Recent reviews by あーるに

街づくりをベースにCivの未開の地探索とフロストパンクのイベント部分を掛け合わせたようなゲーム
難易度はノーマルならそんなに高くないです。資源はすぐ倉庫一杯になります

※以下序盤2時間くらいまでの印象
ひょんなことから一緒に共同生活を送ることになる派閥同士のいざこざに対処しつつ、
資源をかき集めてテクノロジーを開放して生活を豊かにしていくコロニーシム

霧のかかった場所を探索して新たな生存者を見つけたり、廃墟となった建物を復興させたり
なかなか忙しくて楽しいです
資源のゴミ、木、キノコ、魚、薬草は時間経過で復活するのも好印象

法律の制定により集落の満足度や探索バフをかけつつ日々を乗り切りましょう
とりあえず世界荒廃後のアートワークがとてもいい感じです

人口50人くらいで少し動きが重たくなってきたかな？という雰囲気
ちゃんと人が増えてもしばらく耐えられるような拠点づくりをして探索に臨むべし

現状バージョンだと4時間ちょっとで最後のボスまで討伐できるボリューム。
α版だしまだまだ短いなーとは感じますが、ゲームシステムそのものの拡張性や将来性はとても高いと思います。

よくある剣闘士育成ゲームと同じように、自分の雇った奴隷を育てて戦闘でお金を稼いで庭を拡張していくのが
主軸となります。ちなみに破産＝ゲームオーバーなので、給料日の残高には気を付けましょう。

戦闘はターン制のタイマンバトル。スキルや敵との距離の概念があり、遠間から攻撃できる槍や二回攻撃できる爪、一撃ロマンのメイスなど多様な戦術に合わせてスキルビルドを構築していくのがなかなかに面白いです。
なお、スキルアイコンの小さい方はパッシブなので積極的にとっていくことをお勧めします。

雇った奴隷はリネーム可能。愛着が湧く一方、戦闘で負けた時に怪我で済まずに死亡ロストした時は本当に悲しいです。
唯一の救いとしては、耐久性の存在しない装備と拡張した屋敷が残るところでしょうか。
「死んでしまったアイツの遺品を継いで、有望な新人奴隷に未来を託す」的な脳内展開も楽しめます。
数々の屍を乗り越えながら自分の戦闘スタイルを確立し、ボスにリベンジできた時の喜びはひとしおです。

開発が途中で辞めずに最後まで作り続けられたら、とても素晴らしい作品になることでしょう。
システム・バランスともにいい感じなので頑張ってほしいところです。

原作というかサンプリング元であるNetflixドラマ「イカゲーム」をはるかに超えたエンタメ作品
元のドラマを見ていても見ていなくても十分楽しめるサバイバルマルチです。

50人マルチと謳っていますが、アプデで30人に減ったような・・・面白いことに違いはありませんが
このクオリティのゲームが無料で遊べるという事実に他社の開発陣は戦々恐々とするのではないでしょうか。

一度触ってみることをお勧めします。Fall Guysで涙を飲んだ私のようなアクション苦手勢もこちらならワンチャンあります。

なぜか日本語のレビューがないので記しておきます

6人編成で進めるターン制シミュレーションRPG。
最大6人マルチも可能で、特筆すべきはシングルで作ったキャラを上限の許す限りマルチで使えるところ。
つまり二人で遊ぶ場合は自キャラ3人＋友人キャラ3人、
5人で遊ぶ場合は誰か一人が２キャラ連れていく、といった風に
自由に6人PTを埋めることができるという画期的なシステムだと思います。
今の所野良マルチはできませんが、シングルでも十分すぎるほど楽しめるんではないでしょうか。

またターン制で戦略コンバットとありますが、マルチでもテンポもよく
MMOのポチポチ戦闘のノリで戦えるとろこも良し。

キャラのビルドはそれこそハクスラ好きにはたまらないくらい無限大で、
殴りアコや肉壁魔術師、ガイコツを召喚するシーフなんて無茶な構成もやり方次第では割と機能します。
炎、雷、氷、戦士、レンジャー、光、闇、シーフとそれぞれにパッシブとアクティブに多様なスキルが用意されていて
じっとスキル編成画面を眺めているだけで時間が解けちゃう感じのアレです。

英語しかありませんが武器や防具の効果もそこまで難しい単語は出てこないので
increaseとhexさえ読めればどうにかなるかも。ストーリー理解には要英語力。

移動速度が遅いのだけ気になりますが、それ以外はシステム回り、スキル装備のビルドシナジー体系含め
本当に秀逸で丁寧な作りになっていると思います。

特に目当ての装備が出た時の脳汁ドバーの瞬間はハクスラのそれと同じです。
プレイ感はかなり新鮮に感じると思います。あれこれビルドを試したい人にはうってつけのゲームでしょう。

2018年リリース予定から伸びに伸びてやっとアーリー解禁になった今作。
ワインの醸成を今か今かと待ち続ける気持ちでようやく日の目を浴びることができた。

※満を持してプレイしているというプラス補正がかかっているので話半分で参考にしてください

路上生活を送る家無きおじさんが街中のごみ箱を漁りガラクタを集めるゲーム。
ストーリー進行における英語の会話はほぼ分からないが、ちゃんとキャラクターが喋ってるところに制作側の気合を感じる。
バカゲーの皮を被った丁寧な作りこみに驚きを隠せない。

街のお金持ちの道楽に付き合わされたり、ゴミ箱を蹴って警察に追い回されたり、
食べかけのリンゴが空腹に染み渡ったり、通行人に中指を立てられたり。
生きることそのものがアドベンチャーであり、発見の連続であるということを実感できる。

インベントリ代わりのショッピングカートが喋り、主人公の後を追いかけてくる。
上手く喋れない主人公の代弁者として街の色んな人と交流するというファンタジー設定も
路上生活というヘビーなテーマを明るく中和することに成功している。

時には抗争に巻き込まれることもあるが、腕っぷしは初めからそこそこ強め。
ストーリーがてらに再序盤からゲットできる鳩(飛び道具)も優秀である。
つまりダクソのような辛さやスリルはほとんどないので、快適な浮浪者ライフを満喫できる。
敵を倒したりクエストをこなすことで得られる経験値でレベルを上げ、自身の強化していくことも可能だ。
定期的に拠点へ襲撃を仕掛けてくる輩は自分で撃退することもできるし、金で解決することもできる。

拠点に戻ればQOLを向上するためのクラフトに精を出すことになる。
鉢植えに種を植えて家庭菜園を楽しむもよし、寝床を充実させるもよし。
とにもかくにも街中で拾う一見ゴミとしか思えないあれこれが生活のすべてを支える大事な素材なのだ。

フォールアウトでごみ漁りするのが楽しいと思える人はマストでやるべきゲームだと思う。
一般的な価値観で言う"地を這うような生活"という悲壮感は薄く、自らの置かれた現状をを満喫していると実感できる良作である。

スローライフとは名ばかりの強制を強いられることの多いゲーム。
個人的にはほのぼの釣りをしたかったんですが、肝心の釣りが全然ダメでした。
開発陣には申し訳ないですが、プレイするだけ時間の無駄なので別のことにお金を使った方がいいと思います。

↓以下、残念な部分

1.村人と毎日交流して物を与え、友好度を上げてしかクラフトレシピをもらえないという苦行。
毎日ちょっとずつしか友好度が上がりませんし、人数も多いうえにどうでもいいものをくれる人もいます。なんでそこに罠を仕込んだし

2.そもそもクワや斧など、初期に必要な物資すらも1.の条件を満たさないとクラフトすらできない

3.そのクワや斧、ツルハシに使用回数が決められており、使ってたら買って数時間後に壊れる

4.農地を耕し、種をまき、ジョウロで水を与えてると気絶する貧弱な主人公。まあこれは序盤だけかもしれませんが続ける気力はもうないです

5.【最重要残念ポイント】釣りが決められたポイント(薄い魚アイコンの上に立って)でしかできないうえ、連続で釣れない謎仕様でいちいちマップ移動必須。竿にも使用回数制限があり、余裕で壊れます。そして竿のレシピを取るころには返金時間を過ぎているという罠付き

牧場物語やルンファク、スタデューバレーなどと比較されることになる今作ですが、正直ガワだけ似せた苦行でしかありません。前述したゲームと似たような体験をしたければ、別のゲームを手を出すべきです。
過去の名作にあった作物や釣りの穴場を発見する楽しみや、黙々と自分の庭を育てるといった喜びの一切を排除したものと言っていいでしょう。強制的に村人と交流させられるのに面白ポイントを見いだせません。
とてもじゃないですが今のままでは遊べたものではないです。やめとけとしか言えない。

ゲーム内の各キャラクターの行動に介入できる割合が本当に丁度いい。
やってほしいことを100％やってくれないもどかしさは現実そのもの。
サバイバルのゆるさと厳しさがさざ波のように押しては引いていく適度な緊張感もクセになる。
ビジュアルにだまされてはいけない。バランスが神がかり的に素晴らしいゲームだ。

プレイ時間は7時間半ほど。
簡単に説明した動画をupしましたので参考程度にご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=xxvaslK3kj0

何種類もある環境（草原地帯、森林地帯、ジャングル、沼地、砂漠、降雪地帯など）を植物の力で生み出し、
そこに住む動物たちを配置して生活と繁栄を愛でる箱庭シミュレーションです。
英語の説明に多少苦戦しますが、グーグル翻訳先生の力を借りれば余裕で乗り越えられます。

タスクをこなして動植物をアンロックする方法と、環境条件を満たして進化させる方法。
大きくこの２種類の手法で不毛の大地を色づけていくのが大まかな目的だと思われます。

値段以上にシステムは複雑で、前述した環境属性や各種オブジェクトの配置、相性などが複雑に絡み合った上で
動植物の進化条件に影響しています。
なので、見た目の牧歌的な印象とは裏腹にかなりやりごたえがあります。
そのため、それぞれの動植物の解説部分をしっかり読みこまないと苦労するかも。

まあそれでもハチに刺されて逃げ惑うクマ、ビーバーが優雅に泳ぐ様子、
燕のさえずり、鹿の跳ねる姿をぼーっと見ているだけでも心が安らぎます。

動物の鳴き声との親和性が高いBGMも素敵ですね。
殺伐としたゲームの合間に息抜きでやるのに丁度いいなと感じました。