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Πρόσφατες κριτικές από τον Haco Slacker

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Εμφάνιση 21-30 από 261 καταχωρίσεις
23 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική χρήσιμη
2 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική αστεία
8.0 ώρες συνολικά
Ver.1.0.4でエンドレスモードが出現するまでの本編クリアまで約2時間強、全実績解除まで約8時間。ファイルサイズは約120MB。

Pros:
  • ノスタルジックなローポリゴン風のビジュアル
  • 颯爽としたBGM
  • 簡単な操作
  • 無敵時間が長い
  • こまめなオートセーブ

Cons:
  • 無機質で単調なAI
  • 描画フレームレートを設定できない
  • 癖のある車体挙動
  • 実績が冗長

可能性を感じるが無意味なドリフトは調整の必要あり

 一般車両も走行している特徴的な地域の各区間を走破しゴールを目指します。区間によってはライバルが現れ、勝負に勝つことで先の区間へ進めるようになります。また同じ区間であっても走るたびにコースレイアウトが再生成されます。PS時代のような懐かしいローポリゴンで描かれたビジュアルと、それに応じた爽やかなBGMは世界観にとてもマッチしています。尚、車両走行は左側通行になっています。

 操作に必要なのは左右への移動とドリフトボタン、ブーストボタンの3つの要素のみ。アクセルやブレーキといった一般的なレースゲームに存在している操作は存在せず、一度走り始めたら勝手に最高速へ到達するまで加速し続けます。現実であれば間違いなく欠陥車両ですが、細かなアクセルワークを意識せずともよく、レースゲームが苦手な人でも簡単に格好いいドリフトが出しやすくなっているように思います。

 操作自体は簡単ですが、車体の挙動はレースゲームに慣れ親しんでいるほど大きな違和感を覚えるかもしれません。本作ではドリフトボタンを押すだけで自動的にドリフト挙動へ移行はしてくれるものの、移行時間がそれなりにあります。この間、ドリフトボタンを押し続けることをやめるとトラクションをすぐに取り戻し、グリップ走行へ戻ってしまいます。このとき、横方向への駆動制御が大きく働くためにドリフト走行を行わなくとも、このドリフトボタンちょん押し走行でグリップを保ったままきついコーナーを曲がり切れてしまうのです。

 前述した加速が自動となっていることから、画面のスクロールは車体に追従しているというより自動スクロールになっています。これによってコーナリングの際にプレイヤーが横方向への操作を行っていないにもかかわらず、意図せぬ横方向への流される力を感じてしまいます。この要素もまたコーナリング時のドリフト開始タイミングを掴んだり、カウンターの当て方と相性が悪い要素となっています。

 本作は一般公道を走っているため、一般車両も走っています。一般車両にぶつかると、ぶつかられた車両はスピンしながら壁面にぶつかって爆散します。自分が乗った車は点滅してしばらく無敵になり、ガソリンが少し無くなります。ガソリンが無くなったときにぶつかってしまうと、自分の車も爆発してゲームオーバーになります。ぶつかられるために存在している一般車両は車両後部の当たり判定が強く、競り合うライバル車は後部に少し接触しても判定はありません。

 公道上には不規則にガソリンタンクやブースト用のアイテム、車両購入用のコインがばら撒かれています。ガソリンタンクの存在が確認でき、オイルに余力があるなら邪魔な一般車両を爆散させながら走ることも可能です。たまに配置されたアイテムによって対向車両の存在を目視できないことがありますが、そこはトレードオフということで。

 時折、アイテムに混ざって警察が速度違反の取り締まりを行っており、一定時間追いかけられてしまいます。警察の取り締まりは対向車線に出れば回避することができます。慣れてくると密な走行車線を走るより、対向車線を走った方が自由に感じられるでしょう。


 本作においてアンロック要素となる車両の解放は一律300コインとなっています。初期車両を除くと計26台存在するため、アンロックには7800コイン集める必要があります。積極的に集めても1回のランで車1台が買えるほどではないので作業感を覚えます。本編クリアまで2時間、その後10000コイン集める実績も加えて約6時間は作業です。

 上記の作業感を強く覚えさせる要素として、アンロックされる車両はあくまでスキンだけの変更であり、車体性能が一切変わらないように感じられることがあります。また危険走行も厭わず、敵AIが決められたルートだけを進み、キャラ絵と違って個性が感じられないことも拍車をかけています。プレイヤーを必ず殺そうとしてくる警察の方がよほど個性的です。

 エンドレスモードでのライバルは対向車線を走り続けることでパスし続けることができ、クリア条件として勝利が必須だった本編と異なり、ただのお邪魔キャラとなってしまっています。せめて勝利することでコインの報酬などがあれば良かったと思います。

 ライバルとのバトルで競り合っているときの判定についても分かりづらい仕様になっています。ブーストで突き放してもすぐに追いつかれたり、ライバルの方が前にいるのにこちらが勝ったりとよく分かりません。ブーストは無くても食らいついていけば勝てるのは分かったのですが、釈然としないです。


 本作には「おはD」じゃなくて「イニD」あたりの影響が見受けられます。Neodoriのdoriの部分は、日本語表記したときのドリフトから取っているのだと思っているのですが、肝心のドリフト走行にメリットがあまり感じられないのが残念です。意味もなくコーナーをドリフトすることは楽しいのですが。

 ゲームの走るあそび自体は分かりやすく、ルールもとてもシンプルです。ミスして再開したときのリトライも区間ごとに再開でき、大きく戻される印象もありません。レースゲームに不慣れな人や疲れていて複雑なゲームを遊ぶ気力がないときに、本作はちょうどいい感じのゲームだと思います。本稿で述べたように挙動についてはまだ調整の余地があるため、セールで半額ぐらいになったときにどうぞ。
Αναρτήθηκε 26 Ιουνίου 2022.
Βρήκατε χρήσιμη αυτήν την κριτική; Ναι Όχι Αστεία Βραβείο
34 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική χρήσιμη
3 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική αστεία
3.7 ώρες συνολικά
Ver.1.0.1.8にて約2時間で初回クリア。Ver.1.0.1.9で機能拡張を終え、累計約3時間半で全実績解除。ファイルサイズは約175MB。

Pros:
  • 自機が強力で爽快感がある
  • 惹き込まれる演出
  • 自由なカスタマイズ
  • 美麗なドットビジュアル
  • アガるサウンドトラック
  • 初心者にも入りやすい難易度設定
  • コスパに優れる

Cons:
  • 毎回設定が初期化される

シューティングが苦手な人ほど試してみて欲しい

 これまでのTeam Ladybug リリースタイトルでも美麗なドットビジュアルと細かなキャラクター挙動を実現していたため、何の前触れもなく唐突にストアページに現れた本作を手に取るのに躊躇いはありませんでした。

 ゲームを開始するとすぐ、イリーナがカーラル帝国の最新鋭戦闘機ドレイナスを起動させる場面を目にします。大空に飛び立ったかと思うと、天地がぐるりと反転して地表すれすれの低空飛行へ、冒頭のこの離陸演出シーンだけで一気に本作の素晴らしさが伝わってきました。メカ大好きお兄さんやお姉さんは、ここでご飯三杯はいけるハズ。2Dだけど3D的なカメラ演出がにくい、いや本当は3Dですけど。

 本作がとても楽しく感じられたのは、そうした演出に加えて自機の強さにもあります。「超○○戦闘機」だとか銘打たれたシューティングの機体がすごい性能な設定の割にバリアが無いと一撃死のものが多かったりしますが、本作ではパワーアップが失われる代わりにパワーアップカプセルを所持した個数分被弾することができます。これがシューティングへっぽこレベルのワザマエプレイヤーにとって、ありがたいのなんの。

 さらにビーム攻撃はボタン押しっぱなしで吸収し、強力な誘導攻撃として敵機のXY座標を意識することなく反撃できるリフレクターを標準装備していますし、…こんなに嬉しいことはない。パワーアップも自由に、いつでも組み替えることができ、新しいパワーアップを取ったら付け替えて試してみるということが行いやすくなっています。敵が落とすパワーアップ用のアイテムが今か今かと待ち遠しくなります。

 キャラクターやステージも細かく描き込まれています。シューティングジャンルで細かく描き過ぎると同系色の色が混ざり合って、よく自機と敵機や敵機の弾が判別しづらい状況になったりしますが、本作では一度もそのような状況はありませんでした。メリハリがつくように縁取りが行われていたり、カラーデザインが洗練されている印象を覚えました。

 そして極めつけは綺麗なサウンドトラック。演出に合わせて気分を、感情をうまくコントロールしています。特にゲーニーが決断して、あーなるところとか、盛り上がります。美麗なドットも特徴ですが、サウンドもハズレがなく、本当にいい仕事をされています。

 たくさんの長所の前に、わざわざ言う必要もない短所をあげるなら、毎回起動時に画面設定などを設定し直す必要があるところぐらいでしょうか。


 手に取って一気に最後まで遊ばせる勢いや魅力のあるゲームは数少なく、なかでもクリアまでのハードルが高いと感じさせられるジャンルのゲームでは特に希少です。本作は「ミスを許容せず反復を強いるジャンル」になりやすいシューティングでありながら、一気に最後までプレイすることができました。様々な面で遊びやすく、シューティング初心者にこそ手に取って頂きたいです。実績も取得しやすく、実績大好きな人にもオススメ!
Αναρτήθηκε 23 Μαΐου 2022. Τελευταία επεξεργασία 24 Νοεμβρίου 2022.
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98 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική χρήσιμη
4 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική αστεία
2
69.9 ώρες συνολικά
Cleared the first time in Ver. 1.06 in about 40.5 hours. It took a total of 64.5 hours to complete all achievements in the same version. Local file size is about 14GB.

# This review is a machine translation, so there may be parts that do not make sense. Please understand.

Pros:
  • The fun of playing offense and defense
  • The beauty of the landscape
  • The Bond of Trust in the Master-Servant Relationship
  • Excellent PC optimization

Cons:
  • Takes patience to get used to

Beauty felt with the eyes, hands, and heart

 I'd like to start by expressing my gratitude to the Japanese developers for their beautiful portrayal of a Japanese world while foreign production companies use the latest technology to portray a Japanese world. I was also surprised by the constant evolution of the game, which has provided me with stable and high frame rate behavior throughout.

 The worldview of this work is a hypothetical Warring States period where the feudal system is governed by hereditary succession. When Isshin Ashina, who had taken over the territory in a single generation, fell ill, the surrounding countries started to target the territory of Ashina, and the existence of the Ashina family is in jeopardy. The story portrays Kuro, who is trapped by the reed warlord due to his special bloodline, and a Shinobi who lost his father-in-law and is now alone in the world.

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=2572900485

 If I were to describe the characteristics of this work in one word, it would be beautiful. First of all, as visual information, the scenery that jumps into your eyes is a picture no matter where you cut it. The confrontation with Genichiro in the sooty field that serves as a tutorial, the view of the castle tower, and everywhere you go, you are filled with bliss. The backgrounds are drawn with as much density and heat as the figures are beautifully drawn.

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=2579235884

 The battle is also sophisticated. With a series of preemptive strikes, you make the enemy's defense solidify. You wait for the enemy to want to counterattack in the midst of your attacks, then parry the enemy's counterattack and follow up with more attacks. The more you get used to fighting, the more it becomes ingrained in your body. The tactics of attack and defense are also beautiful.

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=2593720377

 The master-servant relationship between Kuro and Sekiro is also beautiful. They are both lonely, and they trust each other to keep themselves together. As the subtitle "Shadows Die Twice" suggests, that ending is the most beautiful thing about Sekiro.



 There are no flaws in this work. Except for the fact that you need to have a little patience until you start to enjoy it. A ninja is someone who can endure.
 Sekiro is more of an action game than an RPG, so it may require more skill than Dark Souls. If you haven't played it, please do. If you haven't played it yet, this is one game you should definitely try.
Αναρτήθηκε 23 Φεβρουαρίου 2022.
Βρήκατε χρήσιμη αυτήν την κριτική; Ναι Όχι Αστεία Βραβείο
66 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική χρήσιμη
4 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική αστεία
100.1 ώρες συνολικά
インゲームにVer.表示なし。イベントなどの会話シーンを一切スキップせずに進めて初回クリアまでの所要時間は約64時間(インゲームで61時間)。全実績解除まで約100時間(インゲームで約91時間)。ファイルサイズは約17.2GB。

Pros:
  • 魅力的なキャラクター
  • ルカがとにかくKawaii
  • フルボイス
  • 秀逸な戦闘バランス
  • 後半で一気に収束していく物語
  • キャラクターを延々と強化できる
  • 迷宮でガラリと雰囲気が変わるBGM

Cons:
  • 一部のソートが使いづらい
  • 結魂書のスキル効果が把握しづらい
  • バフやデバフが効果中なのか分かりづらい

人を選ぶ表現はあるがダンジョンRPGでも屈指の傑作

 ここではないどこか、"幽か"に魔法が存在する不思議な世界テネスのルフラン市には前人未踏の地下迷宮がありました。その迷宮を探索して欲しいという領主の依頼を受けて、魔女であるドロニアは弟子のルカを伴って、ルフラン市へとやって来ます。目的の場所は広場の片隅にあるカラザの井戸。その井戸の中は瘴気に満ちており、人は半刻として生きられません。これまで井戸に入って帰ってきた人間は、ただ一人を除いていません。ドロニアは人形に"魂"を吹き込んだ人形兵を送り込み、地下迷宮を攻略してくるように仕向けるのでした。

 本作はWizardryのようなダンジョン探索型のRPGになります。地上の拠点でアイテムを購入したり、装備の強化を行って地下迷宮へ赴き、地図に記された目的の場所へ戦闘を行いながら向かいます。迷宮での戦闘や探索で手に入れた経験値、アイテム、マナを地表に持ち帰り、強化を図ります。戦闘のエンカウントはシンボルエンカウントとなっており、「BUSIN」の死神や「世界樹の迷宮」のf.o.e.のような明らかに同レベル帯に似つかわしくない強敵が徘徊していたりもします。

 戦闘陣形には5つの枠があり、その枠1つのことをカヴンと呼びます。カヴンには戦闘に直接参加するアタッカーと、戦闘には参加せずアタッカーの能力を補正するサポーターの役割があります。編成画面で個々のカヴンを構成する結魂書を選択し、その種類によって前衛と後衛の人数だったり、戦闘中に使用できるドナム(魔法みたいなもの)が異なってきます。所持している結魂書にも依りますが、1カヴンにつき最大で前衛3名、後衛5名の計8名が参加できます。
 旅団の陣形は5カヴンから構成されていますので、最大40名の人形兵が戦闘に参加できることになります。魔女ノ旅団という題が示す通り、戦闘へ参加できる人数は他のRPGと比べてかなり多めです。

 人形兵は人形の素体と魂の小瓶があれば、地表で上限数まで自由に制作することができます。職業となるファセットを中心に、キャラクタービジュアルや音声、性格、成長タイプやスタンス、初期の所持スキルなどを自分の好みで設定できます。ここで設定したパラメータは、特定の性格や特定のスタンスでないと配置できないといった結魂書の配置制限などに影響します。
 ステータスの表記に関しては、よく見かけるSTR、AGI、DEXなどは把握しやすいですが、ERS(エロス)のステータスなどは初見でどう機能するのか分かりづらいです。性的な品性に辟易する人もいるかもしれませんが、武器の二つ名など、本作では全般的に下ネタが差し込まれている印象でした。そんなエロスの在り方も「エロス溢れる結魂書」を手に入れると、その強さにエロス万歳、おっぱいテロル(スキル名です)最高、と印象は大きく変わりました。別に他意はないです。
 大きく取りあげはしないですが、他のRPGで見慣れない属性や状態異常表示も直感的には分かりづらかったです。

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=2600841924

 物語を押し進めるイベントは、地表と地下の両方で起こります。地図に記された目的位置まで進むと、地下の探索進捗報告のため一度地表に帰還するよう促されます。魔女に報告を行うことで、ドロニアやルカがルフラン市の人物達と交流して巻き起こっていく騒動を見ることができ、人形兵が地下で探索を行っている間に、地表でどのような出来事が起きたのかを知ることができます。
 登場人物は一癖も二癖もある者揃いなのですが、イベントではそれらのキャラクターがフルボイスで喋ります。テキストだけでなく、音声が含まれることでキャラクターは強烈に印象付けられます。なかでも私が推したいのは、弟子のルカ(CV:種﨑敦美さんという方だそう)です。ちょっとしたことで目を輝かせ、何かとあれば同じことを復唱するのですが、その言動がとってもKawaii。ドス黒い感情をたくさん見せつけられる本作において、ルカの存在は癒しであり、一服の清涼剤です。ルカを見ていると、好物であるおイモが食べたくなってくること、間違いナシです。
 人形兵達が地下迷宮の中で遭遇した出来事や見つけてくる事実は、地表の出来事と何ら関係性がないようなものばかりですが、それらが後半にさしかかってくるにつれて一気に収束していく描写は圧巻でした。二周目を行うのであれば、異なった見え方がするに違いありません。
 物語で補足しておくべき点としては、演出上強制的にゲームオーバーになる(Dead End)ことがあるのと、直接的な描写こそ避けられていますが女性や子供にも容赦ないので、人によっては気分を害するかもしれない場面がある点です。子供をげんこつで殴るわ、性暴力、男女両方の同性愛描写なども苦手な人がいるかもしれません。遊ぶのであれば覚悟して遊んでください。毒食わば皿まで。

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=2357140121

 地下迷宮は想定された進行ルートを辿ると、基本はオート戦闘で大丈夫なのですが、今の旅団よりちょっと強い敵が出てくるように程よく調整されている印象です。但し、物語上は別の迷宮へ向かうべきところを無視して下層へ向かい続けると、敵の強さが急激に強くなることがあります。最初の迷宮ですら、何度か再訪することになります。
 場合によっては、落とし穴に落ちないとたどり着けないフロアもあったりします。こうした迷宮の構造は古き良きダンジョンRPGを思わせて好感を覚えます。初回のアクセスこそ不便ですが、地表でマナを消費して冒険を便利にする魔女嘆願を行うことで、進行地点までのワープを行えるようになるので移動はそこまで面倒臭くないはずです。

 旅団を強化する方法はたくさんあります。強化は納得いくまで鍛え上げることができるようになっています。限界近くまで強化しなくてもクリア後のコンテンツも消化可能です。
 本作は装備品にコモン、レア、エピック、レジェンダリーのレアリティ区分があり、更に装飾語句としての二つ名(卑猥なる、禍々しい、神々しい、など)が付与されています。この仕様は敵からのドロップや宝箱からの取得どちらにも適用されます。
 これに加えて、拠点では錬金釜を用いて装備品の合成を行うことができ、1つの装備に対して最大8つまでの装備品を合成させて強化を行えます。合成後の補正パラメータは、合成前の装備品パラメータに依存しています。また、8つの装備品を消費して作成した合成品を更に8つ用意して、最強の一振りを目指すといったこともできます。
 人形兵そのものはレベル99でカンストしますが、その魂を次の人形素体に移すこと(魂移し)でレベルは1に戻りますがアニマクラリティが向上し、基礎パラメータの上昇やスキルの引継ぎなどが行えます。ファセットの所持スキルを見比べて、計画的に育成することで飛躍的な強化が見込めます。

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=2601991894

 迷宮ごとによってガラリと変わる曲調は、未知の迷宮を探索している雰囲気を盛り上げています。地表でのイベントにおいても日常感溢れる些細な出来事を描く際に使われている「Smile on Me」などの軽妙な音楽が続くなかで、「A the ha iluri da」や「Recollection」などのピアノ曲が流れると、これから描かれる話はなんだかいつもと違うぞと、場面転換の対比がうまく印象づけることができています。

 本作は実績のデザインもとても優れています。ゲームの進捗がほぼそのまま実績となっており、迷宮の新しい階層に踏み込むだけで実績が開きます。小難しい条件を満たす必要はなく、万人が遊びやすいように配慮されている点に好感を覚えました。RPGで進捗とは個別に実績を設けようとすると、アイテムを埋めるだとか戦闘回数を満たすだとか、90年代から変わらないような作業感を覚えるような実績ばかりが目につくため、そこを切ってきたゲームプランナーの感性を高く評価したいです。



 本作における惜しかった、分かりづらかった点は、主にUI周りです。多くのキャラクターを管理することになるので、簡易制御が行えるように工夫はされているのですが、インベントリは扱いづらかったです。最大40名のキャラが戦闘に参加し、直接戦闘に参加しないサポーターであっても装備品で向上した能力値がアタッカーの補正値に影響するので、強い装備や特定の能力値が高い装備を提供し続ける必要があります。そのとき、例えば先述したERSが高い装備をソートしたりすることができません。
 結魂書に付属するドナムの効果も、パッと知りたいときに知ることができません。結魂書を選択中にどのようなドナムが付属するかは分かりますが、個々の効果は実際に使用する場面にならないと補足説明が表示されない仕組みになっています。また、ドナムによるバフやデバフの持続時間(ターン数)は補足説明に表示されていますが、それを戦闘中にアイコンなどで視覚的に表示するような仕組みがないため、自身で数えていないと効果中なのか分かりません。そして、このバフ、デバフの有無がボス戦での戦果そのものに大きく影響します。



 私は本作をクリアするまでにPC環境を変更しており、2つのPCを跨いで遊んでいたのですが、私の環境ではただの一度もバグに遭遇することはありませんでした。
 地表と地下の行き来で物語が進むという仕組みに関しては、物語の続きが気になるのとワープにより進捗をすぐに戻せるので、全く苦になりませんでした。3DダンジョンRPGが苦手な人にとっても、探索を行う力強い動機となっているように思われます。初見では倒すことができない強敵との戦いも、しっかりと準備を行って、手に汗握る接戦を制したときに大きな達成感を覚えるはずです。
 キャラクターのビジュアルはカジュアルな印象だったので、そんなに感情移入することはないだろうとたかを括っていたのですが、いい意味で裏切られました。登場人物それぞれの内に秘めたる思いであったり、それをうまく吐露することができずに悩む様子などが丁寧に描かれており、そうした描写がキャラクターへの強い共感へ繋がっているのだと思います。物語の終焉も決してハッピーエンドとは言えないものですが、きっと貴方の感情を揺り動かすものとなっているでしょう。
Αναρτήθηκε 23 Φεβρουαρίου 2022. Τελευταία επεξεργασία 30 Απριλίου 2022.
Βρήκατε χρήσιμη αυτήν την κριτική; Ναι Όχι Αστεία Βραβείο
17 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική χρήσιμη
2 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική αστεία
108.6 ώρες συνολικά
インゲームにVer.表示がないため、初回クリア時のVer.は不明。初周は攻略情報を排して臨み、DLCを含めた寄り道をして約71時間でクリア。その後、3周半の末に全実績解除、所要時間は約108時間半。本稿ではバニラ(Mod適用なし)について取り扱います。ファイルサイズは約4.1GB。

Pros:
  • プレイヤーそのものに蓄積される経験値
  • 重厚な世界観
  • 個々の武器に用意された豊富なモーション
  • キャラクタービルドの幅広さ
  • 叙情的なサウンドトラック

Cons:
  • プレイ時間の大半が移動時間
  • フレームレートが低い
  • 解像度が低い
  • ターゲットのロックが外れやすい
  • 倒した敵の判定が残り続ける
  • 装備品のインベントリ管理が面倒

細やかなパラメータ調整に裏打ちされた面白さ

 ダクソの愛称で親しまれ、もはや説明の必要すらないほど有名となってしまったFromSoftware製の三人称視点アクションRPG。国内ではPS3で2011年9月に発売。2012年8月に海外Windows向けとしてPrepare To Die Editionが、2012年10月に前年9月に発売された本編にPrepare To Dieに含まれた追加要素を加えるDLCとしてArtorias of the Abyss(深淵歩きのアルトリウス)が配信されました。同10月25日に本編とDLCをセットにした国内パッケージ版がwith Artorias of the Abyssとして販売されています。

 with Artorias of the Abyssは発売時にはSteamに対応しておらず、Games for Windows Liveに対応していましたが、こちらは2014年に終了。海外版は終了に伴ってSteamへ統合されましたが、国内版は当初対応が行われませんでした。2016年8月に有志が署名を送ったことで、2017年1月に国内版もようやくSteamへの移管が行われました。

 私が本作を購入したのは2013年1月頃なのですが、Steamへのアクティベートを行ったのが2018年6月頃、実際に遊んでいたのは2020年の8月頃~9月頃です。いつか遊ぼうと思いながら、ずっと積んでいました。記載している内容と状況が変わっていましたら、悪しからずご了承くださいませ。

 ダークソウルは特徴の異なるエリアで構築されており、エリア間がシームレス(ロードが発生する場所も勿論あります)に繋がっています。装備を獲得しながら、要所にいるボスを撃破していくゲームになります。ボスの面々も豊かな個性があり、消耗した体力の状況によって戦闘方法が変わっていきます。そんなボス戦に耐え得るキャラクターの強化が重要となってくるわけです。

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=2193533410

 キャラクターを強化する方法としては、他のRPGと同じく経験値獲得によるレベルアップがあります。その他には、鉱石(楔石)による装備強化あるいはボスを倒して得られる特別なソウルを必要とする装備の進化があります。それに加えて、アクションにおける攻撃の間合いやタイミング、回避などの立ち回りに関しては、プレイヤー自身の成長(経験則)による強化が大きいのではないでしょうか。

 本作がとてもよく作り込まれている部分としては、キャラクターのステータスに表示されている各種パラメータがモーション(アニメーション)に反映されており、細部まで関連の調整が為されている点です。装備重量上限に対する重さの割合で変わるローリングの状態や、防具の強靭度に伴う仰け反り防止の度合い、装備品を装備するのに必要な持久力や筋力、個々の武器に設けられた攻撃属性や能力適性にモーション、これらを考慮して自分に合った戦い方を選ぶキャラクタービルドの自由度があります。

 これはPvP(対人戦)においても同様です。対人特化のビルドを作って徘徊している猛者もたくさんいらっしゃいました。リマスター版も発売されていますが、私がプレイしていた2020年当時に旧版の本作でも結構な頻度で対人戦に遭遇しました。その中にはローブ姿の二刀流で高速で短刀を振り回してくる方もいれば、超重装甲で近寄りがたい方、素っ裸に大剣を担いでいる変態さんなど、様々なファッションを拝めます。

 オンラインといえば、PvEの白霊として協力(Coop)してくれる方も同様にいらっしゃいました。周回時のオーンスタイン・スモウ戦で颯爽と現れ、怒涛の勢いで撃破して何も言わずに立ち去っていったベテラン冒険者さんには今も感謝の念が拭えません。あの去り方はスピードワゴンさんに通ずるものがあります。

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=2212023717

 FromSoftwareのゲームの特徴の一つに、フレーバーテキストだったり、NPCやオブジェクトの配置位置などから、暗にユーザーが読み解ける世界の作り方が挙げられます。手に入れた装備品に記載されたテキストで本作では行くことのできない土地の話が窺えたりしますし、序盤から冒険の拠点となる「火継ぎの祭祀場」にいるNPCが話を進めるたびにいなくなったり敵対したりします。NPCの一人一人に背景が用意されていて、それぞれの思惑で動いている感じがとても上手く表現されています。また、プレイヤーに友好なNPCがあっさりと死んじゃうのは、FromSoftwareのゲームではよくあることです。

 最終的な目的地は一つなのですが、先述のオンライン対戦を行うのにも特定NPCの派閥に属する(誓約する)必要があったり、プレイヤーに多くの選択を行わせます。その行動結果がゲーム内の反応としてしっかりと丁寧に準備されている点や、プレイヤーごとの異なった攻略方法(選択)によって唯一無二の体験を生んだ点などが、多くのプレイヤーの心を掴んだのだと思います。

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=2197809728


 しかし、そんな本作にも欠点が無い訳ではありません。今見ると流石にバニラの状態では解像度も低いですし、30fps上限なのも頂けません。これらは真っ先に環境系Mod適用の対象となりますが、それらを導入するノウハウが必要となります。

 またゲーム体験の中核に「反復による攻略法の確立」があるわけですが、幾らエリア間のショートカットが作れたり、操作の慣れによって敵の無視の仕方が上達して移動の難しさが緩和されるとしても、篝火からボスのいる場所までが今のゲーム基準で考えると遠いです。記憶の新しいうちに反復を行いたいのにわざわざ走っていく必要があり、移動が大変煩わしいです。ここは難しいというよりは、単に不便です。

 遊びやすさの点では、インベントリの管理も面倒です。後半になるにつれて多くの装備品を取り扱うようになるのですが、敵のドロップで同じ装備品を手に入れても個々の装備品として取り扱われます。色んな装備品を眺めてうっとりする方には問題ないのでしょうが、素早く目的の装備品に行き着けるUIになっているとありがたかったです。

 戦闘関連でも気になる点があります。それはターゲットのロックが外れやすいことです。三人称視点であることから、カメラはプレイヤーキャラの後方に存在することになります。敵の間合いから退くために距離を取ってもロックが外れますし、カメラの旋回速度が間に合わずロックが外れることもありました。一撃死がかかるような大事な場面でロックが外れ、敵を中心とした円状の旋回移動からフリー移動に変化して、事故死するなどイライラすることがあります。時折、倒した敵の死体がロックできてしまうこともあり、これも複数の敵を倒さないといけない場面で邪魔になります。また倒した敵のコリジョンに押し出されて落下死などもありました。



 重厚な世界観やしっとりと流れるサウンドは素晴らしく、硬派な印象を最後まで貫き通している点が好感を覚えます。キャラクタービルドやある程度の攻略順序もプレイヤーに委ねられているなど、取り得る選択の多いことがリプレイ性にも繋がっている好例です。本作は何度も繰り返しやられては、試行錯誤によって徐々に上手くなっていく、挑戦と報酬のサイクルを感じられる「ゲームらしいゲーム」と言えます。

 プレイ済みの方が多いとは思いますが、まだ未経験なら「本当にどうしたら状況を打破できるの?」状態からある一定の死亡回数を経て、活路が見えてくる感覚を是非とも味わって欲しいです。本作は、もう非売品および入手困難となっているみたいですので、Remaster版を代わりにお勧めいたします。
Αναρτήθηκε 19 Φεβρουαρίου 2022. Τελευταία επεξεργασία 19 Φεβρουαρίου 2022.
Βρήκατε χρήσιμη αυτήν την κριτική; Ναι Όχι Αστεία Βραβείο
28 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική χρήσιμη
1 άτομο βρήκε αυτήν την κριτική αστεία
23.8 ώρες συνολικά
Ver.1.0.0にてサブクエストを消化しつつ進行して、約20時間で初回クリア。同Ver.で取り逃した闘技場の実績を獲得し、初回クリアの約3分後に全実績解除。エンディング後に解禁される全コンテンツの消化に3時間、計23時間程度のボリューム(経験値3倍のDLCを適用してのプレイ)となっています。ローカルファイルのファイルサイズは約1.3GB。全編Xbox360コントローラーを使用してのプレイになります。

Pros:
  • キャラクターの強化手段が豊富
  • 重々しくならない物語
  • ランダムエンカウント率を制御できる
  • 高速の戦闘処理
  • 取り逃した要素の明示
  • インゲームヘルプが充実

Cons:
  • イベント演出の情緒に欠ける

RPG疲れしている人ほどサックサクでプレイして欲しい

 KEMCOの複数制作ラインのうち、Exe-Createが手掛けたRPG。マルチプラットフォーム展開して販売されており、スマホ版は610円、家庭用版およびPC版は1320円で価格統一されています。

 早くに両親を亡くし、幼いながらも一人で生きてきた少女。早く大人扱いして欲しくて、「子供扱いしないでください!」と時には頬を膨らませて。そんな子が仲間の窮地を救うために自らを魔剣になることに身を捧げ、その力との引き換えに徐々に人間らしさを失っていきます。どうにかして彼女を元の状態に戻してあげたいと躍起になる一行を描いているのが本作となります。

 字面だけを追うと悲壮感の漂う状況ではありますが、お話全体はそこまで重々しく感じませんでした。というのも、キャラクター同士の掛け合いはコミカルに描かれている場面が多く、全体の2/3以上はそうしたコミカルな描写によって構成されていたためです。

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 前述のような構成面で救われている面と、イベント演出の仕方で半ばそうした感情が切られてしまっている状況もあります。悲しい出来事のイベントが発生して悲しそうなBGMが流れているにもかかわらず、フェードやウェイトを挟んで一旦プレイヤーの感情を吸収せぬままに、急な場面転換を行って直後にけたたましいBGMが流れる演出が多々見られる点です。

 本作にはランダムエンカウントが用いられており、戦闘では前衛、中衛、後衛の3列×上下2行の計6マスの配置要素があります。敵も同様で、利用するスキルの効果範囲などに影響します。戦闘は敵味方の素早さ(SPD)を基準に行動順が変化するターン制になっています。戦闘中は3倍速で動作させることができ、快適に遊ぶことができました。

 キャラクターの成長には色々な要素があります。経験値を溜めてレベルアップする以外にもイベントによる魔剣の強化、武具に付与されているパッシブスキルの選定、武具同士の合成による強化、ペットの強化など。スマホ版の課金要素であったと思われる輝光石の消費による永続的な強化などもあり、強くしたい人は納得いくまで強化させることが可能です。

 武具に付与されているスキルのうち、アルスノトリア、シューティンハンマー、テラホーミング、岩GUNバスターあたりは性能が他のものと比較して頭一つ飛び抜けているので、初期に手に入るとその後はかなり有利に進められるかもしれません。また0時にリセットされる1日1回のルーレットによるポラリス賞は23時間のプレイで1回しか引いたことがありません。

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 本作の実績はゲームの進行度の他に、歩数、宝箱の回収数、敵の討伐数、武具合成の回数、サブクエストの達成個数、闘技場の制覇数などで構成されています。KEMCO販売のRPGは、「単純なカウント系の実績」が多く冗長になりがち(途中で面倒臭くなってくる)ですが、本作は普通に遊んで消化できる程度の回数に留まっており、気持ちよく遊び切ることができると思います。未取得のイベントや宝箱などもメニューやアイテム使用により、明示することができるので良心的です。

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 ユーザ体験面での配慮として本作が行っている実装として、ランダムエンカウント率の制御やインゲームヘルプなどが挙げられます。前者はダンジョンなどに配置されている「引き寄せ魔筒」を見つけるたびに、そのダンジョン内のエンカウント率を調整できるようになります。後者はステータス異常の効果などゲーム内の仕様が気になった時に調べられるので大変有益です。



 DLCを用いずとも輝光石によって引き寄せ魔筒の固定戦闘における経験値倍率は変更できますが、3倍の経験値獲得を利用しない場合はそれなりに経験値稼ぎが必要だったかもしれません。スマホ版とマネタイズモデルの異なる買い切り版には、経験値3倍を標準装備として用意しておいて欲しい(使いたくない人は使わない)です。

 スマホ版でも展開されているため、クリア時間はスマホバッテリーを考慮したものになっているのかなと思います。拘束時間が長くてRPGを敬遠していましたが、戦闘もお話もサックサクで快適にあそぶことができました。特に武具合成による強化でパッシブとスキルの組み合わせを考慮して、私の考える最強の武器が完成し、ソードバーストでボスを1ターンキルできるとエンドルフィンが分泌されました。サクッと遊べるRPGを探している人にオススメ。
Αναρτήθηκε 19 Φεβρουαρίου 2022. Τελευταία επεξεργασία 19 Φεβρουαρίου 2022.
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14.0 ώρες συνολικά
インゲームにVer.表示なし。SSを撮影しながらのんびりと遊んで初周クリアは約10時間。全実績解除まで約14時間。ファイルサイズは約20GB。シリーズ旧作はPCで全てプレイ済みです。

Pros:
  • 景色を含めたビジュアルが綺麗
  • 無双できてしまうNANOスーツでの戦闘
  • 動作は軽量

Cons:
  • 時折クラッシュする

おかえりなさい、倉石さん

 フィリピン海の孤島であるリンシャン島を北朝鮮軍が占拠し、米国の考古学調査チームが消息不明となります。救難信号を受信した米国の特殊部隊ラプターチームは最新鋭の戦闘装備であるNANOスーツを装着し、島の上空からHalo降下を行います。降下開始直後に謎の飛来物と遭遇し、チームはバラバラに島へ降り立つことになります。そこで北朝鮮軍の仕業とは思えない、人智を超えた事態に遭遇していくことに。

 2007年に発売されたCrysisは当時のグラフィックス水準から頭3つか4つは飛び抜けていて、時代の先を進んでいる感じが凄かったです。当時のハイエンドグラフィックスカードでもまともに動作しないぐらいの振りきれ方がマキシマムに恰好良かったのです。購入したときに付随してきたSandbox Editorも高品質なCrysisのアセットを弄り倒せるとあって衝撃的でした。Editorの使い方がよく分かっていなかったのですが、ジャングルの中に岩を生やしたのは覚えています。Crysisはキャンペーンとマルチプレイが付属したFPSで、リマスターにあたってマルチプレイは除外されています。

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 Crysisの魅力といえばNANOスーツによる戦闘の爽快感があります。本作のAIは超人的な知覚能力があるので、遠方からの攻撃に対しても固定台座辺りから怒涛の制圧射撃を行ってきたりします。そんな銃弾の嵐を浴びても生存できる耐久性や、一気に高所を取れる跳躍力、瞬間的な加速、そして透明になって周囲の環境に溶け込む能力をスーツはもたらしてくれます。FPSに苦手意識を持っている人でも、対人ではないので自分のペースで遊べますし、スーツの力でAI兵士をボコれるので安心です。

https://steamproxy.net/sharedfiles/filedetails/?id=2605122934

 前半の対北朝鮮との戦闘では目的地へのアクセス方法の自由度が高いのも魅力です。透明になって哨戒中の敵兵より高所を陣取り、伐採された木材を叩き落としたりできます。ひたすら水の中を潜って泳ぎ、反対側の岸に渡ることだってできます。こっそり隠れてステルスしながら確実に仕留めていくもよし、高機動戦闘車両に乗ってランボースタイルで敵陣を突っ切ることもできます。

 リマスター版では当時の衝撃ほどはありませんが、グラフィックスは綺麗です。オリジナル版をプレイしたときはもっと陰影がはっきりしていた印象があります。テクスチャーの一部は最適化に伴って綺麗になっている部分もあれば、粗くなっている部分もあります。水の透過度が上がって水面の反射が綺麗になっている一方、水中の表現は以前よりも安上がりに見えます。全体的に遠景のフォグは青みがかっていて、淡い印象を受けました。物理による破壊表現などに関しても、ヤシの木を細切れにできる度合いが少なくなっている感じがしました。


 そうした移植に関する細かな違いはあるものの、遊びの弊害になる程度ではありません。むしろチャプター遷移におけるクラッシュの方が気になります。折角クリアしても時間が巻き戻ってしまうことの方が深刻な問題です。

 尚、操作面においてデフォルトは2以降の別のスーツメニューとの併用が可能なハイブリッド版になっていますが、オリジナル版と同様のマキシマムストレングスを利用するにはクラシックスーツメニューをアクティブにする必要があります。



 このリマスター版は色んなところで一長一短ありますので、マキシマムな移植ではありません。ですが、動作は軽快になっていますし、今遊んでも十分楽しめる内容です。FPSの対人要素が苦手と思っている方には、マルチプレイが存在しないのでゆっくり遊んで頂きたいです。実績取得も困ったらクロークしておけばいいので、FPS系としては簡単です。実績大好きな人にもオススメ!
Αναρτήθηκε 6 Φεβρουαρίου 2022.
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6.6 ώρες συνολικά
インゲームにVer.表示なし。初回のクリア所要時間は3.8時間。全実績解除まで約6時間半。ファイルサイズは約18GB。

Pros:
  • SS映えするグラフィックス
  • ミスによるゲームオーバーが存在しない
  • 独特の世界観
  • 不穏な状況を増長するBGM

Cons:
  • 移動速度が遅い
  • 余韻を台無しにする実績
  • 操作による淡白な反応

世界観やスクリーンショット好きのための観賞用としてはアリ

 第二次世界大戦が終結せずに核戦争によって荒廃したポーランドが舞台。地下壕で母と暮らしていたSzymon(シモン)は、母の死後に荒れ地を彷徨っていた際にナチスの巨大なbunker(掩体壕)を発見する。母が所持していた写真に写る男性を探していた折、Ewa(エヴァ)という女性に通信機越しに接触される。

 主観視点で移動するアドベンチャーゲームで進行は一方通行、チャプターが進行すると後戻りはできない作りになっています。核戦争で崩壊した地表に対して、地下には現代科学から見るとアナログで少し古びたボタン式のインターフェースながらも独特の進化を遂げたナチスのテクノロジーであったり、スラヴ神話に関する信仰の名残りが見受けられます。こうした固有の世界観には惹き付けられるものがあり、あたかもそれらが実在するかのようなグラフィックスには目を見張るものがあります。

 誰もいない施設やよく分からない機械が無機質に動作し続ける環境音、不気味なBGMは雰囲気を醸し出すのに十分な役割を果たしています。不安が募る状況で、孤独感を感じ始めた頃合いのプレイヤーやSzymonに突如正体不明の女性から投げかけられる声は、作中で唯一気を紛らわせてくれる存在として印象深く残ります。


 しかし、本作をゲームとして捉えた場合に、惜しまれる点が幾つも浮かんできます。

 まず一つ目はSyzmonの歩行速度が遅いことです。少年の歩幅に合わせたのかもしれませんが、世界への探求心よりも移動のもどかしさが勝ってしまっています。目に見える距離に対してかかる時間が長過ぎます。Syzmonぐらいの年齢の少年の方が、大の大人よりも機敏に動ける気がします。

 作中では色んな装置やオブジェクトを対象として操作します。操作を行うことでの反応は得られるのですが、それらが場面を進めるためのただの手続きになってしまっている点が否めません。この装置を動かさなかったら、どうなってしまうんだろうといった試行は行えず、場面を進めるために必ず操作することになります。総当たりの試行が許されているので、誰でも結末に向けて歩める利点はあります。ですが、全体的に世界からの反応が微弱なのです。

 包み隠さずに言うと、本作の最後には究極の選択とでも呼ぶべき分岐が存在します。エンディングは2種類なのですが、直前の選択肢の答え方によって得られる実績だけが異なります。本作はオートセーブで、かつエンディングを見ると自動でセーブデータが消失する作りとなっています。
 実績が設けられていることで別のエンディングが存在することを知らせ、リプレイを促す作りとなっていることを想定したのかもしれません。ただ先ほども述べたように本作は手続き型のゲーム進行となっており、一箇所を除けば二度目のプレイは「全く同じことの繰り返し」になります。
 それだけのために移動速度が煩わしい3時間を過ごすでしょうか。エンディング直前でセーブデータをバックアップしておき、クラウドとの同期を切った状態で全パターンを確認する方が手っ取り早いはずです。最後の場面に複数の実績を設けたために、最も感情を動かされる場面に作業感を生ませてしまい、却って自らの選択によって生じる余韻を損なわせているように思えました。



 ゲームはプレイスキルによってエンディング到達への可否が分かれますが、本作はプレイスキルに依存しないタイプのものです。そういった点では万人にオススメできるかもしれません。ですが、ゲーム全篇における抑揚が薄く、周囲の雰囲気に酔えるタイプのプレイヤーでない限りはオススメできません。リプレイ性も高くないため、余韻を残したまま1回で遊び切れる作りの方が本作の在り方としてより良い選択だったように思います。
Αναρτήθηκε 6 Φεβρουαρίου 2022. Τελευταία επεξεργασία 6 Φεβρουαρίου 2022.
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17 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική χρήσιμη
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1.3 ώρες συνολικά
インゲームにVer.表記なし。パッチノートの記述より初回クリアVer.は1.01、クリア所要時間は30分ほど。全実績解除まで1時間強。ファイルサイズは約4.7GB。

Pros:
  • 綺麗な景色に彩られたビジュアル
  • 無料
  • コンパクトなボリューム
  • 納得のいく操作感
  • デスペナルティが存在しない

Cons:
  • 感情移入する間もなく終わる
  • キーボードのキーバインドが操作しづらい
  • 復帰地点におかしいところがある

水を操るティーンエイジャーが村人を引き連れて大聖堂目指します

 村の女祭司としてティーンエイジャーでありながらも皆からの信頼も厚いAelisが選ばれました。彼女は水を操る力を持っています。彼女が祭司に選ばれたそんな折、空は暗く淀み、大きな渦が現れました。村の最長老であり、Aelisの祖母にあたるAlmaの導きに従い、かつての災厄を耐えた大聖堂へ向かい村人を引き連れての旅が始まります。

 セルルックなキャラクターと淡い色彩ながらも陰影の濃淡によるコントラストがとても美しく、無料ゲームながらも高いビジュアル品質を伴っています。切り立った崖の合間を駆け抜けて広がる景観の見せ方や、水や空の青と自然の緑の対比が美しいです。

 アクションパートではAelisの水を操る力を使って、植物を伸ばして足場を作ったり、水面を滑るように移動することで活路を切り拓いていきます。一部足場に飛び乗るところでは位置補正が入るものの、Aelisのアクションは滑らかで操作感には優れていました。残念だったのはデフォルトのキーバインドだと、キーボード操作が行いづらかった点です。変更しようにも何故か私の環境ではAWSDによる移動に変更できなかったので、諦めてコントローラー操作にしました。コントローラー操作では特に不自由を感じることはありませんでした。

 アクションパートにはパズル要素も含まれています。植物を伸ばす場面では、伸ばす対象の植物を見て伸ばす方向へ操作を行う必要がありますが、自然と直感的に行える無理のないものになっていました。起点となる植物が見えづらく隠されていて初見では分かりにくいと感じましたが、パズル自体そこまで数が無いのでこんなものなのかもしれません。
 パズルの場面によっては画面下部が奈落となっており、暗転後に最寄りの足場から復帰するようになっています。ミスした直後にペナルティなく即リトライできるのは大変ありがたい仕様ですが、パズルの解法が分からずにぴょんぴょんと何度も奈落へ飛び降りていると、行きたかった先に復帰することがありました。この辺りは力押しで進めちゃうのはありがたい反面、自分で解法を導きたいプレイヤーにとっては面食らうかもしれません。

 アクションパートの合間には会話シーンのアドベンチャーパートがあります。登場人物が少ないので村人との関係性はそれほど深掘りされてはいませんが、主要な人物の関係性が掴める内容となっています。ただ、如何せんゲームのボリュームが少ないので、「とある出来事」に対する感情の描写が行われていてもプレイヤーは感情移入できぬまま、呆気に取られているような気がします。



 ステージはたったの2つ、1周30分ほどで終わるため、短時間で遊ぶゲームを求めている方にぴったりです。ゲームの実績に関してもステージ内に配置されている祭壇を見つけるだけというシンプルなものなので、実績大好きな方にもオススメです。そして何より無料なので、3Dゲームだと酔っちゃうというような理由がないのであれば、一度お試し頂ければと思います。日本語には現状未対応ですが、たぶんフィーリングでなんとなく分かります。

 苦難の旅だけど、お婆ちゃんと二人だけなら水要らずなのにね、なんちゃって……。
Αναρτήθηκε 1 Φεβρουαρίου 2022.
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14 άτομα βρήκαν αυτήν την κριτική χρήσιμη
25.6 ώρες συνολικά
インゲームにVer.表記なし。初回のクリア所要時間は記録し忘れていました。全実績解除まで約23時間。ファイルサイズは約160MB。

Pros:
  • レトロゲーム調のビジュアル
  • 軽快な操作感
  • 攻撃予兆での見切り
  • コンボを繋げるのが楽しい
  • ノスタルジックなサウンド

Cons:
  • オンラインの協力プレイで同期がズレる

得点倍率を上げてお尻と股間を回す協力アクション

 カナダのTribute Gamesが制作した1画面固定のアクションゲーム。1ステージは10Waveから構成されており、各Waveで規定数の魔物を倒すと次のWaveへ進めます。10Wave全ての魔物を撃退するとボスが登場し、ボスを撃破してステージクリアとなります。

 賞金稼ぎのLeaとLeoは魔法使いの王に呪いをかけられてしまい、向かう先々で魔物の群れに襲われてしまう。制限時間以内に魔物を倒せないと死神そのものがやって来てしまうように。この呪いを解くには生命の霊薬を作るしかない。

 16bit時代のゲーム機を彷彿とさせるようなビジュアルとチップチューンのような耳に残るサウンドは、在りし日を思い起こさせてこの手のレトロ調のゲームが好きな人には刺さると思います。ミスしてゲームオーバーとなるとステージの最初からプレイとなるのも同様。そうした古さを前面に出した作りではあるのに、ローカルとオンライン、両方の協力プレイに対応しているのも心憎い配慮。

 キャラクターの挙動は非常に軽快で操作感に優れています。落下が速いのと攻撃判定が短いところや攻撃後の硬直時間が少し長めであること等、操作に慣れるまでは接触による被弾をしがち。ただ、そうした間合いの狭さも習熟によって慣れてくると気にならなくなり、プレイヤー自身の成長を実感できます。ステージの最期に控えるボス戦も同様で、初見での撃破は難しくとも繰り返し行っていると攻撃の予兆が分かり回避ができるようになっていきます。

 画面内の敵を一定時間内に連続で倒していき、コンボを繋げていくことで徐々に獲得できるスコアが高くなっていきます。このときはスコアボーナスとなるアイテムは勿論、ライフ満タン時にライフ回復アイテムを使用したときのスコアなどにも補正が上乗せされます。
 そして極めつけがアピール操作。Leaであればお尻を、Leoであれば股間をぐりぐり回転させられますが、この行動にもスコア補正がかかります。いかにお尻と股間を回転させられるか、これがハイスコアを狙う上でとても大事な要素となってきます。協力プレイでお友達と一緒にアピールしたときの一体感は、きっと更なる友情を育んでくれるでしょう。


 このゲームで気になったところとしては、オンライン協力プレイ時に同期がズレることです。お友達と一緒に遊んでいるときに、敵のいない空間でお友達がジャンプキックをし始めたら、怪しいと疑いましょう。協力プレイではどちらか片方が実績の解除条件を満たすと、参加している両プレイヤーの実績を解除できます。そうした特性からオンライン協力で200ヒットコンボを目指そうとすると、よくこの同期ズレに遭遇するかと思います。



 安価でありながらもしっかりとキャラクターを動かせている操作の実感であったり、プレイヤー自身が上手くなっていることを感じられる良質のゲームだと思います。アクションゲームに自信がある方や、少しレトロアーケードチックなゲームが好きな方、手応えのあるゲームでの実績取得が好きな方、お友達と一緒に遊ぶゲームを探している方に最適です。
Αναρτήθηκε 4 Ιανουαρίου 2022.
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