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神谷英樹氏が腕を組んで立っていると、もう近所のラーメン屋の親父にしか見えませんよね。気のせいか高橋名人と並んでいるとギラギラと眩しかったです（ベテランゲーム開発者のオーラですね）。古参ゲーマーほどサングラスが必要かも。ソルクレスタだけに。

異国情緒あふれるベヨネッタを作った彼がシェフの気まぐれメニューでちょっとラーメンを作ってみましたみたいなゲームがコレです。まあ、なんというか不味くなる筈がない。みんなが食べられるシューティングゲームです。

シューティングであるにもかかわらず何処かベヨネッタ風味がするハイブリッド感がとってもお洒落。音楽もFM音源の大家。Yuzo Koshiroの旋律がとてもキモチイイ。是非5面までプレイして感動してください。

あ！ドラマチックDLCはお忘れなく。こちらが本体です。

∀素数　∃眼鏡；| 恋愛−友情 | < 眼鏡　⇒　| 先輩才女(恋愛)−妹後輩(友情) |＜ 素数

みなさんは「スタートレック」をご存知でしょうか。「宇宙は最後のフロンティア」の言葉で始まる有名なSFドラマです。クルーは未知なる前人未到の宇宙空間に果敢に挑み開拓の為の航海の旅をします。そこでは人類の考えが及ばない生物に出会い交流し過酷な環境で生き延びたりします。そこにあるモノに対しあるがままを受け入れて対する。物語はそこにあります。

…皆さん山は登った事がありますか？もし、の話ですが山の中で全長16mのイノシシに出会ったら驚きますよね。「なんだかわからないけどスゴい」と思いますよね。

つまり「そこにあるだけでスゴい」そういう存在があります。そして意味はわからないのだけど感動する事になります。エモーションの原型です。

アイマスは一言で言うとエモいのだと思います。あるだけでスゴいゲームです。歌姫が紡ぐ歌詞は日本語です。情緒的で素晴らしい歌詞です。外人はわからないんじゃないかな。このエモさ。日本人は独り占めですね。

1980～1990年代のアーケードゲームの雰囲気を持ったゲームです。
バルーンボンバー、ムーンパトロール、ミサイルコマンドを足し合わせた様な感じ。
自機と照準を同時に操作するのでセガのSDIが好きだった人には楽しめると思います。

ちなみにゲーム自体にコンティニュー機能はありません。成長要素は己の技術のみ。
１プレイを実力勝負で全20面を踏破できるかどうかみたいな感じになっています。

色使いが往年のアイレムっぽくシンプルな画面構成ですがゲーム内容はとても面白いです。
敵の性格付けやパワーカプセルの出現の調整にセンスが感じられます。また全20面を
踏破しても1時間はたぶん超えません。全面クリアを目指して何度も挑戦する感じですね。

刺身を塩で食べるようなプリミティブなゲームをゴリッと遊びたい気分の際に
良いゲームですね。たまにはこういうゲームにも挑戦してみてはいかがでしょうか？

RPG風の皮を被った麻雀やチンチロリンみたいなゲームです。つまり、ある程度デザインされたランダム性の中でいかに最善の役を作るかが問われます。

面白いのはズルができる所です。ゲームを途中で終了して再開すると攻略中のダンジョンのガチャをランダムシードを同一にしたまま、もう一度最初からやり直せます。これは麻雀における配牌を事前に知った状態でリスタートするようなモノでシューティングゲームにおける連ココンティニューに近くゲームルールに前提としてないモノであれど救済機能として強く作用します。

またユニットの排出やボス出現がデザインされたランダムなので運がいいと、本来要求されるリソースを問題とせず難なくクリアできることもあります。もっと言えば理不尽とさえ思える強力な力で圧倒的戦力差で大敗することもあり得ます。つまり麻雀やチンチロリンです。

ただし、麻雀やチンチロリンを楽しめる人はこれらのゲームが強くプレーヤースキルが発揮できる楽しいゲームであることを知っています。パチンカスも選んだ台に「投資して」チューリップに玉が入ればトキメクでしょう。身を削りながらガチャを引くエクスタシーの前にしてイカサマなんて糞喰らえですよね？つまりこれは「勝ちが常に約束されたRPG」ではないです。もっと殺伐とした何かです。

ようこそギャンブラー。本当のゲームはこれです。

まだ粗削りですがダイヤの原石の様なゲームだと感じます。

無作為とゲーム性のバランス感覚が古き良き王道RPGのそれであり、そこに現代的なガチャの要素が装飾されている感じです。故に誤解されやすい部分もあるとは思うのですがプリミティブなギミックが繊細な調整で仕組まれていると私は感じます。これがちょっと言語化しにくいものなので（シューティングゲームを言葉を使ってレビューするのにも似てゲーム的な本質はなかなか言葉で説明できないものです。真っ正直に説明すると陳腐になったり、あまりにも王道過ぎる場合そんな事が起こるのです）雑誌やネットのレビューの点数でゲームを判断する世代には、ちょっと理解できないのかもしれませんね...残念です。

他のレビューを読んでいて、もう少し、このゲームの良い所が理解されても良いような気がします。ちょっとしたミスで10～15分ぐらいの労力が微塵に吹っ飛んだりする感じのゲームです。そういうのが嫌ならそこら辺の寝ながら出来る和ゲーRPGでもやってればいいんじゃないでしょうか。

まず、言語をENGLISHにして競技場、道場どちらかを優勝でクリアします。すると名声とトレーニングポイントが得られますので、このデーターをセーブしてタイトル画面まで戻りゲームを終了せずに言語を日本語に切り換えて、先程のデーターをローディングします。このままプレイを続けると正常にトレーニングポイントが加算されるようになり致命的なバグが回避できます。毎起動時に、これを行えば日本語でこのゲームを存分に楽しめます。

ちなみに各競技場、道場に挑戦できる要求条件が英語だと表示されるのですが日本語でプレイすると表示されません。このバグはそのままなので、そこだけ注意してください。

Crian Softはバグを絶対に直してくれません。しかし、だからと言って当ゲームを遊ばないのは人生の８０％を損していると思います。精神修養として広い心を持ち己の気を鍛えるつもりで上記の方法で楽しんでみてください。他のレビュアーの方も書かれていますが、とてもいい部分も持っているゲームです。


2019/10/23_追記----------------------------------------------------
この回避テクニックでセーブしたデーターは今後、正常にゲーム進行するデーターとなるようです。つまりゲーム開始時に一度だけこれを行えばトレーニングポイントのバグは完全に回避できます！

人間とAIはゲームで共闘できるのか。

そんな疑問に対し実験を試みているのがこのゲームです。純粋なゲーム性の塊であるSTG。これを利用し一般的な人間の処理能力を超えた弾幕を浴びせる。この非人道的な実験はAIの支援によって肯定されます。つまり己の処理能力を超えた回避困難な弾幕に対し時々にAutoDodgeの力を利用して解決する。これはある困難に対しグーグルで検索し調べ、余裕と答えを持って対処する事に似ています。

ゲーム的既知外問題（ルナティック）を人間の力とAIで協力して解決した時、どんなカタルシスが得られるのでしょうか。私は人間と機械は共闘するべきであると考えており、その協力関係は楽しいと感じています。自転車でも初心者の頃は補助輪を利用しますが、いつか一人で運転できるようになります。

もし、100％AIに運転を任せたのなら、それは何の楽しみもないドライブとなるでしょう。純粋STGの東方において異端なこれは、近い将来、人類が体験するであろうカタルシスのアーリーアクセスです。

後記------
しばらくプレイしたのですが。丁寧に誘導すれば道が開ける作りで非常によく考えられた弾幕だと思います。画面上方でアイテムがまとめて回収できる仕組みがスパイスとして良く効いています。

ひとつだけ個人的に強く要望したいのはDPAD（通称：十字キー）の利用を可能にして欲しいという事です。現状のアナログ移動のみの場合、繊細なオンオフが必要な入力に対し自分が思った様に動けていない気がする時があります。

満天の星空の下、名もなき公園で少女を次々に縛り倒すゲーム。
音声台詞は全て日本語。主人公が縛りモーション中、ダメージを喰らうと、その状態で少女が放置されます。その時のキュートなリアクションがなかなかイイ。

全体的に「ゲームを真面目に作ろう」とした形跡が見られます。敵の動きやリスポーン時の配置など、ステージの合間のミニゲーム等、この手のゲームにしては上手くデザインされている感じ。少女のモデルもカワイイし、作り込むと化けそうな可能性も感じます。

二百円程度のゲームなので暇つぶしに体験してみるのも一興かなーと。

シューティングゲームとして攻略のやりがいがあり音楽がとにかく素晴らしい作品だと感じます。

ゲームの傾向として音楽が往年の名作STG、サンダーフォース５、敵の配置や自機の移動の手触りがサンダーフォース４に似ています。しかし、このゲーム独自の要素。敵の弾を吸い込むバーストがスコアや武器チェンジの要素とうまく混じり合い独特のプレイ感を醸し出しています。

このゲームではボムや自機がスコアでエクステンドします。つまりスコアを稼げば稼ぐほど自機が沢山増え、ボムが沢山手に入ります。しかし、バーストを使うとスコア倍率はクリアされます。また、武器カプセルに対し使った場合は武装をチェンジ出来ます（かなり重要！）。これが非常に絶妙なゲーム性を醸し出しておりとにかく面白い。

敵の弾幕の隙間を縫ってリスク上等でスコアを稼ぎボムとエクステンドを貯えるか、それらを捨てて敵弾を消し生き残りを優先するか。マイナスがある事を覚悟して状況に合わせ武器をチェンジするか、この判断でゲームの難易度や攻略が大きく変わってきます。その時々の状況判断が勝負なのです。

世界観もカッコイイ、メカが多数登場し、謎が多い自機の存在がストーリーに深みを与えています。もう、なんというかとにかく出来がイイ、シューティングゲームなんです。丁寧にドットが打たれ、ちゃんとステージにボリュームがあり繊細にゲーム性が調整された新作2D-STGは昨今とても少ないです。

これは、そんなSTG事情の中で「遊び込む価値のあるハイクオリティな一本」であると間違いなく言えます。是非、遊んでみて欲しいです。