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0.0 hrs on record
(2025/3/10更新)

プレイ状況:約80時間ぐらいでDLC3つとも3周ずつ回った。

これまで以上に超巨大な豪華客船を解体することになる。
非常にデカいがハザードは殆どなく、電源が数個ある程度だった。

今回の新要素は金庫のピッキングで、よくある鍵開けミニゲームをやらされる。

ただ、このゲームでよくあった「1歩進んで2歩下がる」アップデートは健在。
軍艦DLCほどひどくはなかったがかなりバグが多く、面倒な要素が多いためあまりお勧めできない。
*2025/3/10追記 - 何度もパッチが入り、一応プレイできるレベルにまで改善はされた。

良い点
・超巨大な船
問題点
・ピッキングが億劫になる
Posted 17 December, 2024. Last edited 9 March.
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A developer has responded on 16 Jan @ 6:41am (view response)
5 people found this review helpful
7.7 hrs on record
プレイ状況:約7時間で難易度GRUESOMEをクリア、実績すべおめ。

スクリーンショットやDEMO版でわかるとおり、Wolfenstein3Dライクのブーマーシューター。上下エイムもジャンプもしゃがみもないぐらいシンプルな設計。
ストーリーも特にこれといったものはなく、とりあえず敵を倒してセキュリティロックを解除してゴールを目指す形。道中拾えるデータディスクで色々な背景情報が読めるが特に重要ではない(ただし、ディスクを一定数以上見つけていれば、隠しマップへ入れるようになる)。

武器は6種類、ナイフ(チェーンソー)、SMG(APライフル)、ショットガン(SSG)、グレラン(ロケラン)、マシンガン(ミニガン)、プラズマガン(ガウスビーム)とよくある構成となっており、アップグレードで手に入るサブ射撃(ナイフだけはチェーンソーに置き換わる)で大きく性能が上がる。
プレイヤーのヘルス/アーマー/弾薬上限は、シークレットにあるアイテムで恒久的にアップグレード可能となっている。
敵が落とした金は、自販機でヘルス・アーマー・弾薬の補充を行えるし、金が無くても自販機を破壊してアイテムを手に入れることもできる。
ヘルス関係についてもう一つ重要なのは、難易度GRUESOME以外では要所に復活装置があるので、やられてもすぐにリスポーンできるようになっている(リスポーンできない場合エピソードマップへ戻ることになる)。

敵キャラの種類はそれなりに多めだがエピソード2でほぼ全種類出る感じか。倒すと小さい敵が飛び出してくるもの、グレランと盾を持った上に死ぬと爆発する重兵士、超スピードで飛び回りながら炎を放つミュータント等、個性的で厄介な敵もいる。エピソードの最後にいるボスはどれも、サークルストレイフしながら攻撃し続ければ大体どうにかなる。

マップの高低差は原則無く(あっても積まれた箱や線路のような段差程度)、ミニマップのおかげで探索はかなり楽。
しかもクリア済みの面では動く壁や見つけたシークレットは別の色で表示されるため周回も苦にならない。
加えて、マップの達成度においてシークレットは毎回見つける必要はない(発見数は新規に見つけた時のみ増加する)のも良い。
隠しマップに名作FPSのオマージュが含まれるのも良い。

BGMはメタル寄りで悪くない。効果音はかなりシンプル気味。

良い点
・非常にシンプルで遊びやすい
・キャラクターがかわいい
・これと言った不具合はなく安定している
・恒久アップグレードで強くなっていくのが実感できる
・自販機とクリア済みレベル周回で、ヘルスと弾薬に困って詰むことはない
問題点
・恒久アップグレードに加えて金の力によるゴリ押しができる事から、序盤さえ突破すれば最高難易度でも簡単
・ピンボールが難しい(操作性の問題もある)

価格もかなり安く手軽に遊べるため、FPS初心者にも勧められそう。特に英語力もいらないタイプでもある。
Posted 3 December, 2024. Last edited 3 December, 2024.
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5.3 hrs on record
プレイ状況:リマスター版はハード難易度で約5時間かけてクリア。オリジナルのCD英語版を所持しているが当時クリアできなかった。

言わずと知れたSF映画シリーズ「スターウォーズ」の、(ディズニー傘下のSWでの扱い上)非正史なスピンオフ。
(しかし、人名を少し変えたキャラが最近の作品にも出ていたり、ダークトルーパーがゲスト出演する作品もあるため、DF1が今のSWにもそれなりの影響を与えている)

今回のリマスターは、Blade Runner、Turok、Doom、Quake、Po'ed、Killing Timeなどのクラシックゲームをリマスター/再リリースしてきたNightdiveが担当している。

時系列的には本家エピソード4、元帝国軍の傭兵カイル・カターンがデススターの設計図を盗んで反乱軍に貢献したが、帝国軍が強力な新兵器を使って反乱軍の基地を破壊、基地を調査する中で「ダークトルーパー」計画を知り、計画を止めるために奔走するのが大まかな目的。

専用のJedi Engineを採用しており、95年に出たFPSとしてはこういった(当時では)ユニークな特徴があった。
・Doomと違い、マップの地形(部屋)は「重ねる」ことができる
・ジャンプとしゃがみ、上下の視点移動や環境エフェクトも実装されている
・タレットや溶接アーム、宇宙船などの一部オブジェクトは3Dポリゴンで動く
・大容量のムービーが使える

FPSとしてはかなりオーソドックスな形。敵を倒してマップを駆け回り、ミッション目標を達成するのみである。操作体系はリマスターでかなり快適になった。
武器は敵も自分も近接攻撃以外すべてプロジェクタイル(瞬間着弾であるヒットスキャンが無い)となっている。敵が使うと脅威となるコンカッションライフルも、弾が見えないだけでプロジェクタイルのようだ。リマスターでは武器ホイールが追加されたのがありがたい。
敵はSW定番の帝国軍兵士や荒くれ者、ドロイド類に加え、3段階存在する強敵ダークトルーパーもところどころに現れる。ボバ・フェットと戦えるのもファンサービス面でプラスか。

ヘルスとシールドのシステムがやや変わっており、シールドは大体の飛び道具や爆発を防いでくれるが、落下ダメージと近接攻撃はシールドを無視する性質がある。
また残機制を採用しており、残機さえあれば死んでもすぐ近くで復活できる(残機が無ければメインメニューへ戻されるが、進行状況と装備はステージクリア時のみセーブされると思われる)

ミッションは全部で14、多くのミッションはかなり複雑で多層化されたマップになっているだけでなく、即死やダメージを狙ってくる陰湿な地形とトラップがとにかく目立つため、攻略難易度はかなり高いか。
ミッションの規模はまちまちだが途中セーブができないのがかなりキツい。

なお、この時点でのカイルはフォースの力に目覚めていないため、ライトセーバーやフォースは一切使えないし、敵側にジェダイもシスも現れない。スターウォーズのアクションゲームとしては珍しいほうだろう。

グラフィックは3Dマップと2Dスプライトの組み合わせだが、今回はリマスターなのですべてが高解像度に作り直されている。ミッション前のカットシーンも画質が大きく向上し、カットシーンとゲームプレイの両方で字幕も追加されているのが大変ありがたい。

サウンドとBGMはスターウォーズそのままの雰囲気で良いが、一時期はBGMの音程がおかしいという報告もあった(今では修正されてると思われる)。

The Force Engineというソースポートが開発されており、こちらはオリジナル版が必要となるがMOD対応かつ途中セーブもでき、Outlaws(こちらもJedi Engine製)も対応予定なため、このリマスターとは違った形で楽しめるかもしれない。

良い点
スターウォーズの世界設定
・95年のFPSとしてはエンジン的な完成度は高い
・リマスターで字幕表示、モダン操作などかなり遊びやすくなった
・ソースポートがある(オリジナル版で動かせたがリマスター版のファイルで遊べるかは不明)
問題点
・難易度はかなり高い
・オリジナル版とリマスター版では途中セーブ不可能 (ソースポートでは可能)
・あまりにも酷すぎる地雷とトラップの配置
・そこらのシスを集めても敵わないほど凶悪な天井タレット
・フォースに目覚めていないため、フォースの力に頼れない(Jedi Knight 1以降となる)
・やや割高

万人にお勧めできるか? と言われると厳しいほど難易度が高い。旧SWファンならひとまず触れる価値はあると思う。
内容に対して定価が高いという問題点と、ソースポートが存在することから、よほど思い入れが無い限り後者で十分かもしれない。
Posted 30 November, 2024. Last edited 30 November, 2024.
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1 person found this review funny
10.5 hrs on record
プレイ状況:Kex + Boom版の実績はすべおめ。Doom自体は20年近く遊んでるし、今回のバージョンが出る前から新エピソード以外クリア済。

Doomは言わずと知れたFPSの古事記みたいなものなのでゲーム自体の説明は割愛し、NightdiveによるKEXエンジン版について触れる。
NightdiveのKEXエンジンは現代環境でもゲームを動かせるようにする汎用ラッパーで、これまでに様々なゲーム(Quake 1/2、Doom 64、Turokシリーズなど)を再リリースさせてきたし、どれもおおむね好評となっている。

操作体系はオリジナル準拠のため上下の視点移動は不可能(ちゃんと敵を中央に捕えていれば上下方向のオートエイムは働く)、ジャンプもしゃがみもない仕様。
マップにはキル・アイテム・シークレットのカウント表示が追加されているか。

Boomと互換性がありdehackedファイルも読み込める仕様のため、これまでに作られたwad(カスタムマップ・mod)もBoom対応なら大体プレイ可能。
ただしBethesda netのスレイヤーズクラブへアップロードする形となっており、重複エントリに非権利者によるアップロード、マトモに動作しないファイルなどでMODポータルは相当な無法地帯となっている。
MOD目的ならGZDoomをはじめとしたソースポートで遊んだほうが無難だが、幸いオリジナル版(メディキットが赤十字)のDoom 1/2のwadファイルはbaseファイルに入っているので、それを取り出せばOK。 (rereleaseフォルダのdoom1、doom2.wadは緑十字の規制版である)

クロスプレイ対応やマルチプレイの敷居が低くなった点も高く評価したいが、実際にプレイできていないためマルチプレイ面はここであまり深堀りしない。

アクセシビリティ面としては多言語対応(日本語も入っている、ZDoomに最近追加されたものよりこっちのほうが好み)、照準表示(上下オートエイムが働いている間は別の照準にする設定もある)、テキストトゥスピーチ等色々と用意されている。
画面のフラッシュはデフォでオフになっているが、これはオンに戻したほうが遊びやすいかもしれない。

肝心の新エピソード、Legacy of RustはUltra-Violenceでクリアしたが手ごたえは結構あるほう(体感、Sigil 2よりわずかに簡単)。
UAC施設と地獄が融合した実家感あふれる、7+1面構成のエピソードが2つ用意されている。
ベータ版時代の没コンテンツ(id vaultで一部が見れる)を利用した凶悪な新モンスターと強烈な新武器が特徴的。

良い点
・過去にDoom 1/2のどちらかを持っていると無償でアップグレードされる
・バニラのDoom 1、Doom 2、Master Levels、Final Doomを遊ぶのが楽
・マルチプレイが手軽
・Unity版Doomと比べて実行ファイルのサイズがはるかに小さい
・ソースポートも遊べるようオリジナルwadも付属
問題点
・MOD関係はあまり期待しないほうが良い (wadファイルだけ取り出してソースポートを利用すべき)

Doom入門にすごくオススメ。持っていなければ買え。
Posted 12 August, 2024. Last edited 12 August, 2024.
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4 people found this review helpful
0.6 hrs on record
Too unstable as:
- First time starting out, with I believe I had the save left over from the DEMO. got me stuck with no hammer in the locker and everything is already cleaned up. Had to restart the game.
- When I try to move a pillar (one M-sized exhibit), the music stopped and the game softlocked, but didn't crash. Had to Alt+F4.

Will wait for sale with better deal and patches.
Posted 25 June, 2024.
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A developer has responded on 26 Jun, 2024 @ 5:53am (view response)
8 people found this review helpful
0.6 hrs on record
Early Access Review
The game doesn't even seem to ready for release, even if it's Early access.

Saving is done only at the board, and the game froze as soon as I do.

The Japanese localization is terrible and misses lots of characters(in the font).

Will wait for cheap sale.
Posted 21 June, 2024.
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A developer has responded on 21 Jun, 2024 @ 3:41am (view response)
12 people found this review helpful
2 people found this review funny
75.9 hrs on record (27.5 hrs at review time)
Early Access Review
TLDR:かがくの ちからって すげー!
プレイ状況:ソロで20時間、早期アクセス終了(研究セクター突破)地点に到達。

Half-Life 1とSCPが合体したかのような世界観をした箱庭サバイバルFPS。6人までマルチ可能。

プレイヤーはGATE研究施設に配属されたばかりの新人科学者。
不運にも収容違反や敵対組織の襲撃などのトラブルが重なり、研究施設や様々な異次元でサバイバルをするハメになる。

屋内施設がメイン舞台というのは箱庭サバイバルでは珍しく、以下の点が特徴的だろう。
・GATE研究施設やポータルワールドの構造は完全に固定。
・研究施設はセクターごとに分けられており、セクター別に良く見つかる(リスポーンする)資源が大まかに決まっている。
 セクターの進行はリニアで、大まかに示される目標を達成していく必要がある。
・インゲーム21時~6時は「夜間」となり施設全体が節電モードに入ってしまう。夜間は警備ロボットがうろつくようになり、電源が落ちることで通れるルートもある。
・マップの各地には施錠されたドアやセキュリティゲートが沢山あり、反対側から開けるか必要なアイテムを持ってくることでショートカットを開通させられる。乗り物やテレポーターといった交通手段も用意されている。

プレイヤーキャラクターはただの科学者だが、キャラクター作成時には職業(初期装備と初期スキル)と特性(特殊効果)を選んで個性をつけられる。
初期装備は最序盤で使う程度のものかつスキルはプレイに応じて成長する(後述)が、特性はキャラ作成時にしか選べないので要注意。
生存にはHP(基本的には自然回復、部位HP+合計HPの2種類?)だけでなく、満腹度、水分、疲労と便意も管理しなければならない。満腹度/水分/疲労は0になるとカウントダウンが始まり対処しないと死亡するが、便意だけはカウントダウンが0になっても漏らしてしまう(実績解除+アイテムとデバフを得るのみ)だけとペナルティの差が大きい。
キャラクターのスキルは自分がとった行動に合ったものが成長(重量オーバー寸前で動き回れば筋力、クロスボウで敵を撃てば精度、包帯で誰かを治療すれば医療、作物に水をやれば農業、など)し、一定レベルまでスキルが育てば特殊効果も得られる。

アイテムは研究所内にある色んな素材で自給自足する形。よくある木材や鉄スクラップだけでなく、ボールペン、銀食器、パソコンの電源ユニット、雑誌といった変な素材が沢山見られるが、これらを後述の「発明」でもっと変なアイテムにしていく。
特定のアイテムや家具をはじめて手にする/使用する/見つけることでアイテムの発明アイデアが新しく生まれ、そのアイテムで必要となる材料を推測できればレシピが使用可能になる(推測に失敗しても特にペナルティは無い)。とある特性を持っている場合を除き、同僚プレイヤーからレシピを共有してもらうか、彼らが作ったアイテムを手にしてレシピを会得することも可能。
また、よくある箱庭サバイバルと一線を画すのが家具の扱いである。多くの家具は梱包して別の場所に移設させられる(スキルが低いと壊れて素材になる、自分が設置したものやクラフト品は原則壊れない)だけでなく、クラフト素材として使われる場合がある(ソファーがベッドになるし、スタンドランプと包丁を合わせれば槍になる)。
点在するコンセントや他の地理的条件(水源やトイレ、異世界へのポータルなど)を考慮して拠点を築く形になるが、梱包のおかげで引っ越しはかなり楽と言える。

プレイヤーが使える武器は「鈍器」「刃物」「飛び道具」「投げ物」の4種に分けられる。
近接武器の2種、鈍器は一撃のダメージが重い(特に強攻撃を使った場合)、刃物は敵の死体を解体できるという差別化が行われているが、重鈍器が不遇な印象。
飛び道具はクラフト品ならすぐに運用可能だが、本格的な銃器は生体認証ロックによって使えないものが多く(専用装備が必要)、弾薬確保もクラフト品と比べて安定させにくいか。
投げ物は捕獲ネット以外本格的に運用したことが無いためノーコメント。
拠点防衛時や強敵と戦う時には、電撃パッド、タレット、センサー地雷などのトラップを作ることも可能。

戦闘はエイリアンや兵士、警備システムなどと戦うことになるが、異なる勢力の敵同士による戦闘も度々発生する。
最近の調整によってソロでの戦闘はだいぶ楽になったものの、総じて敵は硬く感じられる(部位ダメージの影響が大きいのでヘッドショットを狙うのが重要)。
敵の死体を刃物で解体して、肉やパーツを回収することもできるのもユニークな仕様と言える。
また、「戦うことが解決策ではない」特殊な敵が現時点でも複数存在するのも特徴的。
夜間には時々、ポータルが発生して拠点が襲撃されるイベントも発生するため気が抜けない(襲撃の前には必ず警告メッセージが出る)。
エイリアンの中でも小さなペストは飼いならすこともできる(まだ試したことはないので詳細は不明、戦闘だけでなく発電にも使えるとか)。

グラフィックはHalf-Life 1を思い出させるようなローポリ感が良い。

日本語は実装されており、翻訳されていない箇所はまだまだ沢山あるがクオリティは良好。

良い点
・箱庭サバイバルゲームにしてはユニークなルールが多い
・Half-Life 1に限りなく近い雰囲気
・6人までCoop可能
・実用性が高いトンデモ発明レシピ群
・良質な日本語
・所々で見られるギャグっぽいノリ
問題点
・微量ながらもSCP系ホラー要素あり
・マップが複雑で迷いやすく、次の目標がわかりにくいこともある

現時点でも箱庭サバイバルゲームとしての完成度が非常に高く、
定価でも十分お勧めできるし、正式版リリースにもかなり期待できる。
2024年GOTYの可能性だって十分にあるほどの名作。
Posted 12 May, 2024. Last edited 17 June, 2024.
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14 people found this review helpful
15.9 hrs on record (2.7 hrs at review time)
(攻略中のため、レビュー更新の余地あり)

TLDR : 「Doom Eternalとラチェット&クランクのあクマ合体」みたいな良作。バカゲーにしつつも、ゲームプレイがしっかりできている。
プレイ状況:約9時間で8面クリア。

色々あって囚人護送船の船長として定年退職の日が迫った主人公のマックスが、クマの反逆者ベアタナと融合した上にどこかのロボット惑星に不時着、地球へ帰る方法を探すついでにロボットと戯れる、といった比較的どうでもいい内容のストーリー。

ゲームプレイはトレイラーやDEMO版でつかめるであろう弾幕FPSで、凄まじい物量の弾と結構な数の敵がやってくるが、ダメージ倍率がx1なら一つ一つがそこまで危険ではない。
基本的にはステージクリア式で、かなりQoLに優れたステージセレクト機能やNG+もある。
難易度についても、ダメージ倍率(与ダメ/被ダメ)が調整可能、ジャンプアクション部分のアシスト機能、「その場で復活」オプションも存在するほど親切。

ただのブラスターやロケットランチャーからバスケットキューブ、金床ランチャー、腕ブーメラン、アヒル、プロペラ帽子、ホーリーブタグレネードといったキテレツ武器が目白押し、加えてほとんどの武器はアップグレードで性能が大きく変わるのも特徴的。
弾薬所持上限はかなり少なく感じられるものの、武器の種類が非常に多い上に弾薬無限の武器も複数あるので弾薬関係はあまり気にならない。

敵は古めかしいデザインのロボットが主体、どいつもこいつもシュールな見た目と言動ばかりやってくるし、敵ではないロボットも沢山いる。
ボスも雑魚も巨大なものから豆粒みたいなものまで多種多彩。

とにかくギャグに全振りしており、メタルギアの通信画面が突然出てくるし、99階分動くエレベータを待つことになるし、タイムクライシスをやらされるし、殺ロボット事件の捜査をするし、見下ろしシューターまでやることも。
とにかく開発のやりたいことを詰め込んだ感があって、序盤の時点でも数分ペースでツッコミを入れながら遊べるようなノリをしている。

日本語は一部訳が抜けているが総じて良好、ギャグも結構うまくやれている。

良い点
・全体的に明るいノリかつゴアも無いので、「一般のイメージ」とは違うFPSとしてお勧めしやすい
・武器がメチャクチャ多く、レベルアップで救われる弱武器もある
・システムのQoLがしっかりしている
・非常に安い(北米定価$19に対して日本定価2000円と逆おま値!)
・日本語翻訳は結構良い
FPS史上最強の武器、ドゥームズデイガン
問題点
・完全に楽しむには、矢継ぎ早に出てくるギャグを理解できるだけのサブカル/ミーム/ゲーム知識が必要かも
・「待ち」を要求されるかスキップ不可能な、時間のかかるギャグが多い
・チェックポイント式なので回収物を見逃した後の走り直しが少しだけ面倒
・一部チャレンジやシークレットはNG+前提
Posted 23 March, 2024. Last edited 6 April, 2024.
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4 people found this review helpful
0.0 hrs on record
エンドコンテンツ向けと言うだけあって超巨大船が多く、本編の最後の船や軍艦DLCの扶桑よりもはるかにデカいのが1つ目から出てくる。
そのうえ、軍艦DLCは難易度2設定なのでアップグレードを終わっているとサクサク進めたが、今回は難易度3設定のため規模と合わさってどの船も途方もなく時間がかかってしまう。
(特に4つ目は15時間近くはかかった)

新要素の蒸気は放射線や燃料ほど危険なものでもなく、進路の変更が簡単なこのゲームでは道が封鎖される程度では空気同然(蒸気は気体だけど)。

軍艦DLCよりはだいぶ安定性が上がったリリースで、4つとも大きな問題なく解体しきれた。

本編が好きなら800円と言う安さが魅力的なのだが、完全な新規要素には期待しないほうがいい。
装備の更なるアップグレードが欲しかった。
Posted 17 March, 2024.
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17 people found this review helpful
4.8 hrs on record (4.5 hrs at review time)
プレイ状況:4時間でクリア、実績すべおめ済み。

TLDR : 低難易度でストーリーはやや短めだが、ムーミンが好き、雰囲気が気にいった人なら十分楽しめる。

フィンランド生まれの絵本/小説/漫画/アニメ「ムーミン」シリーズの人気キャラクター、スナフキンとなってムーミンの谷の異変を解決し、親友のムーミントロールを助ける話。
原作キャラクターが数多く登場するが、その強烈な個性やセリフ回しは変わらず。

ゲームプレイは基本的に、ムーミンの谷とニョロニョロの島を探索、楽器の力や周囲にあるオブジェクトを利用してクエストを解決していく形。
楽器はハーモニカ、笛、太鼓の3種類がストーリー進行で解禁され、特定の場面やオブジェクト/動物に対して使用できる。笛は使用している間移動できなくなる(移動操作で向きを変える)が、ハーモニカと太鼓は演奏しながら動けるので賑やか。楽器に演奏レベルがあるのだが、ちょうどいいペースでレベルが上がるし、レベルが影響を与えるのは楽器が影響を耐えられる物体(進行ルートや一部クエスト)だけとなっている。

たまにステルスパート(見つかっても少し戻されるだけ)やチェイスパート(捕まっても戻されるだけ)があるが、急かされる要素やリトライの可能性、およびアクション性はこれらのシーン以外に無く、パズルも簡単なものばかり。
一番時間を取られるのは探索関係か。

原作のタッチを感じるアートデザインと音楽がとにかく良い。これだけで定価の価値はあると思う。

日本語は架け橋ゲームズが担当、かなり力を入れたもので良質。
Switch物理版(限定版もあり)も架け橋ゲームズが出す予定となっている。

実績はほとんどが探索とクエスト系だが、序盤でモランに追われるシーンで、一度も捕まらず逃げ切る実績だけは挑戦できる期間が限られている(+セーブデータの仕様上、逃すと最初からやり直す必要がある)ので要注意。
最後の最後で進むかどうかの選択肢が出るため、やり逃しがあっても簡単に戻れる仕様でもある。
(ニョロニョロの島から戻った後、ボートで再び島へ行けるかは未確認)

良い所
・ムーミンの世界と魅力を描き切っている
・難易度が低く遊びやすい
・すばらしいアートと音楽
・キャラクターの特徴やノリをつかんだ日本語訳
問題点
・チャレンジを求める人には向かないほど簡単
・ストーリーが短く、リプレイ性は無い
・収集物周りはやや面倒
Posted 9 March, 2024. Last edited 17 March, 2024.
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Showing 1-10 of 99 entries