘行動>
武器を振って敵の体にぶつけて攻撃します。
ただし単純に当たれば良いわけではなく、当てる時の速度『勢い』がないとダメージになりません。
そしてプレイヤー自身が使用する武器の長さによって当たる距離『間合い』を体験して体になじませます。

攻撃を繰り返すとエンチャントゲージが溜まり、片方の手で武器の刀身をあてがうとエンチャントができます。
エンチャント状態にするには武器を充填するまで数秒の時間が必要で、充填が完了すると攻撃力が高くなり耐久力の減少が無くなります。
ただし持続時間は数十秒程度なので要注意。

敵には弱点があり『青色の光った部分』を攻撃すると大ダメージを与えられます。
敵の攻撃は『剣や盾で何度も受け止めてガードする』と敵が疲労して動きが止めることができます。
その他に敵の攻撃を『剣や盾でタイミングよく弾き返してパリィする』ことでも敵の動きを止めることができます。
敵の動きを止めたときは緑色のコンボマーカーが表示されるのでそこを連続的に攻撃するとダメージ量が追加されます。

敵の攻撃を回避するには上記の方法以外に
通常移動や『左モーションコントローラーのトリガーを押しながら頭のHMDを動かしてステップ移動』『実際にしゃがむなど』で回避できます。
敵が複数体となると回避が難しくなりあっという間に倒されるため、通常移動やステップ移動しながら常に敵との立ち回りを考えつつ戦闘をします。

体力の回復は敵を倒すと緑色の球が出るので手を当てると回復できます。

敵と接近して視界中央に入れて『右モーションコントローラーのトリガーを押しっぱなしにする』とロックオン状態になり
ロックオン対象が視界の中央に固定させることで弱点への攻撃が当てやすくなります。

その他
<LIVを用いたMixedReality合成>
ソード・オブ・ガルガンチュアはLIVを用いたMixedReality合成に対応しており
ひと手間かかりますがVRゲーム内を現実のプレイヤー自身が遊んでいる様子を見ることができます。
緑色の布を背景としてWEBカメラなどで実際のプレーヤーを撮影してMR合成する手法を、外部ソフトで代用することでプレイヤーを3Dキャラクターにすることもできます。
※詳しく知りたい方は『MR合成』で検索してお調べ下さい。

評価
<良い所>
シミュレーション寄りなではなくゲーム要素があるチャンバラができます。
武器が敵の体・壁・床などをすり抜けて手ごたえが薄くなりやすいタイプではなく、
当たれば物理演算に従った動き方があり剣戟の手ごたえが感じやすいです。
敵の攻撃を見極めて避けつつ倒すなど、自身の剣戟技術の成長が感じ取れると楽しくなり夢中になりやすいです。
マルチ協力プレイできます。
アップデートが適度にありバグや修正・機能追加などサポートが良いです。
個人的にMR合成できるのありがたいです。(他作品ももっとMR合成対応が増えてほしい)

<悪い所>
シングルステージは特別面白いギミックなどは無くステージの外装のデザインも数種類であるため
ゲーム性である純粋に敵と剣戟することも相まって、ステージをクリアしてゆく作業では使いまわし感じてしまい単調で飽きやすいです。
シングルプレイは最終ステージまで進んでもタイトルのガルガンチュアとは戦うことができません。
映画やアニメなどド派手な必殺技は無くけっこう地味です。
武器の耐久度要素が戦闘時のテンポを遅らせてストレス要因になっています。
※攻撃してる最中に耐久度が危うく敵が倒せなかった場合、武器を収納してしばらくは盾で防御や逃げ回ることになるため。
ゲームバランスとゲームの方向性がどうなるかは別として、
耐久度を廃止して、エンチャントゲージが満タン状態で収納するとエンチャント状態へと移行し、
もう片方の手で刀身をあてがうと、飛ぶ斬撃などの必殺技が撃てる状態になれたら良い感じになるかも?と思いました。

<備考>
狭い部屋ではプレイに支障があるかもしれません。
最低でも1.5メートルx1.5メートルのスペースは必要と感じます。
酔いやすさですが、ロックオンがすこし酔いやすい傾向があります。
難易度のバランスは、シングルステージ85以降はまだクリアしていませんが
後半のステージへ進むとをなると難しいものの壊滅的で理不尽な難易度ではないと思われます。
スローモーション機能はありません。
ゲーム内容と定価価格で見ると同等~少し安めと思われます。
Posted 29 August, 2019.
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